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TBM、京丹後市、経済・社会・環境が好循環する、持続可能なまちづくりとSDGsに貢献する包括連携協定を締結

PR TIMES / 2021年4月19日 17時45分

脱炭素、プラスチック資源循環社会に向けたモデルを目指す

株式会社TBM(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:山崎敦義、以下TBM)は、京都府京丹後市(京都府京丹後市、市長:中山泰、以下京丹後市)と、将来にわたる環境負荷を軽減させるマテリアルリサイクル*の推進を通じた持続可能な資源循環社会のモデルを目指すとともに、TBMが保有する技術を活用したビジネスマッチングや新事業の創出並びに企業立地など、企業活動の充実・活性化により、京丹後市の経済・社会・環境が好循環する持続可能なまちづくりとSDGs(持続可能な開発目標)に貢献することを目的とする包括連携協定を締結したことを発表致します。
*マテリアルリサイクルとは、使用済み製品や生産工程から出るごみなどを回収し、利用しやすいように処理して、新しい製品の材料もしくは原料として使うこと。



[画像: https://prtimes.jp/i/16815/163/resize/d16815-163-249699-0.png ]

調印式より。左から、山崎敦義(株式会社TBM 代表取締役 CEO)、中山泰(京丹後市長)※敬称略

■背景
急速に進む海洋プラスチック問題やSDGsへの貢献など、企業や自治体による環境・社会問題への対応が求められています。世界では資源循環の視点からマテリアルリサイクルが重要視されています。また、有害廃棄物の定義や輸出入を規定する国際条約「バーゼル条約」により、自国内でのリサイクル等による資源循環の必要性が高まっており、欧州においても、欧州委員会が2030年までに使い捨てのプラスチック包装を域内で無くし、すべてを再利用または素材としてリサイクルすることを目指す目標を打ち出したことで、繰り返しリサイクル可能な素材への転換が加速しています。国内においても、循環型社会形成推進基本法に基づき「プラスチック資源循環戦略」が発表され、2030 年までにプラスチックの再生利用を倍増、2035 年までに使用済プラスチックを100%有効利用することがマイルストーンとなっており、各自治体、企業、大学などがパートナーシップを組むことで新たな資源循環モデルが誕生しています。

■概要
TBMは、使用済みプラスチック製品や石灰石を主原料とするLIMEX(ライメックス) 製品を再び資源として活用する新たなブランド「CirculeX」を 2020年7月に立ち上げました。世界全体で高まる再生材料やプラスチック代替素材へのニーズに応えるべく、CirculeXを資源循環を促進する素材としてCirculeXごみ袋をはじめ、幅広い領域での製品開発を目指すと共に、原材料となる使用済みプラスチックの回収・運搬・選別・製品化に携わるパートナーと協同することで、サーキュラーエコノミーの実現への貢献を目指しております。
また、使用済みのプラスチック製品や LIMEX 製品の回収を促進する「CirculeXアプリ」のサービスを2021年1月より開始しました。消費者の皆様は回収拠点にてアプリを通じて「ごみ」を「CirculeXポイント」と交換することができ、TBM が運用する EC サイト「ZAIMA」や社会貢献団体への寄付として使用することが可能です。
京丹後市は、京都府北部の丹後半島に位置し、豊かで美しい自然環境を守るべく、「第2期京丹後市環境基本計画」を策定しました。本計画は、自然・生活環境の変化を受け入れ適応していくことの意識の醸成と、環境・社会・経済それぞれの分野別課題を統合的に解決していく市民社会を実現するための基本的な方向を示すものです。
本締結は、TBMの知見や技術を活用することで、京丹後市の目指す持続可能な資源循環社会のモデルを社会実装することを目的として両者で情報交換、協議を行い、下記に掲げる事項について連携、協力して取り組みます。

(1) プラスチック資源の循環や再生利用に関すること
(2) バイオマス製品の普及推進、脱炭素型ライフスタイルの醸成に関すること
(3) ビジネスマッチングや新事業の創出並びに企業立地に関すること
(4) SDGs未来都市参画団体との連携に関すること
(5) その他本協定の目的を達成するために京丹後市及びTBMが必要と認めること

■ LIMEX(ライメックス)とは
LIMEXは、炭酸カルシウムなど無機物を50%以上含む、無機フィラー分散系の複合素材です。世界40ヶ国以上で特許を取得しており、日本の優れた技術として、UNIDO(国際連合工業開発機関)のサステナブル技術普及プラットフォームに登録されています。プラスチックや紙の代替製品を製造する際に使用する石油や水や森林資源など枯渇リスクの高い資源の保全に貢献することが可能です。

<LIMEXの特徴>
・主原料となる石灰石は、資源輸入国である日本においても自給率100%、地球上に非常に豊富に存在する資源です
・石灰石は一般的なプラスチック(PP)と比較して同体積の焼却時にCO2を約58%排出削減出来るため、プラスチック代替素材の主原料として石灰石を用いることで石油由来プラスチックの使用量を抑え(リデュース)、焼却時のCO2排出量を削減できます・ライフサイクルアセスメント(LCA)という科学的分析手法を用いて、製品のライフサイクルにおける環境影響を算定し、素材開発に活用しています

■CirculeX(サーキュレックス)とは
TBM は、使用済みプラスチック製品やLIMEX製品を再び資源として活用する新たなブランド「CirculeX」を2020年7月に立ち上げました。CirculeX は、再生材料を50%以上含む素材です。世界全体で高まる再生材料やプラスチック代替素材へのニーズに応えるべく、CirculeX を資源循環を促進する素材として幅広い領域での製品開発を目指し、国内外に展開してまいります。また、使用済みのプラスチック製品やLIMEX製品の回収を促進する「CirculeXアプリ」のサービスを2021年1月より開始しました。消費者の皆様は回収拠点にてアプリを通じて「ごみ」を「CirculeX ポイント」と交換することができ、TBMが運用するECサイト「ZAIMA」や社会貢献団体への寄付として使用することが可能です。

■ 株式会社TBM
代表取締役CEO :山崎 敦義
本社 :東京都中央区銀座 2-7-17-6F
設立 :2011 年
資本金 :154億 2,993万円(資本準備金含む)/ 2021 年 4月時点
事業内容 :LIMEX 及び LIMEX 製品の開発・製造・販売URL :https://tb-m.com/


2013年 経済産業省のイノベーション拠点立地推進事業「先端技術実証・評価設備整備費等補助金」に採択
2014年 国内特許を取得し、現在、日中米欧を含む40か国以上で登録。その他100件以上の特許出願を実施
2015年 宮城県白石市に年産 6,000 トンの LIMEX を製造する第一プラントを建設
2015年 経済産業省の「津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金(製造業等立地支援事業)」に採択
2016年 米国シリコンバレーの「Plug and Play」で初の 『世の中に最も社会的影響を与える企業ソーシャルインパクトアワード』を受賞
2018年 COP24(第24回国連気候変動枠組条約締約国会議)に日本政府代表団として参加
2019年 軽井沢で開催された「G20イノベーション展」に出展。G20大阪サミット2019の会場での運営品としてLIMEX製品が採用
2019年 中国・河南省、モンゴルでのLIMEX事業化に向けた基本合意を締結
2019年 代表取締役 CEOの山崎敦義が、「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2019 ジャパン」Exceptional Growth 部門「大賞」を受賞
2020年 使用済みプラスチックなどの再生材料を50%以上含む素材「CirculeX(サーキュレックス)」を発表
2020年 100%再生可能エネルギーの電力を LIMEX の生産拠点に導入
2020 年 BtoC 向けの EC 事業「ZAIMA」を開始
2021年 宮城県多賀城市に年産23,000 トンの LIMEXを製造する第二プラントを建設

*本リリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
*本リリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

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