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栄研化学、東ソーと生化学・免疫搬送システムの販売に関する協業を開始

PR TIMES / 2024年8月21日 18時40分

 株式会社日立ハイテク(以下、日立ハイテク)は、このたび、栄研化学株式会社(以下、栄研化学)および東ソー株式会社(以下、東ソー)と、国内臨床検査市場において、生化学・免疫搬送システム「IF-システム(以下、本システム)」の販売に関する協業を開始します。本システムは、特定機能病院をはじめ、衛生検査所など臨床検査の現場で幅広く活用されている生化学分析装置、免疫分析装置を前処理装置と接続した生化学・免疫統合自動分析システムです。



 
[画像: https://prtimes.jp/i/49375/163/resize/d49375-163-64939946e56a7f196849-0.jpg ]


 近年、医療法改正やISO 15189の認定により、臨床検査技師の業務範囲が拡大しており、検査業務の負担軽減が強く求められています。特に、血液中の成分分析により健康状態の把握に用いられる生化学的検査と、血液中のウイルスや腫瘍マーカーなどの定量により各種疾患の診断に用いられる免疫血清学的検査は、共通の血清検体を用いるため各装置への検体移送の自動化は検査業務の負担軽減に効果的です。

 本システムは、栄研化学が取り扱う生化学的検査用診断薬が搭載可能な生化学分析装置「LABOSPECTシリーズ(日立ハイテク製)」、全自動化学発光酵素免疫測定装置「AIA-CLシリーズ(東ソー製)」を搬送ラインによって検体前処理分注装置「LabFLEX2600G(日立ハイテク製)」と接続した生化学・免疫統合自動分析システムであり、各装置への一連の検体移送を検体前処理から測定完了までを効率的に自動化することで検査業務の負担を軽減します。さらに、装置から得た情報を一元管理するISO 15189/改正医療法 業務支援システム「LaboQ(日立ハイテク製)」を組み合わせ、3社の販売網を活用することで、多様な検査室への柔軟なレイアウト提案による省スペースでの設置の実現、業務支援システムによる管理業務の質と効率の向上をより多くのお客さまに提供し、臨床検査技師の働き方改革に貢献します。

 日立ハイテクは、「Innovating Healthcare, Embracing the Future」をヘルスケア事業のパーパスとして掲げ、体外診断の高品質・高機能化、放射線治療の低侵襲化など医療全体の最適化を支えるヘルスケア・イノベーションの創生に取り組んでいます。今後も、患者一人ひとりに寄り添った医療の提供をサポートすることで、世界の人々の QoL(Quality of Life)向上に貢献していきます。

■日立ハイテクについて
 日立ハイテクは、医用分析装置、バイオ関連製品、放射線治療システム、半導体製造装置、分析機器、解析装置などの製造・販売に加え、モビリティ、コネクテッド、環境・エネルギーなどの産業分野における高付加価値ソリューションの提供を通して、幅広い事業領域においてグローバルな事業展開を行っています(2024年3月期日立ハイテクグループ連結売上収益は6,704億円)。強みである「見る・測る・分析する」というコア技術をベースに、事業を通してさまざまな社会課題解決および持続可能な社会の実現に貢献していきます。
 詳しくは、日立ハイテクのウェブサイト(https://www.hitachi-hightech.com/jp/ja/ )をご覧ください。

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