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【生活クラブ生協・埼玉】今はゴミ焼却炉からダイオキシンが減っているはずなのに…! 松葉による大気調査報告会を開催します

PR TIMES / 2015年5月11日 12時27分

生活クラブ生協(埼玉)寄居支部・小川支部が「見えない空気の影響は?」と題して大気調査報告会を開催します。
この調査は、生活クラブ寄居支部・小川支部が参加している「松葉による大気調査実行委員会」が、昨年秋、ゴミ処理施設「彩の国資源循環工場」周辺の松葉を採取し「市民参加による松葉ダイオキシン調査実行委員会」事務局の(株)環境総合研究所に分析を依頼し、毎年行っているものです。
日本ではすでに環境基準を下回っている大気中のダイオキシン濃度、水銀濃度ですが、この松葉調査の全国結果では、ここ数年ワースト1位となっています。
この調査報告会を6月7日(日)13:30~ 寄居町中央公民館 会議室Cにて、分析機関顧問の池田こみち氏を招聘して開催します。
このような大気中の有害物質が、呼吸器を通して脳神経等へ与える影響についてもお伝えします。

埼玉県所沢のゴミ焼却炉からダイオキシン類による大気汚染が問題となったのは約20年前のことです。その後、全国のゴミ焼却炉が改修され、ゴミ処理広域化、焼却温度高温化により、大気中のダイオキシン類は環境基準を下回り、さらに毎年減少しています。
その当時から全国の市民団体では、松葉による大気調査を実施し、大気環境を監視しています。

埼玉県寄居町と小川町の境にあるゴミ処理施設「彩の国資源循環工場」が稼働したのは2006年。生活クラブ生協(埼玉)寄居支部・小川支部は、地域の市民団体とともに「松葉による大気調査実行委員会」を結成し、「市民参加による松葉ダイオキシン調査実行委員会」事務局の(株)環境総合研究所に分析を依頼し、この「彩の国資源循環工場」周辺の大気について毎年調査しています。
埼玉県の公の調査では、ダイオキシン類は基準値以内となっていますが、このたびの昨年度の松葉による大気調査結果によると、残念ながらダイオキシン類、水銀がここ数年ワースト1位の座をキープしており、大気濃度に換算すると公の調査での全国平均の約10倍となっています。
この結果を踏まえ、生活クラブ生協(埼玉)寄居支部・小川支部では、調査結果報告会を開催します。

大気中に浮遊しているこれらの有害物質が、どのようにわたしたちの健康に影響するのか、アレルギーや発達障害などとの関連、呼吸によって肺から直接血液に乗り、脳に影響を与えるしくみを解説します。
昨年の報告会では、隣接地区にお住まいの参加者から以下のような発言がありました。「私の妻は、今肺がんと診断され入院中です。夜になると風向きが変わり、循環工場の方から風が吹いてきます。匂いもあり息苦しくて家にはいられなくなります。車で遠くへ逃げています。」
松葉による大気調査はこの工場の稼働前から続けていますが、稼働前と比べて稼働後はダイオキシンや水銀の値が悪くなっています。このような近隣にお住まいの方からの話を伺うと、健康調査が必要ではないかと考えています。

『見えない空気の影響は?』松葉による大気調査報告会
日時:2015年6月7日(日)13:00~15:30
会場:寄居町中央公民館 会議室C
 寄居駅(東武東上線・秩父鉄道・JR八高線)北口徒歩約1分 
講師:池田こみち氏 (株)環境総合研究所 顧問
参加費:200円(資料代)
託児あり:託児申込は5月22日まで 500円/1人
主催:生活クラブ生活協同組合(埼玉) 寄居支部・小川支部
協力:松葉による大気調査実行委員会
後援:寄居町・小川町教育委員会

託児申し込み・お問い合わせは
TEL 048-525-6051 / FAX 048-525-6858 
〒360-0012 熊谷市上之781-1 生活クラブ熊谷センター(担当:大橋)

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