武蔵野市とあいらいふ、相互連携により高齢者の健康増進に関する課題に対応
PR TIMES / 2025年2月5日 16時0分
~経済産業省「地域におけるヘルスケア産業推進事業」を通じて連携協定締結~
東京都武蔵野市(市長:小美濃安弘 以下「武蔵野市」)と株式会社あいらいふ(本社:東京都新宿区、代表取締役:藤田敦史 以下「あいらいふ」)は、経済産業省が推進する「令和6年度ヘルスケア産業基盤高度化推進事業(地域におけるヘルスケア産業推進事業)」を通じて、高齢者の健康増進に関する連携協定(以下「本協定」)を締結しました。締結は2024年12月20日付で、両者は武蔵野市の高齢者に対する市民サービス向上に資する取り組みを共同で推進し、その健康増進に関する課題に対応していきます。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/9232/164/9232-164-b2867749cacfe05450776c2d5abd3d4a-3900x2865.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(左から、経済産業省ヘルスケア産業課 橋本泰輔課長、あいらいふ 代表取締役 藤田敦史、武蔵野市 小美濃安弘市長)
【背景と目的】
超高齢社会を迎えた日本では今後も高齢化が進み、2030年には全人口の約3人に1人が65歳以上になると予測されています。高齢者の生活支援や介護に係るニーズは一層多様化し、従来の公的介護サービスだけでは対応しきれない可能性があります。そのため、保険外サービスや地域の民間資源が、今後の高齢者福祉において重要な役割を果たすことが期待されています。
特に、地域包括ケアシステムの推進にあたっては、自治体と民間企業の連携が重要であり、両者が協力することで住民に対してより多角的で効果的なサービスを提供できます。
このような状況下において、経済産業省では「令和6年度ヘルスケア産業基盤高度化推進事業(地域におけるヘルスケア産業推進事業)」を実施しています。同事業の中の働く家族介護者を巡る課題への対応として、高齢者が地域の中で自立した暮らしを行うための介護保険外の民間サービスも活用した多様な受け皿の整備や、仕事と介護の両立支援を経営的観点から企業に訴求するための取り組みを促進するとともに、介護領域に多様な主体が参画し、介護の話題が社会の中で円滑に共有されることを目指す社会機運醸成を推進しています。
武蔵野市では、以前より介護予防をはじめとする高齢者向けサービスに力を入れており、民間企業等とも連携し、認知症やフレイルに関するさまざまなイベントを実施してきました。
一方、あいらいふは2022年に武蔵野市に自社拠点を開設し、老人ホームの入居相談や高齢者の生活支援、無料介護相談会や高齢者の生活に役立つセミナーの開催、街の清掃活動など、地域に根差した活動を展開しています。
高齢化への対応を目指し、より良い住民サービスの提供方法を模索する武蔵野市と、同市内で保険外サービスの提供や情報発信、地域密着型の活動を展開しているあいらいふの取り組みが経済産業省の推進する事業の目的と一致していることから、経済産業省の事業を通じて連携することとなりました。
あいらいふと武蔵野市は本協定に基づき、(1)認知症の普及・啓発に関すること(2)高齢者の介護予防に関すること(3)その他高齢者の健康増進に関すること、の3つの事項について連携し、協力していきます。なお、両者は昨年の12月に本協定を締結して以降、すでに保険外サービスを含む地域資源情報を住民に効果的に提供する新たな地域モデル実現に向けた実証調査に共同で進めています。実証調査の目的は、両者が連携して、住民向け相談窓口における保険外サービス等の情報提供のモデルを実証することです。
【実証の内容】
概要:「相談窓口における保険外サービス等の情報提供」のモデルの実証
コンセプト:
高齢者と直接接点を持つ民間の施設紹介会社と自治体が連携し、民間の施設紹介会社の相談窓口を、自立支援に向けた包括的な相談を受け付けられる窓口にすることにより、住民に対して保険外サービスを含む地域資源情報を効果的に届けるモデルを実証する
実施期間:2024年12月20日~2025年3月31日
実施地域:東京都武蔵野市
保険外サービス等の情報提供を行う主な対象者:
あいらいふへの相談者のうち
●将来の住みかえ等に向けた情報収集をしている層
●日常生活で支援が必要な層
●高齢期の生活に不安を有する層
実施事項:
●あいらいふと武蔵野市が本協定を締結し、保険外サービス等の広報提供を連携して実施する根拠とする
●あいらいふの武蔵野市内の店舗である「あいらいふ吉祥寺相談室」で受け付けた相談内容や紹介情報について、個人情報等に配慮した形で武蔵野市に共有する
●武蔵野市は、あいらいふに地域資源情報を提供するとともに、市役所の業務範囲外で対応が難しいケースについては、適宜あいらいふの相談窓口を紹介する等の形で連携する
●あいらいふの相談窓口に寄せられた相談内容を集約・共有し、あいらいふと武蔵野市との間で、どのような対象者に対してどのような地域資源を紹介していくべきか等の効果的な情報提供に関するすり合わせを行う
<取り組みのイメージ図>
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/9232/164/9232-164-3cb49d36b01c56a8f70fabad3aedf905-1348x739.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【連携によるメリット・期待効果】
住民
●より自分に合った保険外サービス等の提案を受けられる可能性がある
武蔵野市
●在宅介護・地域包括支援センター等でリーチできていない層に対しても情報提供ができ、住民サービスの向上につながる
あいらいふ
●情報提供の幅を広げることで、相談者によりマッチする解決案を提案でき、顧客満足度の向上が期待できる。
●在宅高齢者との関係性の向上につながる(早期のアプローチによる中長期的な信頼関係構築にも期待できる)
実証調査は2025年3月に終了する予定です。あいらいふが得たデータを基に効果を検証し、その結果を踏まえて、武蔵野市とあいらいふは、住民へのより効果的な情報提供方法を模索するとともに、健康増進を支援する体制への改善を進めます。これにより、地域全体で高齢者支援を推進するためのモデルの構築を目指します。
「株式会社あいらいふ」概要
事業内容: 老人ホーム紹介事業(あいらいふ入居相談室、老人ホーム・介護施設検索サイト「さがしっくす」)/トータルサポート事業/まごころサポート事業/出版事業
設立: 2002年
本社所在地: 東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル32階
相談拠点(直営): 新宿(本社)、五反田、霞が関、上野、錦糸町、吉祥寺、立川、大宮、船橋、横浜、溝の口、京都、大阪(他、シニア向け生活支援サービス事業「まごころサポート」を運営するMIKAWAYA21株式会社との事業提携により提供する「まごころ入居相談」サービスを全国規模で展開)
ホームページ: https://i-life.net/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
【株式会社まいぱす】2月6日に千葉県大網白里市と連携協定を締結
PR TIMES / 2025年1月31日 12時15分
-
介護業界日本最大級の商談型展示会「東京ケアウィークʼ25 第11回CareTEX東京」に出展します
PR TIMES / 2025年1月29日 15時45分
-
1/30(木)地域新聞社主催「老後の住み替え相談セミナー」に、あいらいふが講師として登壇します
PR TIMES / 2025年1月21日 17時15分
-
北海道函館市と「協働のまちづくりに関する包括連携協定」を締結
PR TIMES / 2025年1月15日 18時15分
-
大阪府八尾市との「八尾市健康まちづくり共創協定」の締結
PR TIMES / 2025年1月8日 17時15分
ランキング
-
1フジ親会社が決算発表 最終利益は7割以上減少か フジテレビ単体で赤字見込み
日テレNEWS NNN / 2025年2月5日 17時45分
-
2【速報】ホンダとの経営統合が破談 日産が協議“打ち切り”方針を固める ホンダからの「子会社化」提案に反発 幹部「到底受け入れられない」
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2025年2月5日 15時38分
-
3「一緒にやっていくのは難しい」ホンダと日産の経営統合“破談”が現実味 ホンダは日産の「子会社化」を打診も日産幹部「受け入れられない」と反発
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2025年2月5日 11時51分
-
4「きのこの山」「たけのこの里」に異変 「チョコ」がいつの間にか「準チョコ」に...明治が明かしたその経緯
J-CASTニュース / 2025年2月5日 10時51分
-
5スズキ「ジムニーノマド」受注一時停止になるほど大人気 ファミリー層が飛びついた大きな理由
J-CASTニュース / 2025年2月5日 20時20分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください