10周年を迎えたKKday、 新たに100億円の資金調達を達成。日本を含むアジア市場での観光DX推進を加速。
PR TIMES / 2024年12月5日 12時15分
好調なインバウンド市場を背景に、AI投資と戦略的提携を通じアジアでさらなる拡大を目指す
アジア最大級のオプショナルツアー予約サイトを運営するKKdayグループ(読み方:ケーケーデイグループ、以下、KKday)は、このたび、総額約7,000万ドル(約100億円)の資金調達を完了しました。
KKdayは今年、創業10周年を迎え、今回の資金調達はさらなるグローバル成長戦略を推進する上で重要なマイルストーンとなります。
本調達は、株式会社海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)、台湾「国家発展基金」、およびZUU & De Capital Fund (ZUU & De Capitalターゲットファンド for KKday 投資事業組合)、彰銀創投、ダーウィン・ベンチャーズからの出資、ならびに複数の金融機関からの信用枠が含まれています。このことは、KKdayの旅行テック分野でのビジョンと成長可能性に対する高い信頼の表れです。
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KKday創業者兼CEO 陳明明(Ming Chen)コメント
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「この資金調達は、KKdayのビジョンと数百万の旅行者に新しくユニークな体験を提供する能力に対する、投資家の信頼を示すものです。この資金を活用し、グローバル展開をさらに加速させるとともに、最先端技術への投資を通じて、旅行者一人ひとりにこれまでにない特別な体験を提供できることに興奮しています。」
資金調達の背景
好調な日本インバウンド市場
10周年を迎えたKKdayは、アジア市場を中心として観光DX(デジタルトランスフォーメーション)を積極的に推進し、旅行者の新しい体験価値の提供に注力しています。
2023年の国境再開以降、国内外の旅行需要の回復、特に日本へのインバウンド需要急増を背景に、2024年8月には月間取扱高(GMV)が過去最高を記録し、顧客獲得コストの厳格な管理と相まって実現しました。
「じゃらん」と「食べログ」との戦略的提携で、日本インバウンド市場での存在感強化
世界的な日本のインバウンド需要の増加を背景に、KKdayでは日本市場への投資をさらに強化しています。
KKdayは、日本最大の宿泊予約プラットフォーム「じゃらん」と提携し、インバウンド旅行者がKKdayの予約システムで約10,000件の宿泊施設の予約が可能となりました。
さらに、「食べログ」との提携により、KKdayユーザーが42,000軒以上の日本の人気レストランをKKdayプラットフォーム内で予約できる環境を整備しました。これにより、日本を訪れる旅行者は宿泊・食事・アクティビティをワンストップで予約でき、利便性を高めるだけでなく、旅行者は行列に並ぶことなく日本旅行や日本での食体験をスムーズに楽しむことが可能となりました。
これらの戦略的提携により、KKdayは日本旅行のエキスパートとしての評判をさらに強化し、一般的な観光体験を超えた本格的で高品質な日本の体験を世界中の旅行者へ提供していきます。
最先端技術と人材投資で旅行テック分野のリーディングカンパニーへ新たな成長
今回調達した資金は、KKdayのさらなる成長計画を加速させるために、戦略的に配分される予定です。
特に、今回の資金調達を契機にアジア太平洋地域での合併・買収(M&A)を進めることで市場でのポジションを強化し、テクノロジーの優位性を保つために、AIや研究開発に多大な投資を行います。
さらに、アジア太平洋地域でのプレゼンスを深めるために、各市場でトップクラスの人材を誘致し、旅行体験分野でのリーダーとしての地位をさらに強固にしていきます。
それらを元に、KKdayグループは世界中の旅行者一人ひとりに最高の体験価値を提供すべく、観光DXのさらなる推進に全力で取り組み、観光産業の発展を牽引する旅行テクノロジー分野のリーディングカンパニーとして、さらなる成長を目指してまいります。
AI研究と人材採用強化でさらなる進化を目指すKKday
KKdayは、10年にわたる成長の中で、アジア太平洋市場を中心に台湾、香港、日本、韓国、シンガポール、タイ、ベトナム、オーストラリアなど11の国と地域に拠点を設立。
従業員数はグローバルで1,000人を超え、KKday Japan(日本支社)においても100名を超えています。
今後も優秀な人材の採用を積極的に進め、利便性に優れた旅行テクノロジーサービスをさらに拡充していきます。
また、KKdayはAI分野の強化を目指し、AI専門チームを設立しました。
検索機能の最適化、カスタマーサポートの自動化、コンテンツ生成といった分野に注力しています。今後は、より個人の嗜好に合わせた個人向けの旅行プラン提案モデルや、リアルタイムでの旅程変更機能の開発を進める予定です。これにより、旅行者の多様なニーズに応え、旅行計画をより簡単かつ快適なものにすることを目指しています。
観光DXのさらなる推進で、日本の旅行体験を革新
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さらに、KKdayが提供する旅行業専用の予約管理システム「rezio(レジオ)」は、世界5,000以上の事業者に採用され、2021年から日本市場に展開した本サービスは、既に日本国内の1,000以上の観光事業者に導入されています。
商品数は3万点以上、rezioを利用した旅行者数は累計950万人に到達し、観光DXの推進に大きく寄与しています。
このSaaSシステムは、オンライン予約、在庫管理、決済、電子チケット管理を一元化し、観光事業者の業務効率を大幅に向上させています。
さらに、KKdayはViator、GetYourGuide、Traveloka、Agoda、およびGoogle Things to Doとの連携を強化し、商品数を35万点以上に拡大。
多様な旅行者ニーズに応えることで、国境を超えた集客機会を拡大し、日本の観光事業者のインバウンド集客支援も強化し、さらに日本インバウンド市場における存在感を強固なものにしています。
特に、世界遺産である日光東照宮や富士山登山の入山システムのデジタル化にもrezioが活用され、訪問者の体験向上と運営効率化を実現した観光DX推進の一例となっています。
KKdayでは、こうしたAI技術や先進的なサービスを活用し、旅行者とパートナー企業や自治体に、さらなる価値を提供することを目指していきます。
KKDAY JAPAN(日本法人)について
KKdayの日本法人は、2016年の日本支社として設立以来、インバウンド・アウトバウンドの体験商品予約サービスを展開。コロナ禍を機に、グループ傘下にアクティビティジャパンを迎え、国内旅行商品も拡充してきました。現在、日本市場では1万件を超える商品を取り扱い、日本の観光業界の課題である観光DXの推進にも積極的に取り組んでいます。
旅ナカ事業者向け予約管理システム rezio(レジオ)について
rezioは、KKdayグループが開発・運用する次世代型の旅ナカ事業者向け基幹システムです。2019年のサービス開始以来、2021年からは日本市場にも展開され、観光DXを強力に推進しています。
直販予約サイト作成、在庫管理、予約台帳、オンライン決済、チャネルマネージャー、B2B専用予約サイト、二次元コード認証など、事業者が必要とする多機能を統合したオールインワンのサービスを提供。観光施設や体験事業者の業務効率を飛躍的に向上させるだけでなく、旅行者にとってもシームレスで快適な体験を実現しています。
「旭山動物園」や「琉球村」といった人気観光地から、「日光東照宮」「平等院鳳凰堂」「中尊寺」などの世界遺産、さらには「富士登山入山システム」まで、国内外の多くの観光客が訪れるスポットで導入され、観光事業者の効率化をサポートするだけでなく、日本人旅行者やインバウンド旅行者の利便性向上にも大きく貢献しています。
KKday グループについて
KKdayは現地オプショナルツアー・アクティビティ専門のオンライン予約サイトです。世界中の旅先の特⾊あるツアーを網羅し、旅行者が個別にツアーやチケットを手配する手間を省き、旅行計画の利便性を向上させるサービスを提供しています。
KKdayのプラットフォームは、92ヵ国550都市以上をカバーし、約35万件を超える旅行商品を取り扱っています。世界中の利用者がもっと自由で快適に旅行体験を楽しめるよう、サイトは日本語、繁/簡体字、英語、韓国語などの多言語に対応しています。KKdayは、今後も高品質なオプショナルツアー・現地アクティビティを提供してまいります。
【株式会社KKDAY JAPAN 会社概要】
日本法人:東京都新宿区四谷1-22-5 WESTALL四谷ビル2階
日本支社長:大淵公晴
設立: 2014年5月
拠点:台湾、日本、韓国、シンガポール、マレーシア、ベトナム、フィリピン、タイ、香港、上海 、オーストラリア
事業内容:現地オプショナルツアー予約サイト
URL:https://kkday.me/AcEfT
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