英国 水事業会社 Sutton & East Surrey Water社の全株式買収について

PR TIMES / 2013年2月5日 12時58分

住友商事株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:中村 邦晴、以下「住友商事」)は欧州住友商事(本社:英国 ロンドン、代表:中村 勝)と共同で、英国の水事業会社Sutton & East Surrey Water 社(以下、「SESW社」)の持株会社であるEast Surrey Holdings社の全株式を取得しました。当社はSESW社に役員並びに人員を派遣して経営に参画すると共に、これまでの多様な水事業の経験を活かし、サービスの改善に努めて主体的に事業運営を行います。




SESW社は1862年に設立され、その後1989年に完全民営化された上水道事業会社であり、ロンドン南東部の約835平方キロメートルの地域で、約66万人に対する上水の供給サービス事業を行っています。現在SESW社は8か所の浄水場、全長3,445キロメートルに及ぶ管路などの事業資産の運営・維持管理、設備投資、水道料金の設定、規制当局との折衝、顧客への課金・徴収等の顧客管理、顧客サービス対応に至るまで、一貫した水事業(上水道のコンセッション事業(※1))を行っています。


世界の水事業の市場規模は人口増加や新興国の経済発展を背景に更に成長し、それに伴う民営化事業も各地域で拡大すると予想されています。当社はこれまで中国、アジア、中東、米州などでの下水処理および海水淡水化のBOOT/BOO(※2)事業を中心に実績を重ねてきましたが、今後さらなる成長が予想される上下水道のコンセッション事業にも本格的に参入するために、本件の実績を足がかりに世界各地の有望市場で事業展開を図っていきます。


住友商事は、世界各地で生活環境の改善に貢献する水インフラの整備を地域特性に合致する最適なスキームを通じて実現することを基本戦略として、積極的に取り組んできました。今後も安定的な水供給を通して地域社会の発展に一層貢献して参ります。また、住友商事の持つ総合力を最大限に発揮し、世界規模の水問題解決に貢献するメジャープレイヤーを目指します。


(※1)上水道のコンセッション事業:河川や地下水からの原水の取水・貯水、浄水処理、エンドユーザーへの水供給まで、
  事業アセットを保有した上で一貫したサービスを提供し、受益者(エンドユーザー)から使用代金を徴収するモデル。

(※2)BOOT:Build-Own-Operate-Transfer、水事業の投資事業の一形態。国・地方自治体に対して長期契約に基づき
    サービスを提供し、契約期限到来後は事業資産を無償で顧客へ移管するビジネスモデル。
    BOO:Build-Own-Operate、水事業の投資事業の一形態。BOOT同様、国・地方自治体と長期契約をベースに
    サービスを提供するが、資産は事業者が保有し続けるビジネスモデル。

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