【アース製薬株式会社】株式会社エースネット、株式会社dotAquaとの3社間包括業務提携に関するお知らせ
PR TIMES / 2020年6月5日 16時0分
当社は、本日開催の取締役会において、株式会社エースネット(本社:東京都港区、代表取締役社長:高森清人 、以下「エースネット社」)および株式会社dotAqua(本社:大阪府箕面市、代表取締役社長:安達宏昭、以下「dotAqua社」)との3社間における包括業務提携締結について決議いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。
1.包括業務提携の目的
当社グループは、「お客様目線」を原点にお客様が感じる不満や不便の解消を徹底的に追求し、虫ケア用品、入浴剤、口腔衛生用品、総合環境衛生サービスなど多岐にわたり独創的で高品質の製品・サービスを提供しています。一方 エースネット社は、独自開発の革新的酸化剤 要時生成型二酸化塩素水溶液*1 (MA-T)*2を生活者のQOL向上・未病分野への応用・感染制御・医薬品分野など人々の健康と豊かな生活に貢献するべく活動しています。また大阪大学発ベンチャーであるdotAqua社は、革新的技術の酸化剤MA-Tを各領域で横断的に研究・技術開発を推進するとともに、それに関わる若手人材の育成を通じて明るい未来の創造に貢献しています。
革新的酸化剤MA-Tの更なる価値向上と認知拡大のために、3社はそれぞれの得意分野や経営資源利用による発展的な協業を推進することを目的として協議を重ね、この度、包括業務提携契約を締結する運びとなりました。
*1 要時生成型二酸化塩素水溶液 : 反応する相手が存在する時にのみ、必要な量だけ水の中でのみ二酸化塩素の活性成分を生成するシステム
*2 MA-T:Matching-Tradeの略で、要時生成型二酸化塩素水溶液を表す名称
2.包括業務提携の概要
革新的酸化剤MA-Tは、エースネット社が17年の歳月をかけて開発した除菌・消臭剤のシステムで、現在ANA、JALなど日本のほぼ全ての航空機で採用され、多くのホテルでも利用されています。2015年には大阪大学の研究によって、その作用機序が反応すべき菌やウイルスが存在する時にのみ、必要な量だけ二酸化塩素の活性成分を水の中でのみ生成する「要時生成型二酸化塩素水溶液」であることが化学的に解き明かされました。
また最近の研究成果で、新型コロナウイルスに対しての効果も明らかとなり、医療現場における二次感染予防のほか、マスクや防御服を消毒して使用可能な状態にする液剤として役立つことが期待されています。この革新的酸化剤MA-Tを如何に効果的に普及させるかが大きな社会的課題となっています。
本包括業務提携ではこうした背景の中、当社グループの幅広い業態で提供する高品質な製品・サービスとエースネット社が保有し培ってきた革新的酸化剤MA-Tテクノロジーと、そして圧倒的な研究開発ネットワークを有し、産学連携やオープンイノベーションを支援するdotAqua社の3社が、各社の強みを生かし連携することで、革新的酸化剤MA-Tの更なる価値向上・認知拡大を図り、次世代の除菌・消臭ソリューションを推進するとともに、感染症ケアにも貢献したいと考えております。具体的には次に掲げる事項について協業及び各社のさらなる発展を目指し協議を進めてまいります。
1.MA-Tの医療機関での利用促進とその浸透。
2.WHOガイドライン掲載、FDA取得、国連調達等を通じMA-Tを各国感染症対策への導入。
3.各パートナー会社とともに、MA-Tの有効性・安全性について社会や行政へ広く伝達。
4.MA-Tを正しく普及させるための業界団体(MA-T工業会(仮称))設立準備。
5.MA-Tの共同研究ならびに商品開発。(雑貨・化粧品における除菌消臭製品等の開発)
6.その他MA-Tの価値向上・認知拡大に有用な協業全般。
3. 包括業務提携の相手先の概要(http://www.acenet-inc.jp/)(http://dotaqua.jp/)
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/23444/table/167_1.jpg ]
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/23444/table/167_2.jpg ]
4. 今後の見通し
本件による2020年12月期の業績予想に与える影響は軽微であると考えております。
今後、契約内容の変更等、適時開示の必要性が生じた場合には、速やかに開示いたします。
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