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「あひる」で芥川賞候補に。今村夏子さんの新作「星の子」が「小説トリッパー」に一挙掲載!加藤シゲアキさんのエッセイも好評連載中!

PR TIMES / 2017年3月3日 11時25分

3月17日発売の「小説トリッパー2017年春号」では、「あひる」が芥川賞候補作になった今村夏子さんの新作「星の子」を掲載いたします。前号から始まった、父・井上光晴と不倫関係にあった瀬戸内寂聴さんと母親、その三人の関係を描いた、井上荒野さんの連載小説「あちらにいる鬼」、吉本ばななさんの語りおろし連載、加藤シゲアキさんのエッセイも快調です。




[画像: https://prtimes.jp/i/4702/169/resize/d4702-169-392689-0.jpg ]

デビューから5年、これまで『こちらあみ子』(太宰治賞、三島由紀夫賞受賞作)、『あひる』(芥川龍之介賞候補作)の2作と、寡作ながらも作品を発表するごとに熱狂的なファンを増やしつづけている今村夏子さんの最新作にして、最長の作品「星の子」が一挙掲載(260枚)となります。

主人公の林ちひろは、もうすぐ高校受験を控える中学三年生です。出生直後から病弱だったちひろを救いたい一心で、ちひろの両親は「あやしい宗教」にのめり込んでいきます。ちひろのために始まった信仰は、少しずつ家族を崩壊させるのですが、それでもちひろは愛情あふれる両親との関係に対して違和感を覚えずにいます。ですが、家族/世間/信仰など様々な要素が絡みあい、主人公の日常、そして気持ちはゆっくりと変容していかざるを得ません。ラストシーンで、ちひろが抱く祈りにも似た感情は、読んでいる側の心までも揺さぶります。おだやかで、ときにユーモアも感じさせる語り口は、これまでの作品と共通するものですが、ひとまわりもふたまわりも大きな構えの小説となっています。

梨木香歩さんの「椿宿の辺りに」が連載再開するほか、火坂雅志さんの逝去によって未完となった歴史小説「北条五代」を、伊東潤さんがその遺志を継ぎ、第二部として連載を開始します。また、井上荒野さん、角田光代さん、川上未映子さんが選考委員を務める林芙美子文学賞(北九州市主催、朝日新聞出版協力)の受賞作を発表。新連載小説として、堂場瞬一さんの「ピーク」、福田和代さんの「堕天使たちの夜会」が立ち上がります。

冬季号から始まった連載も快調です。父・井上光晴と母、そして父と不倫関係にあった瀬戸内寂聴さんとの関係を描いた、井上荒野さんの連載小説「あちらにいる鬼」は、瀬戸内さんが、東京新聞、週刊朝日で絶賛してくださっています。吉本ばななさんが「友だち」についての質問にこたえる語りおろし連載、加藤シゲアキさんのエッセイも、多くの読者から好評をいただいています。引きつづきお楽しみください。

「小説トリッパー 2017年春号」
発売:3月17日(金)
定価:1,080円(税込)
出版元:朝日新聞出版
https://www.amazon.co.jp/dp/B06XCJP4BM

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