フリースケール、ADASや自律走行システムにおける 技術革新を促進するオープンな開発環境をOpenCLにて実現

PR TIMES / 2014年11月17日 11時20分

2014年11月11日米国Freescale Semiconductor, Ltd.発表本文の抄訳です。

ドイツ、ミュンヘン(electronica 2014)-現在の自動車産業では、「自律走行車」の実現が世界的なテーマとなっており、この革命を引き起こすべく、先進運転支援システム(ADAS)の開発が続けられています。ただし、この大きなビジネス・チャンスの前には、先に解決すべき課題が数多く立ちはだかっています。フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、自律走行車の実現に向けて、2つの重要な課題に取り組み、業界を牽引します。第1に、ADASシステム開発に向けたオープンな標準規格の欠如を解消し、第2に、「民生用半導体ソリューションも十分安全であり、人命のかかわる自律走行車アプリケーションにも安全に利用できる」という、誤解を孕んだ常識に対処します。

フリースケールは本日、OpenCL(Open Computing Language)ベースの車載開発環境の提供をまもなく開始することを発表しました。この新たな開発環境により、自動車メーカーや車載機器メーカーは、先進的な運転支援をはじめとするさまざまなADAS技術を広範な車種に迅速に導入できる市場を開放します。また、フリースケールは、車載グレードの品質要件を満たすべく新規設計された高い安全性を備えた組込み半導体製品の導入を通じて自動車のセーフティを高めることが必要であると考え、ADASシステムの主要なプロバイダやサプライヤに対し、業界全体で取り組み方を刷新することを訴えています。

ADASの「民主化」
現在のADAS市場では、オープンな標準規格が欠如しており、各社がそれぞれに閉鎖的なADASシステムを独自開発しています。しかし、これでは開発は進まず、革新的な設計も誕生しません。このような流れを変えるべく、フリースケールは、ADASシステム向けのOpenCL開発環境を提供します。フリースケール製半導体製品を対象として、ADAS開発プロセスの「民主化」が実現し、研究開発費を削減できます。OpenCLは、プラットフォーム間で共有ができ、並列プログラミングを対象とするオープンなロイヤリティフリーの標準規格です。さまざまな市場の幅広いアプリケーションにおいて、速度と応答性を大幅に高めることができます。OpenCLオープン標準規格の策定・管理は、非営利の技術コンソーシアム「Khronos Group」によって行われています。

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