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グンゼが再生医療に本格参入 ひざ軟骨欠損の新しい治療法 軟骨の再生基材「CHONDROVEIL(TM)」 欧州で認証取得、今秋より販売開始

PR TIMES / 2018年10月10日 14時40分

 グンゼ株式会社(本社:大阪市北区、社長:廣地 厚)は、ポリグリコール酸(PGA)を材料とした吸収性の軟骨再生基材「CHONDROVEIL(TM)(コンドロベール)」を開発し、2018年9月、欧州でCEマーキングの認証を取得しました。今秋、欧州で販売を開始するCHONDROVEIL(TM)は、マイクロフラクチャー法を用いた手術の際に患部に貼り付けることで、軟骨が再生するための足場として機能します。培養した細胞を用いることなく、基材と体内にある自らの細胞のみで軟骨を再生させることで、軟骨欠損や変形性膝関節症に苦しむ患者さまの新たな治療法となることを目指すと同時に、再生医療に本格参入いたします。



[画像: https://prtimes.jp/i/23550/170/resize/d23550-170-413123-0.jpg ]



■CHONDROVEIL™ 特長
 これまで、外傷による膝軟骨部欠損や変形性膝関節症などで一度すり減った膝軟骨は再生しないとされていました。また、軟骨の欠損や摩耗が進行すると、軟骨を再生するには手術で別の部分から軟骨組織を採取し、培養して移植する治療方法があります。CHONDROVEIL™を用いた方法では別部位の軟骨を犠牲にする必要は無く、また培養期間も不要です。マイクロフラクチャー法を併用し骨髄由来の間葉系幹細胞が含まれる滲出液とともに基材を貼り付けるだけで膝軟骨再生の効果を得ることが可能となります。同製品は最終的には加水分解され、約15週で体内に吸収されて徐々に自己の軟骨様組織に置換されていきます。

■実用化について
 当社のメディカル分野は1985年にスタートしました。これまで培ってきた繊維や高分子の技術を応用、縫合糸から組織補強材、骨接合材、人工真皮など「生体吸収性」に着目した医療機器を取りそろえています。CHONDROVEIL™は今秋より欧州で販売開始予定です。新規治療ラインアップの早期実用化を目指し、今後も患者さまのクオリティ オブ ライフ(QOL)の向上に貢献します。

以 上

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