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韓国におけるパラキシレン合弁事業の解消及び株式譲渡に関するお知らせ

PR TIMES / 2024年11月1日 11時15分

コスモエネルギーホールディングス株式会社(代表取締役社長:山田 茂、以下「当社」という)は、当社子会社であるコスモ石油株式会社(代表取締役社長:鈴木 康公、以下「コスモ石油」という)が保有するHD Hyundai Cosmo Petrochemical Co., Ltd.(以下、「HCP」という)の全株式をHD Hyundai Oilbank Co., Ltd.(以下、「HDO」という)に譲渡(以下、「本株式譲渡」という)したことをお知らせ致します。


コスモ石油はパラキシレン事業への参入を目的に2009年にHDOとの合弁会社としてHCPを設立し、以降、HCPは堅実に収益を上げる等、設立時に期待した役割を果たしてきました。
しかしながら、近年はパラキシレンの最大需要国である中国において、パラキシレン製造装置の新設・増強が相次いだことや経済の景気減速に伴い、市況低迷が継続しております。こうした状況によりHCPの収益環境が悪化し、当面改善が見込めない中、HCPの収益構造改善に向けHDOと協議を重ねた結果、コスモ石油が保有するHCPの全株式をHDOに譲渡することが両社にとって最適との結論に至りました。


コスモ石油はミックスキシレンを石化原料としてHCPに供給してきましたが、今後は事業環境に応じて、石化原料向けの販売を継続すると共に、当社の強みであるショートポジションを活かしてガソリン生産に取り込む等、柔軟かつ最適な製油所運営を通じて、より一層の石油事業全体の競争力強化と収益の向上を図り、第7次中期経営計画及びVision 2030の達成を目指して、更なる企業価値向上に努めます。


また、コスモ石油とHDOは、将来の協業に関する覚書を締結し、今後も石油・石油化学事業に留まらず、新規事業等を含む様々な分野で積極的に意見交換するなど、引き続き関係を維持・強化してまいります。

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