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日本規格協会がJISの作成を加速化

PR TIMES / 2023年9月21日 17時40分

認定産業標準作成機関の範囲拡大により、全てのJISの2割以上を対象範囲に!

一般財団法人日本規格協会(本部:東京都港区、理事長:朝日弘)は、2023年9月7日付で経済産業大臣の認定を受け、認定産業標準作成機関としてのJISの対象範囲を拡大しました。
これによって、JIS約10,000件の2割以上にあたる約2,200件のJISが対象となり、より幅広い分野において迅速なJIS案作成が可能となりました。



認定産業標準作成機関とは


 2019年の産業標準化法(旧:工業標準化法)改正によって、認定産業標準作成機関(以下、認定機関)のスキームが導入されました(図1)。
 本スキームは、JIS制定の民間主導による迅速化を目的としたものです。主務大臣が認定した、標準化の専門知識と能力を有する民間の認定機関から申出するJIS案については、日本産業標準調査会(JISC)の審議を経ずに迅速に制定することができます。

★★経済産業省のウェブサイトで、認定の概要が公開されています。★★
https://www.meti.go.jp/policy/economy/hyojun-kijun/jisho/ninteikikan/index.html
[画像1: https://prtimes.jp/i/4052/171/resize/d4052-171-15beac59fd22b3211b04-0.png ]

日本規格協会の認定機関の活動及び範囲拡大


 一般財団法人日本規格協会(以下、JSA)は、2019年9月18日に経済産業大臣より第1号の認定機関に認定されました。
 産業標準化法に基づき公正性・中立性・透明性を確保し、かつ、JIS案に係る実質的な利害関係を有する者(利害関係者)の意向を反映するJIS案作成体制を整備したうえで、7分野約1,600規格(基本、計測計量、適合性評価、管理システム規格、電気、電子、情報)を範囲として迅速なJIS案の作成を実施してきました。
 JSAでは、さらなるJIS案作成の迅速化に貢献するために、段階的に認定の範囲を拡大することを計画しており、このたび経済産業大臣の認定を受け、新たに2分野約600規格(機械要素、化学分野)を対象範囲といたしました(図2)。これによって、JIS全体の2割以上をカバーする約2,200件のJIS案作成が可能となりました。
 さらに、来年度に向けて、金属・無機材料、産業機械などに範囲拡大することを計画しています。
 今後もJSAは、認定機関の活動を通じて、産業界のニーズや技術の発展に即した迅速なJIS開発に取り組んでまいります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/4052/171/resize/d4052-171-60842ab8e8299b060643-1.png ]

★★JSAのウェブサイトで、認定機関に関する情報を公開しています。★★
https://webdesk.jsa.or.jp/jis/W50M1000



[画像3: https://prtimes.jp/i/4052/171/resize/d4052-171-4ec3d8fd7c16dc6a9e20-2.jpg ]

●日本規格協会(JSA)グループについて

1945年12月に、標準化および管理技術の開発、普及、啓発などを目的に設立された、一般財団法人日本規格協会を中核とするグループです。

我が国の総合的標準化機関として、当グループでは、JIS、国際規格(ISO・IEC規格)、JSA規格の開発、JIS規格票の発行と販売、国際規格・海外規格の頒布、多彩なセミナーの提供、ISO 9001やISO 14001をはじめとする各種マネジメントシステムの審査登録、各種サービスに関する認証、マネジメントシステム審査員などの資格登録、品質管理検定(QC検定)といった多様な事業に取り組んでおります。

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