INITIAL、国内スタートアップ資金調達状況を伝える『Japan Startup Finance 2022』を公開
PR TIMES / 2023年2月5日 22時40分
資金調達額は過去最高を更新、8774億円に
スタートアップ情報プラットフォーム「INITIAL」は、2022年通期の国内スタートアップ資金調達状況を伝える『Japan Startup Finance 2022』を、2023年1月31日に公開いたしました。
『Japan Startup Finance 2022』は、先日公開した速報レポート(https://newspicks.com/news/8032712)の決定版となり、速報レポートで公開した11点の図表を含む総図表数110点以上を掲載。全114ページにわたる内容から、網羅的にスタートアップの資金調達動向を掴むことができます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/10548/171/resize/d10548-171-b2091f4a39f8e05fb346-0.jpg ]
『Japan Startup Finance 2022』は、下記よりダウンロードいただけます。
https://initial.inc/enterprise/resources/japanstartupfinance2022
2022年の国内スタートアップ資金調達額は、過去最高だった2021年を超え、8774億円を記録。一方で、IPO時の株価が上場前の資金調達時より大きく下回るスタートアップが散見するなど、調達環境が好調とは一概に言えない要素も見えています。
「Japan Startup Finance 2022 」見どころご紹介
1.「INITIALシリーズ」別の動向セクションを追加
従来から公開している、規模別、企業年齢別、地域別、大学発などの資金調達概況やEXIT状況、投資家の属性別にみた投資動向、ファンド設立動向に加え、INITIALシリーズ(※)別の動向を新たにセクションに加えました。これにより、スタートアップの成長フェーズ別の動態について知ることができます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/10548/171/resize/d10548-171-4dadcf5d75b631c044b0-1.png ]
※INITIALシリーズについて:
日本では、種類株式による資金調達や調達時に投資ラウンドを発表することが近年増えてきていますが、それは一部です。そのため、網羅的なラウンドの比較が難しいことを課題と捉え、INITIALでは2019年に、膨大な自社データを活用し、スタートアップの成長フェーズを「INITIALシリーズ」として独自に定義し、全てのラウンドに付与することで「スタートアップの平均的な成長」を可視化しました(参考:スタートアップの成長フェーズを知る)
2.「セクター別動向」に注目領域を追加
恒例のセクター別の動向では、新たに「研究開発型」を設定。研究開発型はこの数年で調達額上位にも顔を出すようになり、注目される領域です。公開情報から研究開発型に相当するであろう企業群を抽出しました。
3.スタートアップ上場後の成長に関する有識者コメントを記載
レポート15ページから始まるコラム「スタートアップの上場後の成長に関する実態」では、経済産業省からの委託事業として作成し、2023年1月14日付で公開された『スタートアップ企業の上場後の成長に関する実態調査報告書』の内容を一部抜粋し、有識者コメントとともに掲載しております。
報告書の全文は以下のリンクからご覧いただけます。
https://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2022FY/000586.pdf
4.「企業評価額ランキング」に新たな項目を追加
スタートアップに注目が高まる中、より多角的な視点で未上場企業の企業価値の評価を行うため、今回新しく「企業評価額ランキング」に新しく「希薄化率下位1%」の項目を追加致しました。
希薄化率は、Pre MoneyとPost Moneyを比較した値です。この値が小さいほど、評価額に対する増資額の割合が小さいことになるため、それが極端に低いケースに該当する企業がわかる形になります。
(注)公開情報からの形式的な算出になるため、実態を反映しているとは限りません。
<Japan Startup Finance 2022 目次>
(1)資金調達概況
・国内スタートアップの資金調達動向
・設立後経過年数別の資金調達動向
・資金調達規模別の動向
・地域別の資金調達動向
・大学発スタートアップの資金調達動向
(2)INITIALシリーズ
・INITIALシリーズ別の動向(シリーズ別の資金調達額、希薄化率、到達月数など)
(3)セクター
・セクター別の動向
・SaaS
・FinTech
・研究開発型
・INITIAL における「研究開発型スタートアップ」の定義
(4)EXIT
・IPOの状況
・被買収などの状況
(5)投資家
・投資家タイプ別の投資動向
・ VC 属性別の投資動向
・系統別の投資動向
(属性別投資額、属性別1件あたりの投資額中央値、投資を行った投資会社数の推移、属性別投資先数の推移など)
(6)ファンド
・ファンド設立動向概要
・規模別のファンド設立動向
・2022 年設立ファンド一覧
・2022 年設立ファンドに対する LP 出資一覧
・選好別のファンド動向
・VC 種別ファンド設立動向
・事業会社系の動向
『Japan Startup Finance 2022』の速報記事は、NewsPicks内のオリジナル記事として以下のURLから無料でご覧いただけます。
【最新版】2022年スタートアップ調達トレンド
https://newspicks.com/news/8032712
INITIALについて
スタートアップ情報プラットフォームとして、多数のメディアで引用される国内スタートアップ資金調達動向や独自のスタートアップ成長モデルなどを公表しています。法人向け有料版「INITIAL Enterprise」は、国内および海外スタートアップ190万社超を収録するスタートアップ情報プラットフォームとして、VC・CVC・事業会社や金融・行政機関など500以上の組織で利用されています。
https://initial.inc/
会社概要
社名:株式会社ユーザベース / Uzabase,Inc.
設立:2008年4月1日
代表者:稲垣裕介 / 佐久間衡
証券コード:3966(東証グロース市場)
所在地:〒100-0005 東京都 千代田区 丸の内2-5-2 三菱ビル
https://www.uzabase.com/
サービスへのお問い合わせ
https://initial.inc/contact
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