プラスチック成形機用洗浄剤「アサクリン(TM)」新シリーズ販売開始のお知らせ
PR TIMES / 2024年12月19日 13時45分
~高洗浄性能×低残留性能によりCO2排出量およびトータルコストの削減に貢献~
旭化成株式会社(本社:東京都千代田区、社長:工藤 幸四郎、以下「当社」)は、プラスチック成形機用洗浄剤「アサクリン(TM)」の新シリーズに、3グレードをラインアップし、Rシリーズとして日本国内向けに販売を開始しましたのでお知らせします。Rシリーズは、2024年より、「RXグレード」、「REグレード」の販売を順次開始しており、このたび、新たに「RUグレード」の販売を開始することで、Rシリーズの3グレードがそろいました。
「アサクリン(TM)」は、プラスチック成形の現場で使用される成形機内部のスクリュー※1やダイ※2などに残った汚れや樹脂を効率的に洗浄するプラスチック成形機用洗浄剤(パージ剤)です。 今回、販売を開始するRシリーズは、当社既存製品に比べ、洗浄中の溶融状態での流動を制御することで、高洗浄性能や低残留性能を強化し、異物混入による不良や材料置換に伴う時間ロスを削減し、生産性の向上に貢献します。また、CO2排出量とトータルコストの削減も可能にします。
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従来品「Uグレード」(上段)と新製品「RUグレード」(下段)の比較
1.「アサクリン(TM)」について
「アサクリン(TM)」は、世界77カ国以上で、自動車業界や包装材料業界など幅広い分野で採用され、プラスチック成形現場の課題解決に貢献しています。ポリマー特性や樹脂相溶化技術※3を活かした強力な洗浄力に加え、独自の配合技術と生産技術によって成形機内部のスクリューやダイなどの金属に対する低付着性を実現しています。これらの特長により、成形機内部をクリーンな状態にし、次の成形工程への切換えをスムーズにすることで製造の効率化に寄与します。また、異物混入などのお客さまの洗浄トラブルの解決だけではなく、コスト削減や廃棄物削減にも貢献しています。
2.Rシリーズについて
これまで、従来の基幹グレードとして「Uグレード」、「newEXグレード」、「newEグレード」の3グレードを取りそろえておりました。これらの優れた特長をさらに高性能に進化させた新しいラインアップとして、Rシリーズの3グレードを開発しました。本製品は、「高水準スタンダードタイプのRUグレード」、「異物除去を重視したRXグレード」、「材料置換を重視したREグレード」の3種類で構成されています。
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従来品「newEXグレード」と新製品「RXグレード」の比較
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/79452/173/79452-173-1e6e70b544d570a03334e97a114cdb95-724x742.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
従来品「newEグレード」と新製品「REグレード」の比較
3.最適グレード選定のためのガイドサイトを公開
「アサクリン(TM)」はこれまでに多様なグレードを展開し、お客さまのさまざまな成形環境に合わせた洗浄方法を提案してきました。このたび、そのノウハウを基に、お客さまがオンライン上で最適なグレードをご確認いただける「グレード選定ガイドサイト」を公開しました。このサイトを活用することで、お客さま自身で最適なグレード、洗浄方法を手軽にご確認いただけます。
*「グレード選定ガイドサイト」: https://simulation.asahi-kasei.co.jp/asaclean/grade-guide
当社は今後も、高品質なプラスチック成形機洗浄剤の開発・提供を継続することで、プラスチック製品の製造を行うお客さまが抱える製造コスト削減やCO2排出量の削減などの課題解決に貢献してまいります。
※1 スクリュー:樹脂成形機内の材料を溶かして押し出す部品。
※2 ダイ:材料の成形や加工を行うための金型。
※3 樹脂相溶化技術:互いに混ざりにくい異種樹脂を均一に混ぜ合わせ、安定化させる技術。
各種リンク
・アサクリンWebサイト: https://www.asahi-kasei.co.jp/asaclean/
・RU製品ページ:https://www.asahi-kasei.co.jp/asaclean/products/RU.html
■旭化成グループのサステナビリティについて
https://www.asahi-kasei.com/jp/sustainability/
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