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岩手県・二和木材が森林からJ-クレジットを創り出す。<二和木材「持続可能な森づくり」プロジェクト>が登録完了

PR TIMES / 2024年9月18日 11時0分

バイウィルが手続きを受託・代行し、岩手県内で環境価値を創出・流通させることで、地域脱炭素に貢献



日本全国47都道府県のカーボンニュートラル実現を目指す株式会社バイウィル(本社:東京都中央区、代表取締役社長:下村 雄一郎、以下「バイウィル」)は、運営管理業務を受託・代行するJ-クレジット創出プロジェクトが、第61回J-クレジット制度認証委員会において登録されたことをお知らせします。

当該プロジェクトは、岩手山をもつ岩手県滝沢市にある、有限会社二和木材(本社:岩手県滝沢市、代表取締役:小笠原 清貴、以下「二和木材」)が適切な森林管理を行うことによる二酸化炭素の吸収量を、J-クレジットに換えるものです。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13100/174/13100-174-47d6b4260101789ee8d03617eb851216-3520x1555.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


【J-クレジット制度とは】
J-クレジット制度とは、省エネルギー・再生可能エネルギー設備の導入等による温室効果ガス排出削減量や、適切な森林管理等による温室効果ガスの吸収量を、日本政府が「J-クレジット」として認証する仕組みです。発行されたJ-クレジットは、他の企業との間で取引することができ、購入者は自身の温室効果ガス削減目標の達成等に活用が可能です。

【プロジェクトの概要】
今回、J-クレジット創出のプロジェクトとして登録されたのは、二和木材の森林管理による<二和木材「持続可能な森づくり」プロジェクト>です。

「森林管理」とは、森林の中まで光を届けるため、間伐等を継続的に行うことです。森林管理を適切に行うことで、明るくなった森林では植物が育ち、二酸化炭素の吸収量が増加します。そして、増加した吸収量はJ-クレジットに換えることが可能です。

本プロジェクトでは、二和木材の森林管理によって増加した二酸化炭素吸収量を、バイウィルが手続きを受託・代行してJ-クレジットに換えます。その売却による収益は、施業面積の拡大など、二和木材が安定した森林保全を継続するために活用されます。

[表: https://prtimes.jp/data/corp/13100/table/174_1_5e29985bace3220fd4e1550b9a9a8058.jpg ]

【バイウィルが森林由来のJ-クレジット創出代行に取り組む背景】
日本は国土の約3分の2を森林が占めますが、手入れにかかる費用が賄えず放置されている森林も多く、環境問題に繋がっています。そのため、森林由来のJ-クレジットは、カーボンニュートラル実現のためだけでなく、永続的に森林を管理・保全していくための財源確保としても大きな意味を持ちます。

そこでバイウィルは、創出手続きや費用を代行することで森林所有者の負担を最小限にしながらJ-クレジットを創出し、流通を促進することで、脱炭素化の推進および森林保全に貢献しようと取り組みを進めています。

【二和木材の取り組み】
二和木材は、森林のリズムと産業の調和を目指し、「育てる→収穫する→加工する」という一貫システムを構築しています。
具体的には、植林から下刈、間伐というプロセスによって森を育て、主伐した木は加工・製材して出荷します。また、製材できない丸太からは製紙用チップや燃料用チップを製造・出荷することで、炭素の固定に尽力しています。

また、SGECの森林認証、COC認証にも取り組むことで、持続可能性の担保にも努めています。
加えて、岩手県紫波町による「第3回脱炭素先行地域」への提案にも参加するなど、脱炭素に向けた積極的な取り組みも進めています。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13100/174/13100-174-2705933bf314ac9277a69bc611195b2d-1200x900.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
二和木材による森林管理の様子


【二和木材 代表取締役 小笠原清貴様  コメント】
弊社では森林の持つ多面的機能の高度発揮により、地域の住み良い環境を維持するべく、持続可能な森林整備に取り組んでおります。
今回、管理をお任せいただいている森林と自社有林とを合わせ、J-クレジット創出を行うこととなりました。
また、地元の岩手銀行様のご紹介によってバイウィル様と御縁を頂き、申請から販売までをお願いすることで、弊社は森林管理と施業に専念ができ、シナジーを発揮することが出来たと僭越ながら考えております。
この価値を原資と致しまして、関係する皆様全てに喜んでいただけるような、一層きめ細やかな森林整備を行っていく所存です。

【バイウィルが進めるJ-クレジット創出】
バイウィルは日本各地でのJ-クレジット創出・流通、ひいては「カーボンクレジットの地産地消」を目指し、全国の金融機関や自治体との提携を進めています。その提携数は60件に及び(2024年9月18日時点)、全国各地で地域の産業構造や特性に合わせたJ-クレジット創出を支援しています。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13100/174/13100-174-76e5e80fe93c750c0c86208c2364781a-3900x2554.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


提携先から紹介を受けたお客様は1,150件に上り、紹介件数、契約件数のいずれにおいても、森林からのJ-クレジット創出に関するご相談は半数を超えています。今後、森林クレジットの創出支援はますます増加する見込みです。

バイウィルはJ-クレジットをはじめとするカーボンクレジットを軸に、日本のカーボンニュートラル実現に貢献します。
【J-クレジット創出に関するお問い合わせ】
J-クレジット創出に関するご質問や要件のお問い合わせは、以下のフォームより承っております。お問い合わせ項目にて「環境価値創出支援(クレジット創出支援)について」を選択し、ご連絡ください。

https://www.bywill.co.jp/contact


【二和木材 会社概要】
■社名:有限会社二和木材
■本社:岩手県滝沢市後268番地56
■公式サイト:https://niwamokuzai.jp/
■代表者:代表取締役 小笠原 清貴
■設立:1972年12月7日
■事業内容:造林、素材生産、製材、チップ製造

【バイウィル 会社概要】
■社名:株式会社バイウィル
■本社:東京都中央区日本橋2-3-21 群馬ビル6階
■公式サイト:https://www.bywill.co.jp/
■代表者:代表取締役社長 下村 雄一郎
■設立:2013年11月11日
 ※2023年4月1日より、株式会社フォワードから株式会社バイウィルに社名変更
■事業内容:
 ・環境価値創出支援事業(クレジット創出)
 ・環境価値売買事業(クレジット調達・仲介)
 ・脱炭素コンサルティング事業
 ・ブランドコンサルティング事業
■パーパス:
『ずっと愛される日本を。意志の力で。』
常に変わりつづける世界の中、価値は多様化し、正しさも不確実なこの時代。
だからこそ、バイウィルは意志の力を信じ、あらゆるサステナブルな変革を後押しすることで、次世代にも誇れる日本を創ることに貢献します。

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