1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

生き物が大人になるまでの驚きの成長戦略!知ると人間が見えてくる!『生き物が大人になるまで』7月22日発売

PR TIMES / 2020年7月22日 12時0分

ベストセラー「生き物の死にざま」著者最新刊発売!

株式会社大和書房(本社:東京都文京区、代表取締役:佐藤 靖)は『生き物が大人になるまで~「成長」をめぐる生物学~』(著者 稲垣栄洋)を2020年7月22日に発売いたします。




ベストセラー「生き物の死にざま」著者最新刊発売!

ベストセラー『生き物の死にざま』の著者がつづる、生き物が大人になるまでの驚きの成長戦略の数々を紹介する最新刊『生き物が大人になるまで』が発売されます。
子どもだけでなく、大人が読んでもためになる、「成長とはなにか」「学ぶとはなにか」「大人になるとはなにか」を考えるヒントになる物語がつづられています。著者は、執筆した本はいずれも入試頻出となっている、稲垣栄洋氏。これからの世代に向けて書いた、子どもの本棚に置いておきたい1冊の決定版です。

[画像1: https://prtimes.jp/i/33602/174/resize/d33602-174-476737-0.jpg ]




知能を選んだ動物、本能を伸ばした虫


[画像2: https://prtimes.jp/i/33602/174/resize/d33602-174-669873-4.jpg ]

どれがいちばん優れているか、ということではなく、生き物たちは様々にその能力を伸ばし、活かしてきました。たとえば虫は本能をみがいてきました。生まれながらに正確な行動をとることができますが、想定外の環境の変化に対応できません。知能に頼る動物は、学ぶことで環境の変化に対応しますが、成長に時間がかかり、しかも正しい行動をとれるとはかぎりません。


早く大人になるっていいことですか?


[画像3: https://prtimes.jp/i/33602/174/resize/d33602-174-994506-3.jpg ]

カエルとオタマジャクシ、チョウとイモムシのように大人と子どもの姿がまったく異なる生き物がいます。一応、大人になることが生き物たちの目標だとすれば、オタマジャクシやイモムシのように弱い時期は、なるべく早く過ぎてしまったほうがよいのでしょうか。いいえ、未熟なまま大人になってしまっては、小さく、能力の劣った生体として生きていくことになってしまいます。それを知る草がとった戦略とは…。


大きな子どもと小さな大人



[画像4: https://prtimes.jp/i/33602/174/resize/d33602-174-539914-2.jpg ]



かならずしも、子どもが小さくて、大人が大きいものとはかぎりません。たとえば、キングペンギンの赤ちゃんは、モコモコの毛に覆われて、大人のキングペンギンよりも大きいぐらいです。子どもと大人の姿が違う場合、それはそれぞれの時期に適切な姿をしている、ということに過ぎません。小さいのであれば小さくある理由が、軟らかいのであれば軟らかくある理由が存在するのです。



命のバトンを渡していく、という使命

生物としてみてみると、子どもは大人になるために生き、大人は子どもを作るために生きています。生命は、それをただ繰り返しているだけなのです。生物の親は、子どものために命をも捧げます。しかし、親のために子どもが自らを犠牲にする生物はいません。ましてや、未来の世代を犠牲にして、今を生きようとする生き物はいません。もしいるとすれば、それは人間だけです。


[画像5: https://prtimes.jp/i/33602/174/resize/d33602-174-235883-1.png ]


『生き物が大人になるまで 「成長」をめぐる生物学』では、驚くほど多様で面白い生き物の成長の仕方から、人間にとっての「成長」とは何か?また、人間とは何か?を考えるきっかけになる1冊です!

【目次】
第一章 大人と子供はどこが違う?
・大人は子どもより大きいのだろうか
・早く大人になるって、いいことなの?
・赤ちゃんがかわいいのは、なぜだろう?
・クモが子育てをする理由
・マンボウがたくさん卵を産む理由

第二章 「遊び」と「学び」
・カマキリの赤ちゃんも遊ぶのだろうか
・どうして、トンボは学習しないのだろう?
・生物の脳は、AIに負けてしまうのだろうか
・チーターの子が、遊ばなければならない理由
・カワウソは教わらないと泳げない…らしい
・これ、何だ?
・二億年前には、国語も算数もなかった
・カバの口が大きい理由
・ゴリラのボスは、育メンらしい

第三章 「ふつう」ってなんだろう
・くっつき虫の実の中を見たことがありますか?
・脳は「たくさん」が苦手
・ゾウとキリン、大きいのはどちら?
・ふつうのイヌって、どんなイヌだろう
・タンポポが綿毛を飛ばす本当の理由とは
・キツネの親が豹変するとき
・人間の子育て期間が長い理由
・生物にとって大人とは何なのだろう
・おばあさんが人類を進化させた?

第四章 成長の計り方
・このアサガオの成長を計りなさい
・雑草は踏まれても立ち上がるって、本当?
・根っこが伸びるのは、いつなのか?
・草花を育てるとき、成長を止める理由
・千年生きる木は、どう成長しているのだろう
・穂を出したイネは、もう成長しないのだろうか
・成長するってどういうこと?

第五章 成長する力は、どこにある?
・「人は成長しなければならない!」って、本当?
・昔の人は、イネを作らなかった?

【著者プロフィール】稲垣栄洋(いながき・ひでひろ)
1968年静岡県生まれ。岡山大学大学院修了。農学博士。専門は雑草生態学。農林水産省、農林技術研究所等を経て、現在、静岡大学農学部教授。著書に『生き物の死にざま』(草思社)、『植物はなぜ動かないのか 弱くて強い植物のはなし』(ちくまプリマー新書)、『花は自分と誰ともくらべない 47の花が教えてくれたこと』(ヤマケイ文庫)など、多数。

【書籍概要】
書名   :生き物が大人になるまで~「成長」をめぐる生物学~
著者 :稲垣栄洋
発売日 :2020年7月22日
販売元 :株式会社大和書房
本体 :1400円+税
関連URL :http://www.daiwashobo.co.jp/book/b510232.html

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください