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車道を走行する無人自動配送ロボットにオープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」を搭載した移動型宅配サービスの実証実験を北海道石狩市で開始

PR TIMES / 2024年9月11日 15時15分



京セラコミュニケーションシステム株式会社(本社:京都市伏見区 代表取締役社長 黒瀬 善仁、以下:KCCS)とヤマト運輸株式会社(本社:東京都中央区 代表取締役社長 長尾 裕、以下:ヤマト運輸)とPackcity Japan株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 小川 祐治 、以下:Packcity Japan)は、車道を走行する中速・中型無人自動配送ロボットにオープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」を搭載した移動型宅配サービスの実証実験(以下:本実証実験)を、北海道石狩市緑苑台東地区の一部エリアで2024年9月11日(水)から開始します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/9956/175/resize/d9956-175-427047b74da7cb05bc1e-0.jpg ]

【背景および目的】
物流分野では、EC市場の拡大などにより宅配便個数が増加する一方で、将来的な輸送力不足が懸念されています。特にラストワンマイル配送においては、多頻度小口配送やドライバー不足などの課題解決策として、積載量や配達効率の向上が期待できる「中速・中型」自動配送ロボットを活用した配送サービスの社会実装が期待されています。
KCCSは、中速・中型無人自動配送ロボットを活用し、地方自治体や企業と協力して技術開発・サービスの提案、検証を進め、実用化に向けさまざまなサービスに適用できるよう汎用性を高めています。
ヤマト運輸は、持続可能な社会の実現やお客さまの利便性向上に向けて、2022年からKCCSと共同で中速・中型無人自動配送ロボットによる個人向け配送サービスの実証実験を行っており、地域物流支援サービスの実用化に向けた検証を進めています。
Packcity Japanは、多様化するライフスタイルに対応し、お客さまが「受け取りたい場所」で、「受け取りたい時間」に荷物の受け取り・発送ができるオープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」を運営し、さらなる利便性と快適さの提供を目指しています。

この度3社は、本実証実験を通して人手不足の解決やライフスタイルの変化、非対面受け取りの需要拡大など、多様化する荷物の受け取りニーズに対応した新しい移動型宅配サービスを検証し、効率的な配送サービスの可能性を追求していきます。

【本実証実験の概要】
[表: https://prtimes.jp/data/corp/9956/table/175_1_7e104247a567b368b743b87db741c232.jpg ]


【走行予定エリア】
北海道石狩市緑苑台東地区の一部エリアの車道
[画像2: https://prtimes.jp/i/9956/175/resize/d9956-175-ebd1775718f4649df8a6-1.png ]

※本実証実験は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募し、2022年6月にKCCSが採択された「革新的ロボット研究開発基盤構築事業/自動配送ロボットによる配送サービスの実現」の取り組みの一環として実施します。

【サービスフロー】
[画像3: https://prtimes.jp/i/9956/175/resize/d9956-175-75f9c0c800ab3e7b1355-2.png ]

【今後の展開】
本実証実験を通じて、EC市場などの拡大に伴い多様化するライフスタイルに対応するとともに、地域特性に適した無人自動配送ロボットの社会実装に向け、新たな配送サービスの実現を目指します。また、無人自動配送ロボットを活用した地域物流支援サービスの実用化に向けた実証実験を継続し、地域協調を基本とした持続可能な未来のまちづくりに貢献してまいります。

【無人自動配送ロボットについて】
・走行中は遠隔から監視者がモニタリングし、状況に応じて無人自動配送ロボットを遠隔操縦します。
・車道実証のための許可は、北海道運輸局から保安基準緩和認定を受け、北海道警察から道路使用許可を取得し、石狩市の協力を得て実施しています。
・無人自動配送ロボットの詳細は、以下のWebサイトをご確認ください。
URL:https://www.kccs.co.jp/contents/mobility/

【PUDOステーションについて】
・PUDOステーションは、Packcity Japanが契約している宅配会社が利用できるオープン型の宅配便ロッカーです。パスワードを入れるだけの簡単な操作で、荷物の発送・受け取りができます。
・本実証で無人自動配送ロボットに搭載する PUDO ステーションのロッカー本体は、株式会社豊田自動織機(本社:愛知県刈谷市 代表取締役社長 伊藤 浩一)が製作とロボットへの据え付けを行っています。


*記載の製品名・サービス名および会社名などは、それぞれ各社の商標または登録商標です。
*製品の仕様・サービスの内容は予告なく変更させていただく場合があります。

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