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【アーツカウンシル東京】TERATOTERA祭り2020「Collective ~共生の次代~」 特設サイトOPEN!

PR TIMES / 2020年10月2日 15時45分



[画像: https://prtimes.jp/i/38211/175/resize/d38211-175-848073-0.jpg ]

中央線沿線で様々なアートイベントを展開しているTERATOTERA(テラトテラ)は、10月15日~18日の4日間、東南アジアと日本のアートコレクティブ6組のアート作品、パフォーマンス、演劇や3組のアーティストによるスペシャルライブなどをオンライン配信でお届けする「TERATOTERA祭り2020 Collective ~共生の次代~」を開催します。
2011年から毎年開催し、記念すべき10回目となる今回は、新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を受け、ご自宅でもアート作品を体感していただけるよう、全てのプログラムをオンラインで開催することとしました。また、それに先がけて、10月1日(木)に特設サイトをオープンすると共に、TERATOTERA祭り開催に向けた作品制作の過程におけるディスカッションの配信も開始しております。
世界規模で流行する新型コロナウイルス感染症の影響下において、東南アジア、そして日本各地のコレクティ
ブが置かれている状況と向き合い生まれるコレクティブの作品をご覧ください。

TERATOTERA祭り2020「Collective-共生の次代-」
開催概要
【会期】令和 2年10月15日(木)~18日(日)
【参加費】無料
【特設サイト】https://www.teratotera.com/
【出演】
スペシャルライブ:AMOK(インドネシア)、Senyawa(インドネシア)、テニスコーツ(日本)
作品配信:Chiang Mai Art Conversation(タイ)、Ruang MES56(インドネシア)、Sa Sa Art Projects(カンボジア)、hyslom(京都)、Ongoing Collective(東京)、Sapporo Dance Collective(北海道)
ディレクターズトーク:小川希(TERATOTERAディレクター)、森司(東京アートポイント計画ディレクター)
【主催】東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、一般社団法人 Ongoing
※プログラムは変更になる場合があります。各プログラムの変更、中止等最新情報は TERATOTERA祭り2020公式特設サイト/Twitter/Facebook にてご案内いたします。

ピックアッププログラム
* Special Live& Collective Forum vol.3
10/17(土)18:00~20:30
TERATOTERA祭り2020 に参加する全コレクティブによるオンライン・シンポジウム。札幌、東京、京都、インドネシア・ジョグジャカルタ、タイ・チェンマイ、カンボジア・プノンペンをリアルタイムで繋ぐ。シンポジウムの前には、AMOK、Senyawa、テニスコーツによるオンラインライブも開催。秋の夜長を彩るスペシャルプログラム。

* hyslom/ヒスロムによるパフォーマンス
「シティII」
10/16(金)、17(土)、18(日)
21:00~23:00(予定)
劇作家のカゲヤマ気象台による三部作戯曲の「シティI・II・III」。そのうちの「シティII」をヒスロムが演出、出演する。また今回は、戯曲を元に映画制作を試みる。その様子をライブ配信として発表する。

* Chiang Mai Art Conversation(CAC)によるトークイベント
「Artists' Views of the Milk Tea Alliance and their roles in democratic solidarity movements (online discussion)」
10/18(日)17:00~19:00 (予定)※日本時間
Chiang Mai Art Conversation(CAC)が、政治運動を活性化するために芸術活動を行う台湾、香港のアーティストを招き、オンライントークを開催。 彼らを取り巻く状況をどのように捉えているのか?未来において何を目指しているのか?これらの経験や立場を共有し、お互いの状況を理解し合うためのプラットフォームを目指す。

* Ongoing Collective による展覧会
オンゴーイングコレクティブプレゼンツ「痒みのプラクティス」
10/15(木)12:00 ~ 10/18(日)20:00(予定)
Ongoing Collective の全メンバーの投票によって選ばれた一人の作家、阪中隆文が「痒み」をテーマに作品を制作、そのインスタレーションビューを放送する。Ongoing Collective のグループ展ではなく、敢えて選択した個展。阪中は展示に先立ち、全メンバーに向け自身の作品プランを発表、そこで得られた意見や感想を元に、今回の作品をブラッシュアップしていった。また実際の制作に関しても他のメンバーが力を貸すことで作品は出来上がっており、Ongoing Collective プロデュースの個展となっている。
会期中は、インスタレーションビューに加え、Ongoing Collective のメンバーが阪中作品に関する感想や解説を収録した映像も、順次放送していく。

* ディレクターズトーク
「てらとてらを結んでみて」
10/18(日)13:00~15:00
10 年以上にわたりTERATOTERA の企画運営をしてきたディレクター小川希と、その活動を開始当初より見つめ併走してきた東京アートポイント計画ディレクター森司によるスペシャル対談。そこで何が起こり、何が変わり、何が残ったのか。当事者の二人がTERATOTERA を総括する。

その他にも多彩なプログラムを予定しています。
詳細はTERATOTERA 祭り2020 公式特設サイトを御覧ください。

【参加コレクティブ】
Chiang Mai Art Conversation(CAC):タイ
CAC はタイのチェンマイで2013 年1 月に設立されたアーティスト主導の非営利プロジェクト。アート情報の収集と提供、文化的活動を通じた交流と協働の強化を主な目的としている。アート情報を作成し、共有するためのプラットフォームとしてウェブサイトを運営し、最新のアートマップ、アートスペースのリスト、イベント、アーティストプロフィールや記事を掲載している。このプラットフォームのデータバンクを通して、チェンマイのアートシーンの歴史を反映するとともに未来を予測することを目指している。彼らはまた、アートコミュニティと観衆を育てるために、さまざまな活動形式で人との繋がりや交流を築いていくことにも力を入れている。2016~2019 年の3 年間、CAC は国際交流基金アジアセンターと共催でアジアン・カルチャー・ステーション(ACS)を運営。このプロジェクトでCAC の活動は東南アジアや日本の芸術文化の専門家たちとの交流、協働へと拡がった。

Ruang MES56 :インドネシア
Ruang MES56 は、スタジオ、学びの場、遊び場、住居として使用されている家屋を、さまざまなコミュニティやネットワークと協働して運営するアートコレクティブ。2002 年に自己資金で設立され、批評的かつ文脈的な作品でさまざまな分野を横断しながら写真と現代アートの発展に注力している。

Sa Sa Art Projects :カンボジア
Sa Sa Art Projects は、実験的かつ批評的な現代アートの実践に取り組むカンボジアのアーティストランスペース。2010 年にカンボジアのアートコレクティブ Stiev Selapak によって設立され、「ホワイトビルディング」として知られた歴史的建造物の集合住宅にて、2017 年にこの建物が再開発のために取り壊されるまで運営された。新拠点では、カンボジアの若手作家や美大卒業生たちともより強く関わりをもつようになり、創造的な教育プログラム、展示、「Pisaot」という実験的なレジデンスプログラムやその他の協働プロジェクトを通じて、アジア中のアーティストたちとのより深い対話を構築し続けている。

hyslom/ヒスロム :日本(京都)
加藤至、星野文紀、吉田祐からなるアーティストグループ。2009 年より活動をはじめる。造成地の探険で得た人やモノとの遭遇体験や違和感を表現の根幹に置き、身体を用いて土地を体験的に知るための遊び「フィールドプレイ*」を各地で実践し映像や写真、パフォーマンス作品としてあらわす。またその記憶を彫刻作品や舞台、映画へと展開させている。2015 年から任秀夫氏と共に「任・ヒスロム鳩舎」として日本鳩レース協会に入会。レース鳩に関するワークショップや展示などもおこなっている。近年の展覧会に「六本木クロッシング2019 展:つないでみる」(森美術館、2019)、「hyslom itte kaette.Back and Forth」(Ujazdowski Castle Centre for Contemporary Art、2019)、「ヒスロム仮設するヒト」(せんだいメディアテーク、2018)。パフォーマンス作品として、「KAC Performing Arts Program2018/Contemporary Dance『シティII』」(京都芸術センター、2019)「梅田哲也/hyslom 船」(大阪の水路や河川・港湾、2017,2018)。平成30 年度京都市芸術文化特別奨励者認定。*劇団 維新派 故松本雄吉がそう呼んだことによる。

Ongoing Collective :日本(東京)
2016 年、東京で結成。アーティスト、ミュージシャン、キュレーター、コーディネーターからなる全48名。東京の吉祥寺にあるArt Center Ongoing ディレクター小川希の呼びかけによって集まる。国内外の展覧会、アートプロジェクト、シンポジウム、レジデンスやイベント等に積極的に参加。Ongoing Collective が目指すのは、オーガニックな集団。それは、なんらかのシステムや規律のもとに形成されるのではなく、より人間的な関係性によって成り立っていくもの。メンバーの間にヒエラルキーは存在せず、集団としての決定は、話し合いやその場のノリによって行われていく。個人主義の限界を超えて、その先にあるであろう明るい未来を目指す。

Sapporo Dance Collective(SDC) :日本(北海道)
2017 年、北海道札幌市の西方に位置する、劇場も兼ねた生活支援型文化施設「コンカリーニョ」プロデューサーである斎藤ちず氏が、「札幌にコンテンポラリーダンスカンパニーを根付かせたい」という長年の想いと、既存のダンスカンパニーのようなトップからダウンへの一方向なベクトルを卒業し、上下よりも横のつながりを基盤とするネットワーク型の集団がコレクティブであるとの考えから名付ける。SDCは、創作現場として、意欲のあるダンサーが集い、実験の場を共有、リサーチ、フィールドワーク、ディスカッション・研究を経て、作品を練り上げ、充分な時間をかけてダンスの作家が育ち、いずれ独立していくようなインキュベーションの機能をもつ場を目指しているが、「それだけではダンス作品をつくるに充分な環境ではないのではないか」と、初代ディレクターとして招かれた羊屋白玉は疑問をもち、そのダンス作品をどのように届けるのか、そして当のダンサーたちはどのように暮らしてゆくのかなど、アーティストの仕事も労働と認められるようになるには何が必要か研究し、未来を生き延びるための労働組合を立ち上げ、連帯し、波及させ、見守ってゆく人と場を現在、組み立てている。

AMOK :インドネシア
2014 年後半に活動を開始したジョグジャカルタ出身のパンクバンド。インドネシアの伝統的でスピリチュアルな人々(特にジャワの文化)や知恵に興味を持ち、そこにDIY パンク的な考え方をミックスした集団が結成した。バンドメンバーは90 年代以降のインドネシアにおけるパンクとメタルの歴史の中で著名な人物たちである。彼らはまた、Disform、Deviated Symphony、Realino Resort、Agent 57 の元メンバーでもある。Amok は、d ビート、モーターヘッド的なロックンロール、スラッシュメタル、ストリートパンクをミックスした独特の音楽スタイルを生み出した。彼らのライブは常にジャワ式の伝統的な儀式から始まる。

Senyawa :インドネシア
Senyawa は、現在至るところで起こっている伝統音楽を経由した実験的な音楽の最も深い例の一つを生み出している。インドネシアのフォークロア的なムードと現代的なジャンルのハイブリッドを織り交ぜながら、Senyawa は10 年以上にわたって未踏の音楽の領域を探ってきた。

テニスコーツ:日本
1995 年よりmajikick records、1996 年よりさや (Vocal)と植野隆司 (Guitar)により活動。近年は他に、日独英の混合バンドSpirit Fest や、管楽団ざやえんどう、ソロ活動など。2020 年は、さやが編纂を担当したJapanese Indie コンピレーション、テニスコーツの5LP Box、またSpirit Fest のニューアルバムがヨーロッパ・日本などで発売されている。また、5 月、ストリーミングサイトMinna Kikeru を立ち上げ、インディ音楽を広く掲載、テニスコーツは黄倉未来と制作した『さべつとキャベツ』のアルバムなどをリリースしている。

小川希:日本
1976 年神楽坂生まれ。2001 年武蔵野美術大学卒。2004 年東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。2002 年から2006 年に亘り、大規模な公募展覧会 『Ongoing』を、年一回のペースで企画、開催。その独自の公募システムにより形成したアーティストネットワークを基盤に、2008 年に吉祥寺に芸術複合施設Art Center Ongoing を設立。現在、同施設代表。また、JR 中央線高円寺駅~国分寺駅区間をメインとしたアートプロジェクト『TERATOTERA(テラトテラ)』のディレクターも務める。Ongoing Collective ファウンダー。

森司:日本
1960 年愛知県生まれ。公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 事業推進室事業調整課長。東京アートポイント計画の立ち上げから関わり、ディレクターとしてNPO 等と協働したアートプロジェクトの企画運営、人材育成プログラムを手がける。2011 年7 月より「Art Support Tohoku-Tokyo(東京都による芸術文化を活用した被災地支援事業)」のディレクター、2015 年よりリーディングプロジェクトディレクターも務める。

【TERATOTERA(テラトテラ)とは】
TERATOTERA は、東京都とアーツカウンシル東京、吉祥寺に拠点を置いて現在進行形の芸術をフィーチャーしている一般社団法人Ongoing(オンゴーイング/代表 小川希)が協働して、平成 21 年度よりJR 中央線高円寺駅~吉祥寺~国分寺駅区間をメインとした東京・杉並および武蔵野、多摩地域を舞台に展開する、地域密着型アートプロジェクトおよびその発信機関の総称です。

本件に関する問い合わせ
TERATOTERA 事務局 東京都武蔵野市吉祥寺東町1-8-7 Art Center Ongoing 内
電話:090 - 4737 - 4798
メール:info@teratotera.jp
担当:高村、森、佐藤

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