【プレスリリース】中央アフリカ危機 バンギの避難民約20万人に増加 子どもへの攻撃続く、3名の殺害を確認

PR TIMES / 2014年3月31日 17時22分



※本信は ユニセフ本部からの情報を日本ユニセフ協会 広報室が翻訳、独自に編集
したものです
※原文は http://www.unicef.org/media/media_72961.html でご覧いただけます


【2014年3 月28日 バンギ(中央アフリカ)・ダカール(セネガル)発】

中央アフリカでは新たな戦闘と残虐な攻撃が発生し、厳しい状況にある市民たちを
脅かしています。ユニセフは、イスラム教系とキリスト教系の子どもたち何千人もが、
とりわけ危険な状況にあると警告。また、27日夜の攻撃で少なくとも子ども3人が
殺害されたとの報告を確認しました。3月16日の週には、手りゅう弾と発砲で子ども
8人が負傷し、治療を受けています。


■バンギの避難民一転し、増加へ
ユニセフ西部・中部地域事務所代表のマニュエル・フォンテーンは「飛び地に暮らす
市民は包囲され、日々攻撃にさらされています。戦闘の継続は子どもと女性、男性
に対する暴力行為にほかなりません」と述べ、「安全が確保されないことから、
最も困難な状況に置かれている人たちに、ユニセフのような人道支援を行う機関が、
持続的かつ体系だって支援や保護を行うことが阻まれています」と続けました。

バンギでは、自宅に戻ろうとしていた国内避難民の動きは暴力行為により一転し、
人道アクセスは限界に近づきつつあります。国連人道問題調整事務所(OCHA)は、
首都バンギにいる国内避難民の数はここしばらくの間で初めて、17万7,000人から
およそ20万人へと増加したと述べています。


■包囲されている住民への支援、中止へ追い込まれる
ここ数日で治安は不安定さを増しており、ユニセフと政府の給水・衛生機関(ANEA:
National Water Supply and Sanitation Agency)は、過去数カ月実施してきたPK12
という居住区への飲料水の緊急供給を中止しました。同居住区には、治安の悪化に
より身動きが取れなくなり、約2,600人が避難生活を送っています。

今年1月以降、ユニセフは定期的に大型の貯水タンクをトラックに載せ、PK12に
飲料水を運搬してきました。PK12に行くには、フランス軍と中央アフリカ国際支援
ミッション(MISCA)の検問所に、時に敵意を持つ市民の中を通過する必要があります。
検問所は、PK12の市民を守るためにその郊外に設置されています。

3月23日の週には、中央アフリカ西部の村と移動コミュニティが攻撃を受けたとの
報告を受けました。直近では、バンギでの葬列が手りゅう弾で攻撃され、多くの
市民が亡くなったとの報告もありました。フォンテーン代表は「住民や女性、子ども
に対する暴力と残虐な行為は続いています。こうした状況は到底受け入れられる
ものではなく、暴力や治安の不安定さで、支援活動が阻まれていることは、中央
アフリカの女性と子どもへの許しがたい脅威なのです」と述べました。

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