絶賛公開中!ナショナル・シアター・ライブ 『ザ・モーティヴ&ザ・キュー』ヒット御礼イベントを開催しました
PR TIMES / 2024年7月17日 10時45分
公開ヒットを記念して、7/15(月・祝)にTOHOシネマズ 日本橋で、松岡和子さんと柏木しょうこさんを招いたトークイベント付き上映が開催されました。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/101737/181/101737-181-8ad5636bb23073e6413b76a6494b17e7-1082x1516.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
毎年、多くの劇団が上演する人気演目『ハムレット』。その中でも1964年に初演され、絶賛されて語り継がれてきたジョン・ギールグッド演出xリチャード・バートン主演版の『ハムレット』を題材にし、その創作過程を描いたサム・メンデスの演出最新作『ザ・モーティヴ&ザ・キュー』が日本で劇場公開中です。公開ヒット記念として7/15(月・祝)にTOHOシネマズ 日本橋でトークイベント付き上映が開催されました。
トークゲストには、シェイクスピアの翻訳でお馴染みの松岡和子さんと、多くのNTLive作品の字幕翻訳を手掛けてきている柏木しょうこさんをお招きし、会場は満席となる大盛況となりました。当日は、松岡和子さんも柏木しょうこさんも観客と一緒に本編を鑑賞し、興奮冷めやらぬ鑑賞直後の中で、トークイベントを実施しました。
ジョン・ギールグッド演出版『ハムレット』の大ファンという松岡さんは、この『ハムレット』は数ある『ハムレット』の中でも120点満点!完璧な作品で、その舞台裏をサム・メンデスが描くっていうだけで、もう観るのが楽しみで仕方ないような作品でした、と本作への期待値を表現していました。また、鑑賞中も鑑賞後も「泣ける」と絶賛。セリフに散りばまれたサム・メンデスの演劇への愛情を噛み締めながら、感動を伝えてくださいました。
柏木しょうこさんからは冒頭に本作『ザ・モーティヴ&ザ・キュー』のタイトルの由来について、この言葉が演技の根源を象徴するような言葉だという解説もいただきました。
そのほか、松岡さんからは、かつてサム・メンデスが演出した『リチャード三世』が来日公演した時に、サム・メンデスへインタビューした時のことなど、その際にサムから聞いた話がまさに今回の作品の創作方法にも重なっていることなど、貴重な話を伺うことができました。
当日の様子の動画を後日公開予定です。ぜひお楽しみに。
そして、ジョン・ギールグッド役のマーク・ゲイティスは本年度ローレンス・オリヴィエ賞最優秀主演男優賞を受賞し、作品賞と演出賞(サム・メンデス)でも、ノミネートされた本作は、現在TOHOシネマズ 日本橋とシネ・シーブル池袋で絶賛続映中です。本日、シネ・リーブル池袋では来週の平日も上映が続映されることが決定しました。
演劇に携わっている人はもちろん、演劇・映画が大好きな方々にはぜひご覧になっていただきたい作品です。NTLiveは映画館のスクリーンでお楽しみいただける企画ですので、ぜひ映画館でお見逃しなく!
------- 今後の上映 ----------
TOHOシネマズ 日本橋
7/17(水)、7/18(木) 17:20開映
シネ・リーブル池袋
7/17(水)、7/18(木) 19:15開映
7/19(金)~7/21(日) 休映
7/22(月)~ 7/25(木) 18:45 開映
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ぜひ本編と合わせて、上映後に、本作で描かれていることについて、松岡和子さんと柏木しょうこさんの深掘りするお話をお楽しみください。
【7/15イベント登壇者プロフィール】
松岡和子
翻訳家。小説や評論、英米の戯曲の翻訳を経て、全戯曲個人訳による『シェイクスピア全集』を2021年に完結させ、菊池寛賞や朝日賞などを受賞した。主な著書に『深読みシェイクスピア』他。
柏木しょうこ
映像・英米文学翻訳家。演劇界から映像翻訳家へ。主な翻訳作品にドラマ「ブレイキング・バッド」(字幕)、映画「マクベス」、映画「ライトハウス」(吹き替え)など。NTライブの字幕や書籍の翻訳も手掛ける。
【作品情報】
『ザ・モーティヴ&ザ・キュー』
原題:The Motive and The Cue
上映予定時間:2時間48分
作:ジャック・ソーン
演出:サム・メンデス
主演:マーク・ゲイティス、ジョニー・フリン
ストーリー:
1964年、エリザベス・テイラーと結婚したばかりのリチャード・バートンは、ジョン・ギールグッドの厳格な演出のもと、ブロードウェイの実験的な新作『ハムレット』でタイトルロールを演じることになった。しかしリハーサルが進むにつれ、2つの時代の演劇が衝突し、俳優と演出家のコラボレーションはやがて崩壊の危機を迎える。
『ハリー・ポッターと呪いの子』のジャック・ソーンが脚本を手がけ、『リーマン・トリロジー』の演出家サム・メンデスと舞台美術家エス・デブリンが組んだ本作は、イヴニング・スタンダード賞最優秀新作戯曲賞を受賞した。
鑑賞料:一般3000円、学生2500円(要・学生証の提示)、障害者2500円
日本公式HP http://www.ntlive.jp
【公開劇場】
TOHOシネマズ日本橋
シネ・リーブル池袋
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