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経済産業省「令和6年度産業標準化事業表彰」で最高位の内閣総理大臣表彰を受賞

PR TIMES / 2024年10月10日 16時40分

標準化活動に貢献した2名が内閣総理大臣表彰とイノベーション・環境局長表彰を受賞



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内閣総理大臣表彰を受賞した堤 和彦
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/120285/181/120285-181-9ff25ba965b41d6ec04f6ac5622ef77b-1500x1000.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
表彰式の様子(写真 左:堤 和彦、右:吉岡 省二)

 三菱電機株式会社は、経済産業省が実施する「令和6年度産業標準化事業表彰」において、当社 開発本部 特任技術顧問の堤 和彦が最高位の「内閣総理大臣表彰」を受賞しましたのでお知らせします。また、この他、当社 防衛・宇宙システム事業本部 鎌倉製作所 衛星機器第一部の吉岡 省二が「イノベーション・環境局長表彰(産業標準化貢献者表彰)」を受賞しました。なお、表彰式は、10月8日(火)に都市センターホテル(東京都千代田区)で開催されました。

■功績の概要
<内閣総理大臣表彰>
受賞者:開発本部 特任技術顧問 堤 和彦
 堤はIEC(※1)副会長を2019年から務め、IEC運営に大きく貢献しました。特に、2022年1月に施行されたIEC新規約および運営規則の改訂により、内部監査力の強化やMSB(※2)の地位向上など、IEC構造改革を実現しました。MSB議長として、MSB成果物の拡大や他評議会との連携強化など、IEC内のシンクタンクとしてのMSB活動を強化したことで、MSBの活動がIECの規格開発、適合性評価システム構築の方向性を特定することに貢献しました。この中で、2020年発行の「Safety in the future(※3)」および2023年発行の「Power semiconductors for an energy-wise society(※4)」のIEC白書2件においては、国際的な専門家によるプロジェクトチームを形成するとともに、プロジェクトリーダーとして牽引し、将来に向けて社会実装がより一層加速される技術分野について、今後の国際規格開発、適合性評価システム構築に向けた勧告を取りまとめました。
 国内においても、一般社団法人 電子情報技術産業協会 標準化政策部会 部会長など、業界団体の要職を務め、政府との継続的な意見交換や国際標準化戦略の取りまとめを実施し、国際標準化戦略の周知・活用などにより日本の標準化活動にも貢献しました。

<略歴>
1982年4月 三菱電機株式会社入社
2008年4月 三菱電機株式会社 先端技術総合研究所 所長
2010年4月 三菱電機株式会社 常務執行役 開発本部長
2014年4月 三菱電機株式会社 顧問
2018年4月 三菱電機株式会社 特任技術顧問

<イノベーション・環境局長表彰(産業標準化貢献者表彰)>
当社受賞者:防衛・宇宙システム事業本部 鎌倉製作所 衛星機器第一部 吉岡 省二
 吉岡は、宇宙用リチウムイオン電池に関する初のISO(※5)規格として、ISO 17546「宇宙機用リチウムイオン電池の設計と検証要求」とISO/TR 20891「リチウムイオンバッテリーの軌道上健全性評価」の2件をプロジェクトリーダーとして策定しました。本規格により、宇宙で使用するリチウムイオン電池に必要な要求とガイドラインが明確となりました。また、宇宙システム・運用分科委員会(ISO/TC 20/SC 14(※6))におけるWG1(設計検討分科会)の国内委員会主査、およびSC 14国内宇宙システム規格委員会委員長として、日本が技術的に得意とする宇宙用リチウムイオン電池の他、太陽電池、小型衛星、宇宙利用サービスの各分野における規格の体系化を主導し、日本の高い宇宙技術力の発信に貢献しました。さらに、WG1コンビーナ(主査)兼日本代表団長として、2022年9月に発足させた衛星利用サービスをスコープとする新WG8(宇宙利用サービス分科会)の発展に貢献しました。

■「産業標準化事業表彰」について
 「産業標準化事業表彰」は、日本の産業の発展に資するため、世界で通用する国際標準化人材
の育成、日本における産業標準および適合性評価活動の促進を図ることを目的に、経済産業省が毎年1回実施するものです。
 その中でも、内閣総理大臣表彰は、国際標準機関の要職での活動や日本発の国際標準化の実現、標準化を活用した市場創出や社会課題の解決などにおいて、他の模範となるような極めて顕著な功績があった個人を毎年1名表彰するものです。
 また、イノベーション・環境局長表彰の産業標準化貢献者表彰は、JIS・国際規格の策定やこれらに係る適合性評価活動、標準化を活用した企業の市場創出や社会課題の解決などにおいて、他の模範となるような貢献があった個人または組織を表彰するものです。

※1 International Electrotechnical Commission(国際電気標準会議)の略で、電気および電子技術分野の国際規格を開発し、発行するとともに、同分野における適合性評価に関する国際制度を管理、運営する国際標準化機関
※2 Market Strategy Board(市場戦略評議会)の略で、IECの評議会の一つ。毎年IECの活動分野における主要な技術動向とマーケットニーズに関する白書を取りまとめる評議会
※3 人と機械やロボットが安全に協働する社会の実現に必要となる国際規格や適合性評価システムの整備・拡充の必要性に関する提言を取りまとめたもの
※4 パワー半導体の国際規格や認証評価システムの整備・拡充の必要性に関する提言を取りまとめたもの
※5 International Organization for Standardization(国際標準化機構)
※6 ISO Technical Committee 20 / Sub Committee 14
   なお、SC 14にはWG(Working Group)1~8までの8つの分科会がある

<お客様からのお問い合わせ先>
三菱電機株式会社 知的財産センター 知財戦略部 標準化戦略グループ
〒100-8310 東京都千代田区丸の内二丁目7番3号
E-mail:ipc.toiawase@me.MitsubishiElectric.co.jp

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