キャラクターマーケティング、設定すべきターゲット層は?~調査で探る性格別でのキャラクターマーケティング~
PR TIMES / 2021年2月17日 15時15分
ターゲットに適しているのは「外交的」「大胆」「楽観的」「関心が強い」人
マーケティングリサーチ会社の株式会社アスマーク(東京都渋谷区東、代表取締役:町田正一)は、好きなキャラクターがいる20~50代男女に「調査で探る性格別でのキャラクターマーケティング」としてアンケート調査を実施し、その結果を2月15日に公開しました。
※調査日は2021年1月28日(木)~2月1日(月)です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/18991/182/resize/d18991-182-995895-0.jpg ]
【 調査結果 】
アニメ、漫画、映画をはじめ、いまや企業や政府発のキャラクターが多数メディアミックスして展開されています。
キャラクターマーケティングを行なう際、そのターゲットはどういう層を設定し、どのような媒体でプロモーションすれば良いのでしょうか?心理学の“ビッグ・ファイブ理論”を元に、消費者の性格別でキャラクターを好きになったきっかけを調べてみました。
< トピックス >
20~30代の約1割が、キャラクターが生活の中心になっている
キャラクターが生活の一部になっている人の特徴は、「外交的」「大胆」「楽観的」「関心が強い」
キャラクターへの年間出費、10,000円未満は女性、10,000円以上は男性が多い
半数近くがキャラクターへ「癒し」を求め、男性は「変身・非日常」「思い出」を求める傾向も強い
※調査結果のダウンロードはこちら
https://www.asmarq.co.jp/data/ex202102character-marketing/
< ピックアップ >
■好きなキャラクターの有無
Q.あなたには好きなキャラクターがいますか。(1つ選択)
好きなキャラクターがいる人と好きなキャラクターがいない人で、回答が半分に分かれる結果に。
年代が下がるほど、好きなキャラクターがいる傾向が強い。
[画像2: https://prtimes.jp/i/18991/182/resize/d18991-182-467762-1.jpg ]
■キャラクターを好きな程度 【性年代別】
Q.普段の生活における好きなキャラクターへの気持ちとして、あてはまるものをお知らせください。(1つ選択)
20~30代の約1割が、キャラクターが生活の中心になっている。
その傾向は、男性に顕著にみられる。
[画像3: https://prtimes.jp/i/18991/182/resize/d18991-182-267040-2.jpg ]
■キャラクターを好きな程度 【性格別】
Q.普段の生活における好きなキャラクターへの気持ちとして、あてはまるものをお知らせください。(1つ選択)
「外交的」「大胆」「楽観的」「関心が強い」性格の人が、キャラクターが生活の一部になっている傾向。
※”生活の中心”については、回答者数が少ないため取り上げておりません。
[画像4: https://prtimes.jp/i/18991/182/resize/d18991-182-144821-3.jpg ]
■キャラクターに費やす金額 【性年代別】
Q.1年間で、あなたが好きなキャラクターに費やす平均金額をお知らせください。(1つ選択)
全体では、5,000円未満の出費が約半数で、10,000円以上の出費は約1割。
10,000円未満の出費は、男性より女性の方が多く、10,000円以上の出費になると、逆転し、男性の方が多くなる。
「お金は全く費やさない」人は男性の方が約10pt高いため、女性の方がキャラクターへ投資しやすいと思われる。
※最も差が表れた性別グラフのみ抜粋。
[画像5: https://prtimes.jp/i/18991/182/resize/d18991-182-116855-4.jpg ]
■キャラクターに費やす金額 【性格別】
Q.1年間で、あなたが好きなキャラクターに費やす平均金額をお知らせください。(1つ選択)
「外交的」「大胆」な性格の人が、10,000円以上キャラクターにお金を費やす傾向が高い。
とはいえ、「内向的」「慎重」な性格の人の方が絶対数が多いため、市場へ落とす金額シェア自体は後者の方が高いと推察される。
[画像6: https://prtimes.jp/i/18991/182/resize/d18991-182-277971-5.jpg ]
■キャラクターに求めるもの
Q.あなたがそのキャラクターに求めるものとして、最もあてはまるものをひとつお知らせください。(1つ選択)
半数以上が「癒し」を求めるものの、男女差で傾向が異なる。
男性は「癒し」以外にも、年代を問わず「変身・非日常」「思い出」を求める傾向が強い。
[画像7: https://prtimes.jp/i/18991/182/resize/d18991-182-632079-6.jpg ]
【 結論 】
本調査結果から、
20~30代、特に男性で、
「外交的」「大胆」「楽観的」「関心が強い」性格の人
ターゲットにとって、「癒し」とともに、「変身・非日常」「思い出」を投影できるキャラクター
キャラクターへの出費は男性の方が高額だが、女性の方が投資しやすい
がキャラクターマーケティングを成功させやすい要素だと推察。
また、「外交的」な性格の人は発信力があり、「関心が強い」人は、情報のキャッチも早いことが推察されるため、20~30代のユーザーが多いTwitterやインスタグラム等のSNSとの相性も期待できる。
一方、男性寄りのマーケティングとなるため、女性向けにする場合は、「癒し」の要素を強くした方が効果的だと思われる。
金額的に気軽に購入できるグッズは女性向け、高額なものや収集を前提としたグッズは男性向けをイメージした方が良いでしょう。
【 すべての調査結果はこちら 】
https://www.asmarq.co.jp/data/ex202102character-marketing/
※上記ページにて、集計表を含むデータを無料でダウンロードしていただけます。
【 調査内容 】
■スクリーニング
性格因子
好きなキャラクターの有無
■本調査
キャラクターを好きな程度
キャラクターに費やす金額
キャラクターを好きになったきっかけ
キャラクターに求めるもの
【 調査概要 】
調査名 :調査で探る性格別でのキャラクターマーケティング
調査対象者:20~50代男女/好きなキャラクターがいる人
有効回答数:800サンプル
割付 :性年代均等
調査期間 :2021年1月28日(金)~2月1日(月)
調査方法 :Webアンケート
調査機関 :株式会社アスマーク
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