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東武鉄道4駅の窓口で約100ヵ国語を翻訳して透明なディスプレイにリアルタイムに表示する「VUEVO Display」の実証実験を実施

PR TIMES / 2024年7月12日 17時40分



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/44679/185/44679-185-34d25354c08f1dac531d9be360540357-1199x630.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


筑波大学発のテクノロジー企業であるピクシーダストテクノロジーズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:落合陽一、 村上泰一郎、以下「PxDT」)と、東武鉄道(本社:東京都墨田区、社長:都筑豊) は、急増する訪日外国人観光客やダイバーシティへの対応のため、多言語翻訳された字幕をリアルタイムに表示する「VUEVO Display(ビューボディスプレイ)」を駅窓口に設置し、駅構内でのコミュニケーションツールとしての有用性を検証する実証実験を2024年7月19日(金)より開始いたします。

本実証実験では、東武鉄道の4駅(浅草駅、とうきょうスカイツリー駅、東武日光駅、川越駅)の窓口に 「VUEVO Display」を設置することで、訪日外国人観光客等のお客様に円滑なご案内を行える環境の整備を目指します。
「VUEVO Display」は、PxDTが独自開発したワイヤレスマイク・アプリケーションを用いて、精度の高いリアルタイム字幕表示と約100ヵ国語の多言語翻訳機能を提供するもので、日々多くのお客様が利用される駅においてもバリアフリーなインフォメーションサービスの提供が行えるかを検証します。
本実証実験は東武鉄道が2021年より実施しているオープンイノベーションを活用した事業共創プログラム「TOBU Open Innovation Program」として、東武鉄道グループの観光サービスの付加価値向上を目指す取り組みとして実施されるものです。

構内における字幕透過ディスプレイ「VUEVO Display」設置実証実験概要
1 実施場所
(東武スカイツリーライン)・浅草駅:正面改札窓口
             ・とうきょうスカイツリー駅東改札窓口
(東武日光線)      ・東武日光駅:駅構内出札窓口および改札
(東武東上線)      ・川越駅:改札
※各駅ともウォークインカウンター内に設置します。


2 検証期間
2024年7月19日(金)~2025年3月31日(月)
※実証実験の状況により検証期間は前後する可能性があります。

3 検証内容
駅改札にお越しになられた外国語対応等が必要なお客様のご案内に際して「VUEVO Display」を用いて円滑なコミュニケーションを図ることを検証します。

【VUEVO Displayについて】
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/44679/185/44679-185-953fb6c3b4031e5e0ea92506f56f6baa-600x243.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


「VUEVO Display」は、PxDT独自開発のワイヤレスマイクと専用アプリケーションを用いたサービス「VUEVO」で培った技術と多言語翻訳機能・透明ディスプレイを組み合わせ、会話の字幕をリアルタイムで透明ディスプレイの両面に表示することができます。透明ディスプレイの両面に字幕が表示されるため、対面でのコミュニケーションを円滑に進めることができます。
   
【VUEVOについて】
「VUEVO」は、独自開発のワイヤレスマイクと専用アプリケーションを用いて、聴覚障がい者や難聴者と聴者をつなぐサービスです。
https://vuevo.net/

※VUEVO Displayは筑波大学Digital Nature Group*(代表:落合 陽一准教授)の字幕表示に関する研究成果を応用したものです。
技術詳細:https://digitalnature.slis.tsukuba.ac.jp/2021/02/see-through-captions/

*PxDTと筑波大学は2017年12月に特別共同研究契約を開始し「デジタルネイチャー推進戦略研究基盤」(通称 Digital Nature Group powered by Pixie Dust Technologies)を筑波大学内に設立、共同研究と研究成果の連続的な社会実装に取り組んでいます。

【外国語対応が必要なお客様対応の流れ】
 1. カウンターに置かれた言語選択案内からお客様が希望言語を指差し、駅係員が機器の言語設定を操作する。
 2. 専用マイクに向かってお客様が選択した言語で話しかけた内容が、透明ディスプレイに表示され、日本語に翻訳される。
 3. 駅係員が日本語で回答した内容も同様に、お客様の選択した言語でリアルタイムに翻訳されて透明ディスプレイに表示される。

4 検証項目
本サービスは『TOBU Open Innovation Program』の一環として、以下の内容を検証することを目的に実施します。
(1)訪日外国人観光客向け多言語対応やダイバーシティ対応に必要となるオペレーションの検証
(2)リアルタイムに字幕を表示するサービスの市場性、将来性、収益性に関する検証

TOBU Open Innovation Programについて
東武グループの観光アセットを活用した共創アイデアの募集とその事業検証並びに事業化の支援を行うプログラムとして、2021年11月より実施しています。これまでに250件以上の共創提案の応募があり、10件以上の実証実験を行っています。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/44679/185/44679-185-eb5f9310b2718e2c7a706dfcdf0fb9ca-1199x630.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


ピクシーダストテクノロジーズ株式会社について
ピクシーダストテクノロジーズは、計算機科学(コンピュータサイエンス)と音や光などを自在に操る独自の波動制御技 術の融合により、コンピュータと非コンピュータが不可分な環境を構築し、言語や現象、アナログとデジタルといった二 項対立を循環的に超えていく「デジタルネイチャー」の到来を見据えています。 私たちは、現在、波動制御技術をメ カノバイオロジーや視覚・聴覚・触覚への介入・補助をする「パーソナルケア&ダイバーシティ」領域と、メタマテリアル (材質ではなく構造で特性を生み出す技術)やオフィス・工事現場等の課題解決のために適用する「ワークスペース &デジタルトランスフォーメーション」領域の 2 つの主要な領域に重点を置いて製品を展開しています。 急速に進化 していくコンピュータに対して、私たち生物の身体(ハードウェア)の進化は非常に遅く、その差はますます開こうとして います。ピクシーダストテクノロジーズはこの両者の間をうまく調停し、生活に対してよりよい価値を生み出し続けます。

商号        ピクシーダストテクノロジーズ株式会社
ティッカーシンボル PXDT(NASDAQ 市場)
会社設立      2017 年 5 月
代表取締役     落合 陽一、村上 泰一郎
所在地       東京都中央区八重洲二丁目2番1号
URL        https://pixiedusttech.com/

本件に関するお問い合わせ
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社 広報担当
お問合せ:https://pixiedusttech.com/contact

* VUEVO 及び関連するロゴは、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社の商標又は登録商標です。 記載されている会社名、ロゴ、システム名、商品名、ブランド名などは、各社の商号、登録商標、または商標です。

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