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バイオテクノロジー分野の革新的なプロジェクトを称える起業家支援プログラム「イノベーション・プライズ」、受賞者を発表

PR TIMES / 2020年9月16日 19時45分


ベーリンガーインゲルハイムは、"Value through Innovation -イノベーションによる価値の創造"というビジョンのもと、医療・バイオテクノロジー分野における研究者や起業家、スタートアップ企業の革新的なアイデアの実現やシーズの育成を支援
2020年9月8日(火)にオンラインで開催した「イノベーション・プライズ」では、多数の応募の中から厳選された、医療・バイオテクノロジー分野の起業家・スタートアップ企業10社により、がん治療、感染症、再生医療に関連するテーマや全く新しい創薬関連技術、診断技術など、革新的なアイデア・プロジェクトのプレゼンテーション・コンテストが行われた
審査員による厳正な審査の結果、革新的な新技術とその多岐にわたる事業展開が評価され、第1位には、STAND Therapeutics株式会社の「細胞内抗体“STAND Technology”を用いた治療薬の開発」が受賞


【2020年9月16日 日本/東京】
日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社(代表取締役会長 兼 社長 青野 吉晃)は、”Value through Innovation -イノベーションによる価値の創造”をビジョンに掲げ、革新的な創薬に取り組む研究者や起業家・スタートアップ企業のアイデア実現・事業化やシーズの育成を支援しています。この取り組みの一環として、2020年9月8日に、起業家支援プログラム「イノベーション・プライズ」を開催し、書類選考で選ばれた医療・バイオテクノロジー分野の起業家・スタートアップ企業10社によるプレゼンテーション・コンテストの結果、特に革新的で優秀な4つのプロジェクトの受賞が決定しました。
 審査員による厳正な審査の結果、最優秀となる第1位には、革新的な新技術とその多岐にわたる事業展開が評価され、STAND Therapeutics株式会社(代表取締役 CEO 樺山 博之氏)の「細胞内抗体“STAND Technology”を用いた治療薬の開発」が選ばれました。また、第2位には、ルクサナバイオテク株式会社(代表取締役社長 佐藤 秀昭氏)が、第3位には、Craif株式会社(代表取締役社長 CEO 兼 共同創業者 小野瀬 隆一氏)が選ばれました。さらに、聴講者の投票によるオーディエンス賞として、Veneno Technologies株式会社(ディレクター 平良 光氏)が選ばれました。受賞者には、賞金として、第1位に 200万円、第2位に130万円、第3位に70万円、オーディエンス賞に10万円が贈呈されます。
 ベーリンガーインゲルハイムのグローバル事業開発・ライセンス部門ヘッドのイオアニス・サポウンヅィス(Ioannis Sapountzis)は次のように述べています。「研究者、起業家の勤勉性、好奇心、創造性、科学への情熱は、現在そして将来の患者の生活を変える次のブレークスルーを切り拓く原動力です。日本には傑出したサイエンスが育まれていることを知っていますが、本日ピッチプレゼンテーションで紹介されたプログラムに限らず応募いただいたすべてのプログラムからも改めてその事を確認することができました。皆様方と協働して革新的創薬を必要とする患者さんの元に届けられることを楽しみにしています。 そして是非来年のベーリンガーインゲルハイム イノベーションプライズで優れたサイエンスと出会うことを大変楽しみにしています」
 日本ベーリンガーインゲルハイムの代表取締役会長 兼 社長である青野 吉晃は、次のように述べています。「ベーリンガーインゲルハイムは、1885年にドイツで創業以来、イノベーションによる価値の創出を企業活動の中核としてまいりました。イノベーション・プライズを通じて、創薬に取り組む研究者や起業家の皆様をサポートできることを大変嬉しく思います。また新しい治療薬を待ち望んでいる患者さんのため、日本における創薬イノベーションの新たな一歩を踏み出せることを願っています」
 また、日本ベーリンガーインゲルハイムの神戸医薬研究所長の和田 耕一は、次のように述べています。「日本の研究開発力はグローバルな新薬の研究開発に必要不可欠であり、私たち神戸医薬研究所のメンバーは社内外を問わず、研究者やパートナーの皆さまと連携し、新しい治療薬を待ち望んでいる世界中の患者さんのために研究開発の成果を届けられるよう、情熱を持って取り組んで参ります」
 さらに、イノベーション・プライズの審査員であるMedicinal Creation Advisor合同会社、代表社員の小泉 信一氏は次のように述べています。「今回のイベントでは、”イノベーション・プライズ“という名前にふさわしい、斬新で、多岐にわたる内容が発表され、各社の志と技術に対する情熱が伝わりました。優れたサイエンスに裏付けられた日本の創薬ベンチャーへの期待に、すべての参加チームが今後の事業の進捗で応えられることを楽しみにしております」
 本イベントには、聴講者として、スタートアップ企業の支援に関心のある投資家、ベンチャーキャピタル、コンサルタント企業、起業に関心のある研究者など、医療分野における革新的なアイデアに関心がある100名を超える方々に参加していただきました。ベーリンガーインゲルハイムは、引き続き、本イベントによる支援の他、共同研究、ライセンシング、インキュベーションによる事業の育成など、ベーリンガーインゲルハイムのパートナーとして、様々な協働の形態による支援を行っていきます。

受賞プロジェクトについて

[表: https://prtimes.jp/data/corp/2981/table/186_1.jpg ]


▼各受賞者のコメントにつきましては、こちらをご覧ください。
 https://www.boehringer-ingelheim.jp/node/118632/

イノベーション・プライズについて
ベーリンガーインゲルハイムは1885年に小さな町工場として創業して以来、「Value through Innovation -イノベーションによる価値の創造-」をビジョンとして掲げています。若いライフサイエンス企業とバイオ起業家のイノベーション力は、次世代の画期的な医薬品の発見に不可欠な要素です。また、起業家による革新的な新興の科学や技術の育成と事業化は非常に重要であると考えています。イノベーション・プライズは、革新的な創薬に取り組む研究者・起業家やスタートアップ企業の挑戦と献身を表彰し、アイデアの実現・事業家、シーズの育成を支援しています。

ベーリンガーインゲルハイムについて
ベーリンガーインゲルハイムの中核をなすのは、人と動物のためにより良い医薬品をお届けすることであり、生活を変える画期的な医薬品や治療法を開発していくことが当社の使命です。1885年の創立以来、ベーリンガーインゲルハイムは、株式を公開しない独立した企業形態を維持しています。将来のヘルスケアにおける課題を見据え、ベーリンガーインゲルハイムが最大限の力を発揮できる分野で貢献できるよう、長期的な視点をもって邁進していきます。
 ベーリンガーインゲルハイムは、世界有数の研究開発主導型の製薬企業として、51,000人以上の社員が、医療用医薬品、アニマルヘルスおよびバイオ医薬品受託製造の3つの事業分野において、イノベーションによる価値の創出に日々取り組んでいます。2019年度、ベーリンガーインゲルハイムは約190億ユーロの純売上高を達成しました。研究開発に約35億ユーロを投じてイノベーションに注力し、生命を救いクオリティオブライフ(生活の質)を向上させる新しい医薬品の創出に注力しています。
 ベーリンガーインゲルハイムはパートナーシップを重視し、ライフサイエンス分野における多様な知見を活かして科学的な可能性を広げていきます。様々な協働を通じて、現在そして未来の患者さんの生活を変えるような画期的な治療法を提供していきます。

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