「医師の数は不足していると思うか?」について、医師の45%が「不足している」と回答

PR TIMES / 2019年6月7日 12時40分

MedPeer会員医師へのアンケート調査

メドピア株式会社(東京都中央区、代表取締役社長 CEO:石見 陽)は、医師12万人以上(国内医師の3人に1人)が参加する医師専用コミュニティサイト「MedPeer(メドピア)」( https://medpeer.jp)を運営し、医師同士が経験やナレッジを「集合知」として共有する場を提供することで、医師の臨床やキャリアを支援しています。この度、会員医師を対象に、「医師の数は不足していると思うか」についてのアンケートを実施いたしましたので、その結果をお知らせいたします。



※本アンケートは、会員医師から投稿された質問を中心に行っている「MedPeer」内の公開型アンケートサービス「FORUM Survey(フォーラム・サーベイ)」で実施されたものです。


調査結果:「医師の数は不足していると思うか?」

(回答者:MedPeer会員医師3,000人、調査期間:2019/5/17~2019/5/17)

[画像: https://prtimes.jp/i/10134/186/resize/d10134-186-685651-1.png ]




サマリー


・「医師の数は不足していると思うか?」の質問に対し、3,000人の医師が回答した。最多回答は「どちらとも言えない」(34%)であったが、「不足している」および「どちらかといえば不足している」と回答した医師が計45%を占め、医師の数について不足を感じている医師が多いことが分かった。

・「不足している」「どちらかといえば不足している」と回答した医師のコメントでは、不足していると思う理由として、地域や診療科による「医師の偏在」や、医療の細分化と高度化、医療への要求レベルの高まり、働き方改革によって必要な医師数が増えていることを挙げる声が多かった。

・「足りている」「どちらかといえば足りている」と回答した医師のコメントでは、問題なのは「医師の偏在」や事務作業などの「無駄な業務の多さ」であり、医師の総数自体は足りている、という声や、「人口減少により将来的には余る」という声が多く見られた。


回答コメント(一部を抜粋)


「不足している」  497件
・医療の細分化や多岐にわたる医療ニーズで必要医師数も増えているため。働き方改革などで今後ますます不足すると思われる。(50代、勤務医、消化器内科)
・都会の病院でさえ、今も医師を集め続けています。地方も、郡部はいわずもがなですが、都市部でさえ、昼間の医師数はなんとか足りているとしても、夜間・休日の医師数は全く足りません。(60代、勤務医、消化器外科)
・医師の労働時間を減らすためには、色々な案が出されていますが、主治医制を撤廃する事だと思います。チーム医療にして、誰が抜けてもチームの他の医師で補い合える状態を目指すには、やはり医師数が足りません。(60代、勤務医、消化器外科)
・自由に科を選択でき、自由に開業できることは素晴らしいですが、医師の偏在による医師不足はその影の部分だと思います。(30代、勤務医、一般外科)

「どちらかといえば不足している」  844件
・地方でも都心でも、救急や総合病院では常に人手不足です。このまま進行すると、医師が自分の好きな科を選べず、強制的に配置される時代がくるのでは…と思ってしまいます。(30代、勤務医、精神科)
・救急とか産婦人科とか、大変な部署は不足していると思います。あと、へき地もです。医師の数は増えても、自分は楽をしようという考えの若い先生が多いので、今後も地域格差、部門格差は改善されないと思います。(50代、勤務医、一般内科)
・地方勤務医ですが、東京で勤務していた時に比べて勤務医の偏在化を顕著に感じます。また、マイナー科(血液内科、膠原病内科など)は明らかに足りておらず、どの科に注目するのかで話が変わるかと思われます。(40代、勤務医、腎臓内科・透析)
・丁寧な診察をする、救急特に夜間に対応するには不足していると思います。しかし、政治的に医療費を抑制する方向に導いているので、病院の経営としては増やしがたいのでは。(60代、勤務医、循環器外科)

「どちらとも言えない」  1,011件
・地方では医師の絶対数が不足しているのかもしれない。しかし自分の開業している付近では病院やクリニックはたくさんあり、医師に不足はしていない。(50代、開業医、皮膚科)
・周りを見回してみて、足りないという印象はありません。さらに患者受診数が減ればますます不足感はなくなると思います。自己管理を啓蒙啓発することで無駄な受診は減らすことができるはずです。病気かどうかわからない人の病院通いが多すぎます。(60代、勤務医、一般内科)
・どちらでもなく、医師に課せられたどうでもいい業務量が圧倒的に多すぎるのだと思います。業務に限らず臨床研究における書類申請しかり、専門医制度しかり。生産性の低い国民性が全ての原因でしょう。(40代、勤務医、放射線科)
・病院の数が多すぎるのと、フリーアクセスで専門医への受診も患者が自由に選べることで医師の負担が増えている。医師の数自体は集約すれば足りるのではないでしょうか。(30代、勤務医、家庭医療)

「どちらかといえば足りている」  415件
・地方都市の急性期病院レベルでは患者数が減り始め、医師がそこまで不足している実感はないです。急性期病院の医師数の問題は、病院を集約すれば概ね解決するような気がします。(40代、勤務医、精神科)
・医師数としてのみ考えれば、当然足りて余るぐらいでしょう。しかし、現実は偏った診療科に大都市集中により、当院も慢性的な医師不足が10年以上も続き、もうじき私自身も定年へ。(50代、開業医、一般外科)
・絶対数は足りていると思います。偏在(地域・診療科)の問題と、常勤ではなくバイト・育休産休からそのまま復帰しない医師などが問題かと思います。(30代、勤務医、一般内科)
・医師不足ではなく、医師の労働内容の無駄が医師の診療時間を制限していると感じます。(50代、開業医、産婦人科)

「足りている」  233件
・既に人口比で医師数は足りている。足りない様に思えるのは診療科と地域の偏在のため、そう見えるだけ。不要なのに医学部を今更増やすなどで、近い将来医師は大々的に余ってくるだろう(60代、勤務医、脳神経外科)
・以前、不足している病院にいてものすごく大変でしたが、隣の病院には医師があふれていました。偏在しているだけです。地域というより、病院ごとに違います。楽な病院ほど人気があり、医師が余っています。(50代、開業医、一般内科)
・私たちが医師になるときには「医師過剰時代」「医者では食っていけなくてタクシー運転手になる」などと脅され、以降も毎年8000人以上が医師になっているのになぜ未だに不足なのか理解できない。(50代、勤務医、健診・予防医学)
・足りないんじゃなくて、偏っているだけです。臨床研修医制度が始まる前はそこまで医師不足とは言われていませんでした。(40代、勤務医、血管外科)


調査概要


調査期間:2019/5/17 ~ 2019/5/17
有効回答:3,000人(回答者はすべて、医師専用コミュニティサイトMedPeerに会員登録をする医師)
調査方法:MedPeer内の「FORUM Survey」コーナーにおいて、医師会員からご投稿頂いたテーマをもとに、以下の質問を投げかけました。


[表: https://prtimes.jp/data/corp/10134/table/186_1.jpg ]




引用・転載時のお願い


本調査結果の引用・転載時には、必ず下記のとおりクレジットを明記いただけますようお願いいたします。
・医師専用コミュニティサイト「MedPeer」調べ、と明記ください。
・WEB上での引用に際しましては、「MedPeer」に https://medpeer.jp へのリンク付与をお願いします。

【メドピア株式会社について】
「Supporting Doctors, Helping Patients.」をミッションとして、医師同⼠が臨床経験を共有する医師専用のコミュニティサイト「MedPeer」を運営。現在12万人以上の医師(日本の医師の3人に1人)が参加し、医薬品や疾患に関する医師の”集合知”を形成。グループ全体では、「MedPeer」の医師プラットフォームを基盤に一般向け健康増進・予防サービスを展開し、医師によるオンライン医療相談プラットフォーム「first call」や、管理栄養⼠による食生活コーディネートサービス「ダイエットプラス」を運営。
参照URL: https://medpeer.co.jp/

◆本プレスリリースに関するお問い合わせ先
メドピア株式会社 広報担当 藤野
電話:03-4405-4905
メール:pr@medpeer.co.jp

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