TBM、石灰石を主原料とする「LIMEX Pellet」を使用した中空シートが、東明工業の防災製品(ベッド、トイレ、間仕切り)に採用
PR TIMES / 2021年9月2日 16時15分
素材の耐水性と耐久性を活かした繰り返し使用可能な防災製品を展開
株式会社TBM(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:山崎敦義、以下TBM)は、東明工業株式会社(本社:愛知県知多市、代表取締役:二ノ宮啓、以下東明工業)の防災製品「e-WASH(イーウォッシュ)」シリーズに、石灰石を主原料とした「LIMEX Pellet(ライメックスペレット)」を使用した宇部エクシモ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:高橋俊充、以下UEXC)開発のLIMEX製中空シートが採用されたことをお知らせいたします。防災製品へのLIMEXの採用は初めてとなります。
UEXCが開発した独自形状の3層中空ハニカム構造採用のLIMEX製中空シートは、平面圧縮強度の高さと中空構造により、プラスチック製段ボールと同等以上の強度に加え、丸ごと洗え、繰り返し利用することができます。また、炭酸カルシウムなどの無機物を50%以上含んでいるため、プラスチック製段ボールと比較し、石油由来プラスチック使用量を約50%削減することができ、紙製段ボールと比較して水と森林資源の使用量を抑えることも可能です。TBMでは、今後も環境に配慮した素材普及を目指し、LIMEX Pelletを使用した製品の拡充に努めて参ります。
LIMEX Pellet詳細 https://tb-m.com//doc/LIMEX_Pellet_Catalog2020.pdf
[画像1: https://prtimes.jp/i/16815/186/resize/d16815-186-6b9836d57c0fa7c2f905-0.png ]
■ LIMEX Pelletを使用したLIMEX製中空シートの特徴 ※UEXC開発
1. プラスチック製段ボールと比較し、同等以上の強度
LIMEX Pelletを使用したLIMEX製中空シートはプラスチック製段ボールと比較し、平面圧縮強度が高く、簡易ベッドなど長時間負荷がかかる製品に適しています。
2. 中空構造により、軽量化
LIMEX Pelletを使用したLIMEX製中空シートは、炭酸カルシウムなどの無機物を50%以上含みながらも中空構造のため軽量で断熱性に優れています。
3.石油由来樹脂の使用量を削減
LIMEX Pelletを使用したLIMEX製中空シートはプラスチック製段ボールと比較し、石油由来樹脂の使用量を約50%削減することができます。また、紙製段ボールと比較して水と森林資源の使用量を削減することも可能です。
[画像2: https://prtimes.jp/i/16815/186/resize/d16815-186-04fb25fa48f62ae8d713-1.jpg ]
■ 防災製品「e-WASH (イーウォッシュ)」シリーズの特徴 ※東明工業開発
1.省スペースでの保管が可能
シート素材の強度を活かした設計により、材料使用量を削減することができ、梱包サイズを小さくすることに成功したことで、省スペースでの保管が可能となりました。また、水や湿気にも強い為、梱包レス(外装箱無し)で保管できます。
2.丸ごと洗えて衛生的
高い耐水性により水洗いやアルコール等を使用した繰り返しの清掃が可能です。また簡単に分解が出来る為、部品単位での丸洗いも可能で、より衛生的に使用できます。
3.工具不要・簡単組み立て
防災用品を組み立てる際、工具は一切使用する必要がありません。付属する部品を穴に差し込みながら組み立てるだけであるため、短時間で設置することができます。取り外しも簡単な為、時間の節約に繋がります。
[ご注文方法](法人のお客様)
東明工業の製品情報ページより、必要事項をご入力の上お問い合わせください。
https://tohmei-logistics.com/blog/e-wash-series/
[画像3: https://prtimes.jp/i/16815/186/resize/d16815-186-4de2f6b5582d861a2abe-2.jpg ]
■ LIMEXとは
LIMEXは、炭酸カルシウムなど無機物を50%以上含む、無機フィラー分散系の複合素材です。世界40ヶ国以上で特許を取得しており、COPやG20の国際会議で紹介される他、日本の優れた技術として、UNIDO(国際連合工業開発機関)のサステナブル技術普及プラットフォームに登録されています。プラスチックや紙の代替製品を製造する際に使用する石油や水や森林資源など枯渇リスクの高い資源の保全に貢献することが可能です。
*LIMEXは無機成分を主成分とする無機・有機複合マテリアル(JSA-S1008)、JSA 規格の対象
<LIMEXの特徴>
・石灰石は、資源輸入国である日本においても自給率100%、地球上に非常に豊富に存在する資源です。
・石灰石は一般的なプラスチック(PP)と比較して同体積の焼却時にCO2を約58%排出削減出来るため、プラスチック代替素材の主原料として石灰石を用いることで石油由来プラスチックの使用量を抑え(リデュース)、焼却時のCO2排出量を削減できます。
・ライフサイクルアセスメント(LCA)という科学的分析手法を用いて、製品の原材料調達から生産、流通、使用、廃棄に至るまでのライフサイクルにおける環境影響を算定し、素材開発に活用しています。
■ 株式会社TBM
代表取締役CEO 山崎敦義
本社 東京都千代田区有楽町1-2-2 15F
設立 2011 年
資本金 234億 2,993万円(資本準備金含む)/ 2021年7月時点
事業内容 環境配慮型の素材開発及び製品の製造・販売、資源循環を促進する事業等
URL https://tb-m.com/
2013年 経済産業省のイノベーション拠点立地推進事業「先端技術実証・評価設備整備費等補助金」に採択
2014年 国内特許を取得し、現在、日中米欧を含む40か国以上で登録。その他100件以上の特許出願を実施
2015年 宮城県白石市に年産 6,000トンのLIMEX を製造する第一プラントを建設
2015年 経済産業省の「津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金(製造業等立地支援事業)」に採択
2016年 米国シリコンバレーの「Plug and Play」で初の『世の中に最も社会的影響を与える企業ソーシャルインパクトアワード』を受賞
2018年 COP24(第24回国連気候変動枠組条約締約国会議)に日本政府代表団として参加
2019年 軽井沢で開催された「G20イノベーション展」に出展。G20大阪サミット2019の会場での運営品としてLIMEX製品が採用
2019年 中国・河南省、モンゴルでのLIMEX事業化に向けた基本合意を締結
2019年 代表取締役CEOの山崎敦義が、「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2019 ジャパン」 Exceptional Growth 部門「大賞」を受賞
2020年 使用済みプラスチックなどの再生材料を50%以上含む素材「CirculeX(サーキュレックス)」を発表
2020年 100%再生可能エネルギーの電力をLIMEXの生産拠点に導入
2020年 BtoC向けの EC 事業「ZAIMA」を開始
2021年 宮城県多賀城市に年産23,000トンのLIMEXを製造する第二プラントを建設
2021年 韓国財閥の SK グループと 135 億円の資本業務提携を合意
*本リリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
*本リリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
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