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下呂温泉の自然環境を守る、南ひだ森林組合と岐阜信用金庫、バイウィルが、J-クレジットを活用したカーボンニュートラルに関する連携協定を締結

PR TIMES / 2024年10月1日 16時40分

森林経営によるJ-クレジット創出に着手。3者の連携により地域の森林保全と脱炭素に貢献



日本全国47都道府県のカーボンニュートラル実現を目指す株式会社バイウィル(本社:東京都中央区、代表取締役社長:下村 雄一郎、以下「バイウィル」)は、南ひだ森林組合(本所:岐阜県下呂市、代表理事組合長:細江 広仲)、岐阜信用金庫(本店:岐阜県岐阜市、理事長:好岡 政宏、以下「岐阜信用金庫」)との3者で、地域のカーボンニュートラルおよびサーキュラーエコノミーの実現に寄与することを目的として、J-クレジット(*1)を活用したカーボンニュートラルに関する連携協定を締結しました。

本協定をもとに、バイウィルは南ひだ森林組合が管理する森林からのJ-クレジット創出について申請手続きを受託・代行し、販売先については岐阜信用金庫と協力して探索します。
この取り組みを通じて、地域の脱炭素推進および森林保全に貢献します。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13100/188/13100-188-6653d2336e763ffd85af5a70dbb9e9c2-3000x2000.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(写真左から)バイウィル 代表取締役社長 下村雄一郎、南ひだ森林組合 代表理事組合長 細江広仲氏、岐阜信用金庫 常務理事/ソリューション営業部 部長 大野達哉氏

*1:J-クレジットとは、省エネ設備の導入や再生エネルギーの活用等、事業者による脱炭素活動により得られたCO2等の温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証したもの。発行されたクレジットは他の企業等に売却することでき、購入者はカーボンオフセットに活用することができる。

【締結日】
2024年9月27日 (金)

締結日当日は、岐阜信用金庫本店にて締結式を行いました。

【協定内容】
3者は、地域におけるカーボンニュートラルおよびサーキュラーエコノミーの実現に寄与することを目的として、以下の事項について協力します。

(1)環境価値に関する情報・サービス・ノウハウ等の提供
(2)森林由来J-クレジットの創出
(3)その他本協定の目的に資すると当事者が認める事項

【具体的な取り組みおよび今後の展望】
バイウィルと南ひだ森林組合は森林由来のJ-クレジット創出に向けた契約を締結し、取り組みを開始しています。契約に基づき、南ひだ森林組合が管理する森林によるCO2吸収量を、J-クレジットとして申請する手続きおよび費用負担をバイウィルが代行します。

簡易算定の結果、認証対象となる8年間のCO2吸収量は34,435 t-CO2を見込んでおり、2025年度中頃までのプロジェクト登録を目指し、手続きを進めてまいります。また、創出されたクレジットの販売先については、岐阜信用金庫とバイウィルが連携して探索します。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13100/188/13100-188-647708c444ed80fec4e531b0ecd3e425-3807x2362.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


【締結の背景】
カーボンニュートラル実現に向けては、自身で削減しきれない排出量をカーボンクレジットで埋め合わせる「カーボンオフセット」がひとつの有効な手段です。ですが、カーボンクレジット創出には費用や手間がかかるうえ、販売への不安も創出者の負担になります。
そこでバイウィルは、創出手続きや申請費用、販売先の探索も代行することで、J-クレジットなどカーボンクレジットの創出と流通を支援しています。

カーボンクレジットによって環境価値と経済価値を循環させることで資金を還元し、地域の事業者や個人のさらなる脱炭素への取り組みを後押しするサイクルを目指します。

【南ひだ森林組合の取り組み】
南ひだ森林組合は、観光名所・下呂温泉のある下呂市に位置します。森林率が約92%という下呂市の豊かな自然を支えており、岐阜県内でもトップクラスの規模を誇る森林組合です。

森には治山、治水、水源かん養(*2)、地球温暖化防止、木材資源の有効利用などの役割があることから、森を守ることは人々の暮らしを守ることと捉え、災害の起こりにくい森林づくりに努めるなど、「守り、育て、使う」のサイクルを回しながら森林の手入れを行っています。

また、木材価格が低迷する近年において、森林資源を資産としてどのように後世に残すかとともに、組合員が少しでも多くの収入を得られるかを考え、「持続可能な森林経営」を目指して取り組みを進めています。
今回、J-クレジットがそのために活用できるとして、今回の契約および連携協定に至りました。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13100/188/13100-188-4de93eff86b58721f9b536c144674dc1-1700x1311.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
南ひだ森林組合による搬出間伐の様子

*2:水源かん養とは、大雨が降った時の急激な増水を抑え(洪水緩和)、しばらく雨が降らなくても流出が途絶えないようにする(水資源貯留)など、水源山地から河川に流れ出る水量や時期に関わる機能のこと。

【バイウィルと岐阜信用金庫との取り組み】
バイウィルはJ-クレジットの創出元について、地域の金融機関を中心とするパートナーより紹介を受けることで、全国各地で環境価値の創出に取り組めています。

岐阜信用金庫とは2023年7月に顧客紹介契約を締結し、岐阜県・愛知県を中心とする地域の脱炭素に向けて協力を進めてきました。

今回も、岐阜信用金庫が南ひだ森林組合とバイウィルを引き合わせる形で、契約締結に至りました。今後も、岐阜県・愛知県を中心とした地域のカーボンニュートラルに向けて、岐阜信用金庫との連携を強化してまいります。

【3者概要】
<南ひだ森林組合 概要>
■住所:岐阜県下呂市乗政25番地1
■公式サイト:https://minamihida-f.org/
■代表者:代表理事組合長 細江 広仲
■設立:1999年2月
■事業内容:
 ・森林生産事業
 ・森林整備事業
 ・木材共販事業

<岐阜信用金庫 概要>
■本店住所:岐阜県岐阜市神田町6丁目11番地
■公式サイト:https://www.gifushin.co.jp/
■代表者:理事長 好岡 政宏
■設立:1924年3月
■事業内容:信用金庫法に基づく金融業務全般

<株式会社バイウィル 会社概要>
■住所:東京都中央区日本橋2-3-21 群馬ビル6階
■公式サイト:https://www.bywill.co.jp/
■代表者:代表取締役社長 下村 雄一郎
■設立:2013年11月
※2023年4月より、株式会社フォワードから株式会社バイウィルに社名変更
■事業内容:
 ・環境価値創出支援事業(クレジット創出)
 ・環境価値売買事業(クレジット調達・仲介)
 ・脱炭素コンサルティング事業
 ・ブランドコンサルティング事業
■パーパス:
『ずっと愛される日本を。意志の力で。』
常に変わりつづける世界の中、価値は多様化し、正しさも不確実なこの時代。
だからこそ、バイウィルは意志の力を信じ、あらゆるサステナブルな変革を後押しすることで、次世代にも誇れる日本を創ることに貢献します。

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