日本通運とWHILL社が共同で「倉庫作業専用モビリティ機」を開発
PR TIMES / 2024年9月9日 16時45分
~作業者の身体的負担を大幅軽減し、作業効率を向上:国際物流総合展2024やJapan Robot Week 2024で展示~
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11151/192/11151-192-9a07377e49a44f49b411817ab5054d85-2328x1031.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社(社長:堀切智)のグループ会社である日本通運株式会社(社長:竹添進二郎 以下、日本通運)と、WHILL株式会社(代表取締役社長 CEO:杉江理 以下、WHILL社)は、共同で開発を進めていた「倉庫作業専用モビリティ」の試作機(*)が完成したことを発表いたします。倉庫作業に適した機能などを搭載することで、作業者の身体的負担を大幅軽減し、作業効率を向上させ、誰にとっても働きやすい環境づくりをさらに目指してまいります。
本試作機は、2024年9月10日(火)から開催される「国際物流総合展2024」の日本通運ブースと、9月18日(水)から開催される「Japan Robot Week 2024」のWHILL社ブースでそれぞれ展示いたします。展示会では、実際の操作デモンストレーションを通じて、その性能と利便性を広く紹介します。
■開発の背景
日本通運は、先進的なロジスティクスロボットや作業補助機器の導入と職場環境の整備を通じて、これまで倉庫で働くことが困難だった人々の障壁を取り除くことを目指す「誰にもやさしい倉庫 (NX Universal Harmonious Work Warehouse)」 プロジェクトを開始しました。プロジェクトの第一弾として、倉庫内における移動の負担を軽減し、歩行が困難な方々を含め誰もが倉庫作業に従事できるよう、WHILL社が既に一般のお客様向けに日々の移動手段として国内外で展開している近距離モビリティ「WHILL Model C2」を試験導入しました。Model C2でピッキング作業を行う際はピッキングした商品を入れるカゴを片手で押さえながら、もう片方の手で機体のコントローラーを動かす必要があり、作業者への操作負担や作業効率向上において課題を抱えていました。
これらの課題を解決するため、日本通運とWHILL社は共同で「倉庫作業専用モビリティ」の開発を開始しました。そしてこの度、両社がそれぞれの領域で培ってきた技術とノウハウを結集した「倉庫作業専用モビリティ」の試作機が完成しました。専用のモビリティ導入により、作業者の身体的負担をより一層軽減し、現場の作業効率向上を図ります。
■特長と利点
「倉庫作業専用モビリティ」は日本通運の作業品質とWHILL社の先進技術に基づいて設計され、安全安心を追求しています。特長としては、作業しやすい位置に自由にカゴを移動して固定できたり、高い棚にアクセスできるよう座面の昇降が可能になるほか、狭い通路でも回転できるよう回転半径を450mmに抑えています。こうした機能により、長時間の倉庫作業による身体的負担を軽減し、直感的な操作性と乗り心地の良さで、快適な作業環境を実現します。また、WHILL社のノウハウにより導入する環境に応じた柔軟なカスタマイズができ、さまざまな現場で水平展開が可能です。
■今後の展開
今後、「倉庫作業専用モビリティ」の試作機は日本通運の倉庫で実際に使用し、得られた知見を活かしながらWHILL社と共に製品化を進め、量産化を目指します。今後、日本国内のみならず海外市場にも展開していく予定です。また、お客様のニーズに沿ってカスタマイズが可能なため、工場・商業施設・レジャー施設など物流現場以外の幅広い用途での活用も期待できます。
日本通運とWHILL社は、今後も社会全体の課題解決に貢献できるようなイノベーションを創出してまいります。
*本試作機は特許出願中であり、特許取得後は両社が共同で権利を所有する予定です。
関連リリース:
- 日本通運、「誰にもやさしい倉庫(NX Universal Harmonious Work Warehouse)」プロジェクトを開始 https://www.nipponexpress-holdings.com/ja/press/2024/20240828-3.html
- WHILL社と日本通運が協業:近距離モビリティ「ウィル」が、日本通運推進の「誰にもやさしい倉庫」プロジェクトで採用 https://whill.inc/jp/news/148260
【出展概要】
[表: https://prtimes.jp/data/corp/11151/table/192_1_092907cc80d4c11c3b43982465a6e382.jpg ]
<日本通運について>
日本通運は、NXグループの中核会社として1937年の創立以来、モノを運ぶことを通じて人・企業・地域を結び、社会の発展と共に歩んでまいりました。グループで世界50以上の国と地域に約73,000人の従業員を有するグローバルロジスティクスカンパニーとして、陸・海・空の輸送モードと倉庫・ITを駆使し、高品質なロジスティクスサービスを提供しています。モノを運ぶだけではなく、お客様の未来をともに創造するパートナーとして、持続可能で環境に配慮したサプライチェーンソリューションを提供しています。
公式HP:https://www.nittsu.co.jp/
<WHILL社について>
WHILL社は、2012年 5月に日本で創業し、「すべての人の移動を楽しくスマートにする」をミッションとして、30の国と地域で近距離移動のプロダクトとサービスを展開しています。主な事業は、高いデザイン性や操作性などが特徴の近距離モビリティ ウィルの開発・販売、およびウィルを活用して気軽な移動体験を提供するモビリティサービス(法人レンタル/自動運転)です。WHILL 社は2事業を柱に、近距離の中でも、他の移動手段では行けなかった、歩行領域(歩道・屋内外)の移動をカバーすることで、誰もがどんな場所にもつながる世界を構築します。
公式HP:https://whill.inc/jp/
電動モビリティプラットフォーム事業について:
https://whill-mrp.notion.site/WHILL-f975baf4015e4eebbb243a7d331efb0a
WHILL Model C2について:https://whill.inc/jp/model-c2
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11151/192/11151-192-3e9cea6e11efba373c6bdfad926cb03d-3900x2881.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
日本通運×WHILL、倉庫作業専用モビリティの試作機を共同開発
マイナビニュース / 2024年9月9日 15時41分
-
広大な小田原城址公園内の快適散策で、近距離モビリティ「ウィル」の貸出サービス開始
PR TIMES / 2024年9月4日 11時45分
-
日本通運、「誰にもやさしい倉庫(NX Universal Harmonious Work Warehouse)」プロジェクトを開始
PR TIMES / 2024年8月28日 12時15分
-
WHILL社と日本通運が協業:近距離モビリティ「ウィル」が、日本通運推進の「誰にもやさしい倉庫」プロジェクトで採用
PR TIMES / 2024年8月28日 12時15分
-
那覇・福岡・熊本・新石垣空港などで近距離モビリティ「ウィル」の貸出サービスを続々と提供開始
PR TIMES / 2024年8月27日 10時0分
ランキング
-
1「ハワイアンズ」運営会社を買収=米投資ファンド、140億円で
時事通信 / 2024年9月9日 16時51分
-
2「定年後の再就職」知らないと損する3つの給付金 「雇用保険」に加入するハードルも下がっている
東洋経済オンライン / 2024年9月8日 18時0分
-
3未上場企業「CSR企業ランキング」トップ15社 上位は上場企業に引けをとらない活動を実施
東洋経済オンライン / 2024年9月9日 14時0分
-
4牛角「女性半額」で品切れ続出?ネットで指摘続々 運営会社「迷惑をかけたお客様には申し訳ない」
J-CASTニュース / 2024年9月9日 20時0分
-
5新iPhone「機種変更」に備えるデータ移行の段取り すんなりと新端末を使い始めるために必要なこと
東洋経済オンライン / 2024年9月9日 15時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください