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2024年8月更新版 国内ECサイト表示速度ランキングTOP100位を公開

PR TIMES / 2024年8月27日 14時45分



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/57359/193/57359-193-5d1d1e35d883a1997e1390d45eb5ae0e-800x418.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


デジタルビジネス支援を行う、海外SaaS商社の株式会社ギャプライズ(本社:東京都千代田区、代表取締役 CEO:甲斐 亮之、以下「当社」)は、2024年8月国内ネット通販事業者のECサイト表示速度ランキングを発表した事をお知らせします。

■概要
1-1. 調査期間
2024年8月時点でのデータ調査

1-2. 調査機関(調査主体)
当社調査

1-3. 調査対象
ネット経済研究所【2024年新春版】通販売上高ランキングTOP530のうち上位300社

1-4. 調査方法(集計方法、算出方法)
300社のうち上位100社のデータを集計。
Google社のChrome ユーザー エクスペリエンス レポートの公式データセット(※)を使用。
各サイトのドメインレベルで4G回線かつモバイルデバイスのLCP(最大コンテンツの描画)を比較。
複数のECサイトを運営している場合はいずれか一つのみを対象。
https://developer.chrome.com/docs/crux?hl=ja を参照

LCPについて
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/57359/193/57359-193-a7bdc3e73e5278fec75e69a298e50c08-1023x293.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


LCPとは、Largest Contentful Paint(最大視覚コンテンツの表示時間)の略で、Googleが定めたCore Web Vitals(ウェブの重要指標)の1つです。
ウェブページを開いてから、画面の主要な部分(通常は一番大きな画像や見出しのテキスト)が表示されるまでの時間をLCPは測定します。つまり、LCPの値が小さいほど、ページの主要コンテンツが素早く表示され、ユーザーにとって読み込み速度が速く感じられるということです。
Googleは、LCPの基準値を定めています。ページの読み込み開始から2.5秒以内にLCP要素が表示されればユーザー体験は良好で、4秒を超えるとユーザー体験が低いと判断されます。またルノー社の改善事例(※)によるとLCPは1 秒未満までその改善効果が得られることがわかっています。
https://web.dev/case-studies/renault?hl=ja を参照

■ランキングについて
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/57359/193/57359-193-a4e2fba81583809a16440dca557ad251-1047x550.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■今回のウェブサイトパフォーマンス調査結果に関する考察
- 全体的な状況: 8月の調査では、100サイト中75サイトがLCP2.5秒以内を達成しました。これは6月の85サイトから減少しているものの、依然として多くのサイトが推奨される基準内のパフォーマンスを維持しています。

- 顕著な改善例: アイリスオーヤマは6月の39位から8月には9位へと大幅に順位を上げ、ウェブサイトパフォーマンスの改善に成功した好例と言えます。

- 格差の拡大: Amazonより速いサイトの数が6月の25サイトから29サイトに増加しました(Amazonのスコアはほぼ変わらず)。これは、積極的に改善を進めているサイトとそうでないサイトの間で格差が広がっていることを示唆しています。

- 今後の展望: LCPスコアの改善は直接的にユーザー体験と売上に影響を与えるため、継続的な最適化が重要です。サイト構造の見直しやコンテンツの最適化など、多角的なアプローチでさらなる高速化を目指すことが求められます。


この結果は、日本のeコマース業界全体でウェブパフォーマンスの重要性が認識されていることを示しています。しかし、改善のペースや取り組み方に差があり、それが企業間の競争力の差となって表れ始めていると言えるでしょう。特に、一部の企業が大幅な改善を達成している一方で、全体的には6月と比べて基準を満たすサイト数が減少していることから、業界全体としての継続的な努力と注意が必要とされています。

その他改善事例など、詳細は当社メディアMarTechLabにて公開をしています。

サイトを確認してみる
■当社は様々なウェブサイトのスピード改善サービスを提供しております
スピード改善に関するお問い合わせはこちら

■株式会社ギャプライズについて
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/57359/193/57359-193-b64d3771a989e3867c25b6306a49f96a-800x450.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


ガートナージャパンによると、日本のエンタープライズIT総支出(ICT市場支出)は2023年に2022年比4.7%増の約28.5兆円、2025年には30兆円を超えるとの予測が立てられました。その内、SaaS市場は2022年時点で1.1兆円と全体の4%弱を占めるに過ぎず著しい成長潜在力を秘めています。

技術が複雑に絡み合い、競争が激化するSaaS市場において、ギャプライズは2012年以降、世界各地から革新的なテクノロジーを見出し、提案し続けることで差別化を目指してきました。monday.comやriskifiedなどの国外上場企業や、ContentsquareやYotpoのような数億ドル規模の資金調達を成功させた企業、成長性の高いベンチャーとの強固なアライアンスを築く中で、徐々に市場におけるユニークな地位を確立してきたと自負しております。

更に2023年のGoogleオプティマイズサービス終了に際し、公式推奨される3つのABテストツールを国内で唯一取り扱い、2024年2月からはサイトスピード改善ツールを複数取り扱うサービスを開始するなど、特定のテクノロジーの紹介にとらわれない、クライアントのニーズに応じた多様な選択肢を提供できるSaaS商社としての取り組みに磨きをかけています。

私たちは先進テクノロジーの導入やコンサルティング業務を通じて、市場分析、認知や獲得を目的としたオンライン集客、サイト内ユーザー体験の最適化、コンテンツ管理、プロジェクト管理、AI技術など幅広くクライアントの課題解決を行いながら、ビジネス成長を加速するための伴走を続けてまいります。

社名 : 株式会社ギャプライズ
設立 : 2005年1月27日
代表者: 代表取締役CEO 甲斐 亮之
資本金: 2,000万円
所在地: 東京都千代田区神田錦町2-2-1 KANDA SQUARE WeWork 11F
コーポレートサイト:https://www.gaprise.com/
※記載されている会社名及び商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。

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