【岐阜県高山市】ワイン業界で培った知識や経験を地域の新しい力に！外国籍の地域おこし協力隊員が着任

外国籍の地域おこし協力隊員は全国で約150人（令和5年度末）、岐阜県では4人目となります



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高山市に着任した地域おこし協力隊員のジョールさんと田中市長（中央）

岐阜県高山市では、地域の活性化に意欲ある都市部の若者を地域おこし協力隊員として受け入れ、市内の団体と一緒に地域の活性化に向けて活動することで地域の活性化や協力隊員の定住・定着を図ることを目的に、地域おこし協力隊制度を活用しています。地域おこし協力隊とは、都市地域から人口減少や高齢化等の進行が著しい地域に移住して、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や農林水産業への従事、地域住民の支援などの「地域協力活動」を行いながらその地域への定住・定着を図る総務省の取り組みです。

今年度3人目の「地域おこし協力隊員」として、アメリカ合衆国ミネソタ州出身で、現在は名古屋市にお住まいのヘイグ・ジョール・サミュエルさん（41歳）が着任し、令和7年1月7日（火）に田中明高山市長より委嘱状をお渡ししました。
ジョールさんは母国の大学を卒業後、語学留学のため来日。以後20年以上日本に在住し、名古屋を中心にワインの卸業やソムリエ、飲食店の立ち上げプロデュースなどに従事されていました。また、ワイン業界で培った経験を活かし、ナチュラルワインの普及や、音楽とワインのつながりを作るイベントを企画・実施した経験もお持ちです。
ジョールさんはこれから、久々野町の「ひだ桃源郷くぐの観光協会」で、久々野地域の特産品のプロモーションにつながる情報発信やイベントの企画・実施のほか、地域の自然資源を活用した地域振興に向けた活動などに取り組む予定です。任期は最長3年で、1年ごとに更新します。
令和5年度末時点で全国で7,200人の協力隊員が活動しており、うち外国籍の方は約150人。岐阜県ではジョールさんで4人目となります。
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田中市長から委嘱状を受け取るジョールさん

委嘱状交付式では、市長からジョールさんに委嘱状を手渡し、「久々野地域は新しくできたワイナリーをはじめ、元気な地域である。周辺の一之宮地域や朝日地域も巻き込んで、ぜひ一緒に盛り上げてほしい。アメリカ出身ということで、これまでの経験も活かし新たな視点でまちを支えていただくとともに、海外の方を呼び込む力になってくださることを期待している」と激励しました。
ジョールさんは、「高山はこれまでも仕事で関わりを持っており、久々野地域は自然豊かで可能性を感じている。地域の方々とのつながりを大切にして色々な取り組みにトライしたい。今後、落ち着いたら家族も呼んでみんなで移住したいと思っている」との意気込みを語りました。
これまでの経験を活かし、地域に新しい風を吹き込むことを期待しています。
【本件に関するお問い合わせ】
高山市役所地域政策課
住所：〒506-8555 岐阜県高山市花岡町2-18
電話：[phone]
FAX：[phone]
メールアドレス：[e-mail]

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