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6/2「生物多様性スクール2023」―気候変動問題との同時解決を 第3回「生物多様性と防災・減災」@オンライン ゲスト: 古田尚也氏

PR TIMES / 2023年5月29日 16時45分

世界自然保護基金(WWF)ジャパンは、2023年3月より「生物多様性スクール2023」を開催しています。各回著名な有識者を招き、身近な切り口で生物多様性について考えます。 特に2023年シリーズでは、生物多様性の損失と気候変動問題の同時解決や、双方への配慮の重要性に焦点を当て、取り組みの先進事例も紹介していきます。全回のモデレータは、生物多様性と地球環境問題全般に知見の深い井田徹治氏(WWFジャパン理事、共同通信編集委員)が務めます。



お申込:
参加ご希望の方は、以下より、イベント開始までにご登録をお願いします。
https://wwf.zoom.us/webinar/register/WN_eNSZ3ozxTXmR7MrIRAp_4Q
(アーカイブ視聴可)


[画像1: https://prtimes.jp/i/18383/196/resize/d18383-196-fc75913e900002bb1bce-0.png ]



■生物多様性スクール2023 第3回 「生物多様性と防災・減災」

国連の世界気象機関(WMO)の報告によると、世界の気象災害は過去50年で5倍も増加。気候変動が主な要因と見られ、死者は200万人超、損失額は約400兆ドルと推定されています。気候変動の緩和とともに、災害への対応や予防が急がれる中、自然に根ざした問題解決(NbS)という考え方や、特に生態系を活用した防災・減災(Eco-DRR)など、生物多様性保全と気候変動への適応の双方を重視した取り組みが注目されています。この分野で日本を代表する大正大学教授の古田尚也氏をお招きし、最新の知見や取り組みについてお伺いします。WWFジャパンからは、九州北西部での洪水リスクの低減と生物多様性保全の両立を目指した田んぼや河川等に関するプロジェクトをご紹介します。


■背景
世界の生物多様性は過去50年で69%損失し、また地球の平均気温は産業革命前よりすでに1度以上上昇したと報告され、地球環境はいま、危機的な状況にあります*。WWFジャパンは2030年までに生物多様性の劣化を食い止め、回復に転じさせる「ネイチャー・ポジティブ」、2050年までの脱炭素社会実現という2大目標を掲げて、認知拡大と理解向上に取り組んでいます。近年の国連の気候会議等でも、気候変動と生物多様性損失の2つの危機に同時に対策することの重要性が強調される中、私たちがこれらの課題にどのように向き合い、どう取り組むべきかを考えます。

*生きている地球レポート2022 ー ネイチャー・ポジティブな社会を構築するために ー
https://www.wwf.or.jp/activities/lib/5153.html


■お申込
参加ご希望の方は、以下より、イベント開始までにご登録をお願いします。
https://wwf.zoom.us/webinar/register/WN_eNSZ3ozxTXmR7MrIRAp_4Q

お申込者にはZoomより参加用のURLがメールで届きます。 イベント申込時、イベント開始の1時間前と1日前にメールが届きますので、ご自身のメールボックスをご確認の上、必ず届いたURLよりご入室ください。

当日リアルタイムでのご参加が難しい場合も、後日アーカイブ動画と資料をお送りしますので、ぜひご登録ください。


■登壇者プロフィール
[画像2: https://prtimes.jp/i/18383/196/resize/d18383-196-306f4a036e746c990eb8-2.png ]

古田尚也氏  大正大学教授

大正大学総合学修支援機構教授兼IUCN日本リエゾンオフィス・コーディネーター。三菱総合研究所在職中の2000-01年に、日本人で初めて国際自然保護連合(IUCN)スイス本部で勤務。その後、南米や東南アジアなどで吸収源に関するフィールドプロジェクトなどに従事。2009年にIUCN日本事務所が設立されると、以来責任者としてEco-DRRやNature-based Solutionsなどの生物多様性に関する国内外の政策展開に携わる。2015年より現職。編・著書に『Asian Sacred Natural Sites』(Routledge, 2016年)、BIOCITY 86号特集『NbS 自然に根ざした解決策 生物多様性の新たな地平』(ブックエンド2021年)、BIOCITY92号特集『人と自然の共生地域「OECM」入門』、BIOCITY 94号特集『ネイチャー・ポジティブ入門 2030年に向けた生物多様性の新しい指針』(ブックエンド2021年)他。東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程単位取得退学。

[画像3: https://prtimes.jp/i/18383/196/resize/d18383-196-c5b121b2fa14c0c0047b-3.jpg ]

井田徹治氏 WWFジャパン理事、共同通信編集委員(モデレータ)

1959年東京生まれ。1983年、東京大学文学部社会学科卒。同年共同通信社に入社。つくば通信部などを経て1991年 本社科学部記者。 2001年から2004年まで、ワシントン支局特派員(科学担当)。2010年から現職。環境と開発の問題をライフワークにアジア、アフリカ、中南米などでの環境破壊や貧困の現場、問題の解決に取り組む人々の姿などを報告してきた。気候変動枠組み条約締約国会議、ワシントン条約締約国会議、環境・開発サミットなど多くの国際会議もカバーしている。著書に「大気からの警告」(創芸出版)、「生物多様性とは何か」(岩波新書)、「霊長類」(同)など多数。

[画像4: https://prtimes.jp/i/18383/196/resize/d18383-196-cbe18b00c51aa892e287-3.png ]

並木崇 WWFジャパン 自然保護室 淡水グループ長

ランドスケープ設計事務所で水生植物園などの計画・設計に従事。2016年にWWFジャパン入局。洪水リスクの低減と生物多様性保全の両立を目指した農業モデルを構築するプロジェクトを立案・実施中。2020年からは、淡水グループ長として、海外での水負荷削減と淡水生態系の保全を目指したプロジェクトを進めている。

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