TISのSaaS型決済プラットフォーム『PrepaidCube#』、カンムの国際ブランドプリペイドカード決済システムに採用
PR TIMES / 2016年9月5日 14時50分
Fintechベンチャーのカード事業立ち上げを約6か月で実現
TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:桑野 徹、以下 TIS)は、Card Linked Offer(CLO)※サービスをてがける株式会社カンム(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:八巻渉 以下、カンム)が提供する国際ブランドのプリペイドカード「Vandle」の決済システムとして、TISのSaaS型決済プラットフォーム『PrepaidCube#(プリペイドキューブシャープ)」が採用されたことを発表します。今回の採用は、国際ブランドプリペイドカードでの採用として初めての事例となります。※クレジットカードの利用情報とデジタルクーポンを連携させて、インセンティブ(現金割引、ポイント付与など)をカード利用者に提供する仕組み
カンムではこれまで大手クレジットカード会社と提携しCLO事業を展開してきましたが、その中で現在の国内におけるカード会社との提携をベースとしたCLOでは、対象の加盟店や店舗が限定されるという課題がありました。その解決手段として自社発行によるプリペイドカード事業へ参画する方針となり、ブランドプリペイドカード事業に必要な機能をサービスとしてすぐに利用でき、低コストで提供されるTISのSaaS型決済プラットフォームサービス『PrepaidCube#』を自社プリペイドカードのシステム基盤として採用することに決定しました。
採用に当たっての一番のポイントは、『PrepaidCube#』によって豊富なAPIが標準で提供されていることでした。そのAPIの利用により、カンムは自社の強みであるユーザ接点(UI/UX)のスマホアプリやWebサイトの開発を自社で行い、国際ブランド取引に必要な決済機能は『PrepaidCube#』を利用することで、オリジナルの決済プリペイドカード決済システムを構築することができました。
また、『PrepaidCube#』はグローバルに決済サービスを提供する米国i2c社のSaaS型決済プラットフォームによって提供されており、同社のサービスはパラメータを設定するだけでブランドプリペイドカード事業に必要な機能を容易に利用できる仕組みを有しています。また、そのテクノロジーに加え、日本国内においてブランドデビット/プリペイドのプロセッシングやクレジット基幹システム開発等で豊富なノウハウもつTISが日本国内向けに標準化した決済サービスであったことも採用を決めた理由の1つでした。
カンムは、『PrepaidCube#』の採用により、決済システムを一から構築する必要がなく、約6か月という短期間で国際ブランドプリペイドカード事業のスタートを実現しました。
カンム代表取締役社長の八巻渉氏は、今回の『PrepaidCube#』の採用について、以下のように述べています。
「自社で会員向けの機能(アプリ)を開発したいという条件があったのですが、会員向け機能の開発も含む決済サービスが多い中、安価でAPIが充実していたTISの『PrepaidCube#』を知り、そのベースとなるi2c社の導入事例も鑑みて導入させていただきました。また、導入にあたり、決済業務に精通しているTISのサポートが得られたことで安心して『PrepaidCube#』を導入できました」
今後、カンムは「Vandle」の提供で獲得できる決済データを解析することで自社独自の与信モデルを開発し、独自のクレジットカードも提供していく予定です。それにより、これまでクレジットカードを持てなかった層にもクレジットカードサービスを提供し、カード決済の普及を推進していきます。
TISでは、カンムのような独自の技術をベースに、新たな決済ビジネスを展開するFintechベンチャーに向けて『PrepaidCube#』を提供していきます。また、プリペイドカードなどカード決済の需要が高まっているASEAN地域に向けても『PrepaidCube#』を提供し、2020年までに国内外合わせて50社への導入を目指します。
<システム全体図>
[画像: http://prtimes.jp/i/11650/197/resize/d11650-197-346028-1.jpg ]
■株式会社カンムについて
決済データの分析と広告営業に強みを持ち、大手クレジットカード様にCLO(Card Linked Offer)サービスを提供中。今後は自社の国際ブランドプリペイドカードと、ネットや流通企業向けのCLO機能付き提携カードの提供に注力していく予定。
■PrepaidCube#について
『PrepaidCube #』は、グローバルの決済市場に展開している米国企業i2c社(本社:カリフォルニア州レッドウッドシティ、CEO:Amir Wain)のSaaS型決済プラットフォームを、TISの豊富な決済ノウハウをベースに、日本国内展開向けに標準化したリテール決済サービスです。イシュアー向けサービスとしてクレジット/プリペイド/デビットの決済手段を提供しており、各カードプログラムの商品性をパラメータで設定することで、個別のシステム開発を行う事なく早期にカード事業の展開を可能とします。
詳細は以下をご参照ください。
http://www.tis.jp/service_solution/prepaidcube_sharp/
■PAYCIERGEについて
『PAYCIERGE』は、リテール決済を必要とするすべてのお客様に、利便性の高い、安心できるしくみを提供するリテール決済ソリューションのトータルブランドです。暮らしの中のさまざまな場所にキャッシュレス決済の便利さがひろがる「新しい社会」を目指し、カード業界で圧倒的なシェアを持つTISの先進的な技術や、豊富なノウハウをいかした、信頼できるシステムと安全な運用を組み合わせることで、ビジネスの成功を幅広くお手伝いします。
PAYCIERGE特設サイト http://www.tis.jp/branding/paycierge/index.html
TIS株式会社について
TISインテックグループのTISは、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型のITソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。詳細は以下をご参照ください。http://www.tis.co.jp/
TISインテックグループについて
TISインテックグループは、2016年7月1日にITホールディングスグループからTISインテックグループに生まれ変わりました。グループ会社約60社、2万人が一体となって、それぞれの強みを活かし、日本国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客さまのビジネスを支えるITサービスをご提供します。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
◆本サービスに関するお問い合わせ先
TIS株式会社 金融第2事業本部 金融ソリューション事業部
決済ビジネス企画部
TEL:03-5337-4507 E-mail:service_info@tis.co.jp
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