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タイ砂糖製造販売大手への出資参画について

PR TIMES / 2013年9月17日 13時13分

住友商事株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:中村邦晴、以下「住友商事」)と日新製糖株式会社(本社: 東京都中央区、取締役社長:樋口洋一、以下「日新製糖」)は、タイ砂糖製造販売大手のKaset Thai International Sugar Corporation Public Company Limited(本社:タイ王国バンコク市、社長:Parphan Siriviriyakul、以下「カセタイ」)に出資参画します。


具体的には、住友商事および日新製糖は、カセタイの創業家がカセタイへの投資を目的として設立した合弁会社に出資する一方、本合弁会社はカセタイの株式を段階的に取得し、カセタイがタイ証券取引所への株式上場したのち、最終的に25パーセントを保有する予定です。そして、住友商事と日新製糖は一連の出資プロセスを経て、本合弁会社の株式を最終的にそれぞれ25パーセント、5パーセント保有する計画で、両社の出資総額合計としては約26億バーツを見込んでいます。


カセタイはタイ北部ナコンサワン県、ウッタラディット県に製造拠点をもち、グループ合計でタイ   生産量の約10パーセント(1,000万トン程度)のサトウキビを集荷する同国第3位の製糖グループです。 主力の砂糖製造事業に加えて、サトウキビの副産物を活用したエタノール製造やパルプ製造を行って おり、今後はバイオマス発電事業も開始します。


住友商事と日新製糖は、ブラジルに次ぐ世界第2位の砂糖輸出国であり、成長著しい東南アジアの中心にあるという地理的優位性もあることから、タイを砂糖事業における戦略的地域と位置付け、トレードを中心に取り組んでまいりました。今後は本出資参画を通じ、住友商事の多様な事業経営ノウハウ、  およびグローバルでのトレード展開力、ならびに日新製糖の豊富な精糖ノウハウを活用し、カセタイの戦略的パートナーとして同社の経営品質の向上を支援するとともに、東南アジアにおける事業規模の 拡大を一緒に目指していきます。


【カセタイ概要】
・会社名 :Kaset Thai International Sugar Corporation Public Company Limited
・本社所在地 :タイ王国バンコク市
・事業内容 :サトウキビ集荷から粗糖および精製糖製造、エタノール製造、パルプ製造
・砂糖生産量 :約110万トン/年
・年間売上高 :246億バーツ(連結) (2012年12月期)

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