Ascella Biosystems Inc.、感染症診断技術の開発に向けて研究助成金を獲得
PR TIMES / 2024年11月20日 18時15分
Ascella Bio JAPAN株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:鈴木 貴紘、以下「Ascella Bio JAPAN」)の完全親会社であるAscella Biosystems Inc. (本社:米国サンフランシスコ、CEO:Deepak Boggavarapu)は、この度、米国国立衛生研究所(NIH)のRADx(Rapid Acceleration of Diagnostics)プログラムから(60万ドルの)助成金を獲得しました。この資金は、COVID-19をはじめとする複数の呼吸器病原体を迅速に検出する革新的診断技術「AscellaOne」(旧:Ascella Real Time System)の開発に向けた重要な支援となります。
RADx プログラムは、COVID-19パンデミックに対する迅速な対応を目的とし、COVID-19や他の感染症の診断技術の開発と普及を加速させるために設立されました。Ascella Biosystems Inc. が開発中の「AscellaOne」診断システムは、ポータブルでありながら極めて高精度かつ高速な診断、感染症の早期発見と迅速な治療を可能にするもので、特にパンデミック時の検査現場や在宅での使用を念頭に設計されています。このプロジェクトでは、SARS-CoV-2を超えてインフルエンザやRSウイルスなど、他の重要な呼吸器病原体にも対応する予定です。
今回の助成金は、主に新たな呼吸器病原体パネルの設計・最適化、プライマー設計および試薬の凍結乾燥技術の開発、さらにシステムの商業化や知的財産保護戦略の策定といった研究開発活動に充てられます。
Ascella Biosystems Inc.のCEOであるDeepak Boggavarapuは、「NIH RADx プログラムからのこの助成金により、私たちの診断技術をさらに進化させ、世界中で感染症の拡大を抑制するための貢献が可能となります。この技術は、COVID-19に限らず、インフルエンザやRSウイルスなど、将来的なパンデミックや日常的な呼吸器疾患の診断にも大きく貢献できるものです。このプロジェクトは、将来的に世界中のヘルスケアの現場に直接的な影響を与えると確信しています」と述べています。
Ascella Biosystems, Inc.の日本法人であるAscella Bio JAPANは、米国親会社と連携して「AscellaOne」診断システムの日本国内での商業化に向けた共同研究開発を行っております。アクセルマーク株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:松川 裕史、証券コード:3624、以下アクセルマーク)は、「AscellaOne」診断システムを利用した日本国内でのビジネス展開を目的として、Ascella Biosystems Inc.に対し、2021年、2023年にそれぞれ100万ドルを出資しており、アクセルマーク代表取締役社長である松川がAscella Bio JAPANの取締役に就任しております。
Ascella Biosystems, Inc.、Ascella Bio JAPAN、アクセルマークの三社は、今後さらに連携を強化して、米国・日本での商業化を加速させてまいります。
Ascella Biosystems, Inc.は、POCTRNプログラムを通じてCimitから支援を受けています。CimitおよびPOCTRNは、RADx Techプログラムの支援を受けており、米国国立画像生物医学・生物工学研究所(National Institute of Biomedical Imaging and Bioengineering)、NIH、および米国保健福祉省(Department of Health and Human Services)からの連邦資金(助成金番号U54EB015408-08S)によって全額または一部が賄われています。
【Ascella Biosystems, Inc.について】
AscellaBiosystems, Inc.は、米国サンフランシスコに本社を置く、感染症の診断技術を専門とする医療機器スタートアップ企業です。私たちのミッションは、迅速で正確な診断を通じて、パンデミックや感染症の広がりを制御するソリューションを提供することです。「AscellaOne」の技術は、その使いやすさと信頼性で、家庭や医療機関での検査を可能にし、診断の新しい基準の確立を目指しています。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
「風邪をひいていないのに咳が続く」40歳以上は要注意…"うつ症状"を伴う患者もいる「呼吸器の病気」の名前
プレジデントオンライン / 2024年11月21日 8時15分
-
プラズマ乳酸菌の経鼻接種でウイルス感染をブロック! キリンと国立感染症研究所が研究発表会を開催
マイナビニュース / 2024年11月20日 12時1分
-
中国でマイコプラズマ肺炎が流行、小児科は満員に
Record China / 2024年11月7日 18時50分
-
顧みられない熱帯病などの製品開発に約5.7億円の投資を決定
PR TIMES / 2024年11月7日 14時45分
-
Seegene、マイクロソフト、シュプリンガーネイチャーが パートナー・エグゼクティブ・ラウンドテーブルを開催、技術共有イニシアチブを推進
共同通信PRワイヤー / 2024年10月31日 15時24分
ランキング
-
1日経平均株価が再度上昇するのはいつになるのか すでに「日柄調整という悪材料」は織り込んだ
東洋経済オンライン / 2024年11月25日 9時30分
-
2自然界最強「ミノムシの糸」を製品化、スポーツ用品や自動車に活用へ…興和「化学繊維に代わる存在に」
読売新聞 / 2024年11月25日 10時50分
-
3京都の老舗を支える「よきパートナー」という思想 自社だけでなく、客や取引先とともに成長する
東洋経済オンライン / 2024年11月25日 14時0分
-
4スエズ運河の船舶通過激減 パナマも、供給網負担重く
共同通信 / 2024年11月25日 16時29分
-
5あなたは気づいてる?部下が上司に抱く不満8選 部下は上司への不満を言わないまま辞めていく
東洋経済オンライン / 2024年11月25日 9時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください