エミレーツ航空、1年間で500トン以上のプラスチックとガラスを再利用
PR TIMES / 2023年3月3日 20時40分
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エミレーツ航空は、機内で廃棄されたガラス瓶やペットボトルを回収して再利用することにより、2022年には500トンを超えるプラスチックとガラスをリサイクルしました。
ドバイに到着するすべての航空機が持ち帰る使用済みボトルは、乗務員によって、ドバイのリサイクル工場に送られる前にガラスとペットボトルに分別作業されます。ガラスは色ごとに分けて粉砕し、「カレット」と呼ばれる再溶解可能なリサイクルガラスをアラブ首長国連邦のガラスメーカーに送り、新しいボトルを製造するための原料として使用、ペットボトルは洗浄後、フレーク状に砕き溶かしてプラスチック製品のメーカーに送ります。これにより、エミレーツ航空とエミレーツ・フライト・ケータリングは、毎年数千キログラムのガラスとプラスチックが埋め立て地に利用されることを防いでいます。
エミレーツ航空ではリサイクル活動の一環として、機内でのガラスとプラスチックのリサイクルの再利用に関する意見やアイデアを募集するウェビナーやイベントを定期的に開催しており、現在の取り組みは、2019年に客室乗務員からの提案を基にプロジェクトが企画され、わずか数週間以内という短い期間で実施されるに至りました。
エミレーツ航空では他にも、プラスチックの再利用や、可能な限り持続可能な素材を使用する取り組みを行っています。
再生プラスチック製のブランケット提供
エミレーツ航空では、過去6年間にわたり、長距離便のエコノミークラスのお客様に、再生ペットボトルから作られた心地よいサステナブルブランケットを提供しています。このブランケット1枚に28本の再生ペットボトルから作られています。ペットボトルを細かく砕いてプラスチックチップにした後、糸に変えてフリース素材にし、その細い糸を織って柔らかくて温かいブランケットを製造します。この取り組みを開始以降6年間で、エミレーツ航空の毛布は9500万本以上のペットボトルが埋立地に廃棄されるのを防ぎました。航空業界最大のサステナブル・ブランケット・プログラムとして、再生ポリエチレンテレフタレート(rPET)を使用した製造工程は、エネルギー排出量も約70%削減します。
責任ある調達
エミレーツ航空は、サプライヤー行動規範に環境に関する要件を盛り込み、設計段階から製品のライフサイクル全体を考慮して、責任を持って消費することを重視しています。例えば、木製のマドラー、紙製のストロー、機内販売用バッグは、責任を持って管理された森林で採取された木材と紙が使用されています。
持続可能な素材を使った子供用玩具
ご搭乗されるお子様にご用意している無料のおもちゃ袋、ベビーアメニティキット、ぬいぐるみも再生ペットボトルやその他の持続可能な素材から作られています。各年齢に合わせてデザインされたベルトバッグ、ダッフルバッグ、バックパックは、100%ペットボトルからリサイクルされた糸で作られています。お子様用バックパックは1個あたり5.5本、ダッフルバッグは7本の再生ペットボトルから作られており、お子様用バッグの生産により、ペットボトル800万本の埋立て利用を回避しています。スイングタグや製品が出荷される外箱もリサイクル可能な再生カードから作られています。
再利用可能な機内アメニティキット
長距離路線のプレミアム・エコノミークラスとエコノミークラスのお客様に提供しているアメニティキットのポーチは、自然の4要素、火、水、土、空気を表現したデザインで、再利用可能かつ洗濯可能なクラフト紙を使用し、毒性のない大豆ベースのインクで模様を印刷しています。中には、環境にやさしい素材で作られた旅行アイテムが入っています。歯ブラシは麦わらとプラスチックを組み合わせ、靴下とアイマスクは再生プラスチックのrPET(再生ポリエチレンテレフタレート)で作られています。歯ブラシ、靴下、アイマスクに使われているパッケージは、90%がライスペーパーでできています
エミレーツ航空の環境への取り組みについてはこちらもご覧ください。
https://www.emirates.com/jp/japanese/about-us/our-planet/
エミレーツについて
エミレーツ航空は、2002年に日本就航を開始。日本は成田国際空港、東京国際空港(羽田*)と関西国際空港から、ドバイをはじめとする世界各地へ快適な空の旅を提供しております。2022年のスカイトラックス・ワールド・エアライン・アワードでは、「ワールド・ベスト・エコノミークラス」「ワールド・ベスト・エコノミークラス・ケータリング」のほか、17年連続で「ワールド・ベスト機内エンターテイメント」の3部門で受賞するなど、提供する商品やサービスで数々の賞を受賞しています。 *2023年4月2日より羽田・ドバイ線も運航を再開
お問い合わせ先
エミレーツ・グループ 広報
Redhill株式会社
Email: ekjapan@redhill.asia
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