【プレスリリース】南スーダン 戦闘でベンティウの国連施設への避難者倍増 水が圧倒的に不足

PR TIMES / 2014年4月23日 11時23分



※本信は ユニセフ本部からの情報を日本ユニセフ協会 広報室が翻訳・編集
したものです
※原文は http://www.unicef.org/media/media_73155.html でご覧いただけます


【2014年4月22日 南スーダン・ジュバ発】
先週ベンティウで民族による攻撃が発生し、攻撃対象となった何万人もの人々は、
国連施設内に避難。避難者であふれかえる国連施設内では、1日わずか1リットルの
安全な水しか提供できてないことをユニセフは発表しました。
(※注釈:飲用、衛生用、調理用を含め、1日当たり必要な最低限の水の量は
15~20リットル)

ユニセフは、先週国連施設内に避難した人は1万人以上で、現在、施設内に避難
している人は2万3,000人に上ることを明らかにしました。混乱した情勢が続き、
雨季も始まったことから、緊急人道支援には、極めて厳しい負担が生じています。

ユニセフ・南スーダン事務所代表のジョナサン・ヴェイチは「恐ろしい暴力を生き
延びた人々は、水に起因する感染症の発生という新たな危険にさらされています。
子どもたちは耐え難く、そして言葉にできないほどの暴力に直面しています。安全
であるべき場所で、子どもたちをこれ以上、苦しませてはなりません」と述べました。

不安定な情勢の中で、毎日キャンプへ新しい水を運搬してくるトラックは、大雨に
よる泥まみれの道路で立ち往生することもしばしばです。雨により、キャンプ内の
トイレは多数故障、現在では、350人でひとつのトイレを使わざるを得ません。
ユニセフの人道支援パートナー団体の多くも、治安情勢を受けて現場を去らねば
ならない状況です。

ユニセフのスタッフは、ベンティウに留まり、緊急ニーズに即対応し、給水用の
新たな掘削孔を掘り、新たなトイレ建設用の部品を空路で輸送しています。しかし、
資金が不足し、アクセスの難しさから、ユニセフは人道支援に大きな障害が生じて
いると強調しています。

ユニセフは、この紛争に意思決定や指揮をするすべての人々に対し、子どもを守り、
人道支援のために安全なアクセスを確保することを、要請し続けています。
南スーダンでは、紛争により、100万人以上が国内外で避難生活を送っています。

■参考情報
4月1日現在、国内避難民は80万3,200人、周辺国へ逃れ難民となった人は
25万4,600人に上ります(ウガンダ8万1,345人、エチオピア6万9,456人、
ケニア2万5,099人、スーダン4万2,011人)。難民となった人の86%は
女性と子どもで、厳しい環境下での生活により、栄養不良や感染症に
かかりやすくなります。

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