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社会課題解決に挑戦する生産者を表彰する「ポケマルチャレンジャーアワード2024」を発表年度テーマは「食と防災」、8県の生産者が受賞

PR TIMES / 2024年7月9日 11時0分

燃料の確保や加工品開発、タスク・リスク分散に取り組む生産者を表彰



生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ(ポケマル)」を運営する株式会社雨風太陽(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、証券コード:5616、以下「当社」)は、”社会課題の解決に向け、挑戦する生産者”を、取り組みのインパクトやユニークさを踏まえて表彰する「ポケマルチャレンジャーアワード2024」の受賞生産者を発表しました。3度目のポケマルチャレンジャーアワードとなる今回では、年度テーマを「食と防災」として、8県から8名の生産者が受賞しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/46526/200/46526-200-35a8b32937b94d5d1abbb01a3d6c30bc-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


【ポケマルチャレンジャーアワード2024とは】
本アワードは、”社会課題の解決に向け、挑戦する生産者"を、取り組みのインパクトやユニークさを踏まえて表彰するものです。年度テーマ「食と防災」の受賞生産者は2024年7月5日(金)に開催したイベント「災害大国日本の“食と防災” 食べ物の安定供給、災害にどう備える?」の中で、自由テーマの受賞生産者は同日に当社東京オフィスで表彰式を行いました。

◆ 年度テーマ「食と防災」
食と防災にまつわる取り組みを行っている生産者を表彰しました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/46526/200/46526-200-e247eb5d48ca1cdaed10a9c0eb8859e3-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


◆ 自由テーマ
消費者との交流を生み出すための取り組みや、伝統的な農法・品目の保存に対する取り組み、地域の農業教育や普及活動への取り組みなど、独自の活動を行っている生産者を表彰しました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/46526/200/46526-200-78d9a74b2be92a327d9e16ef91b4dcb8-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


【受賞生産者について】
下記の審査項目で当社内にて審査を行い、計8名の生産者が受賞にいたりました。

<審査項目>
・取り組みがもたらすポジティブなインパクトの大きさ
・取り組みのユニークさ
・取り組みによって実現したいビジョンの明確さ

◆ 年度テーマ
東井保さん|東井栗園(石川県鳳珠郡穴水町)
https://poke-m.com/producers/266067
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/46526/200/46526-200-e7a81f6efa0c442afd1bc5053048df41-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


能登半島地震で被害を受けた穴水町にある東井栗園では、平時から家族間でタスクを分散させていたことが発災時に生かされた。生産者の両親と三男は石川県穴水町で栗の生産、石川県内灘町に住む長男は繁忙期の生産や観光、埼玉県さいたま市に住む二男はEC販売とそれぞれ分業していたことが家業の持続可能性に繋がった。また地域の有志で「穴水町甲復興団」を立ち上げ、現地での炊き出し、カフェの運営、チャリティマルシェの実施など、地域コミュニティの再生、関係人口創出のための取り組みも積極的に行っている。

橋本 純さん | 友栄水産(三重県度会郡南伊勢町)
https://poke-m.com/producers/66410
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/46526/200/46526-200-f90e0d8ae8611a425f2b13a26ddc7bd2-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


真鯛の可食部は約30%程度で、その他の骨や頭は廃棄されることが多かったという状況を受け、これまで廃棄されていた部位を活用した加工品を開発。可食部が約60%に増え、廃棄量の減少、資源率・自給率の増加に繋がった。さらに、常温でも保存可能なレトルト加工を施すことで、被災した能登地方での炊き出しでも活躍。防災食や備蓄品としての可能性を見出した。

松川和則さん | 松川果樹園(熊本県宇城市)
https://poke-m.com/producers/371366
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/46526/200/46526-200-cc1cbc40ef8f1c2a01722d40d4721e67-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


松川果樹園のある熊本県宇城市は、平成28年熊本地震で甚大な被害を受けた。発災時に市役所職員として避難所運営や支援物資の受入などに携わった経験から、被災者のニーズが、お腹を満たす食事から、インフラが復旧する頃には栄養価の高い食事へと変化していくことを学ぶ。能登半島地震に対しては「ポケマル炊き出し支援プロジェクト」を通して、被災地に栄養価の高い柑橘類を提供した。今後は震災時の支援食材としてより使い勝手が良く、栄養補給もしやすいジュース等の加工品開発に着手する。

後 竜佑さん | うしろ農園(兵庫県洲本市)
https://poke-m.com/producers/40782
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/46526/200/46526-200-f852118962a54df48a718a6c737233e2-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


平常時からガソリンや軽油などの燃料、飲料水を保管・備蓄。約7年前には震度7の地震にも耐えうる倉庫を建設し、災害に備えている。また「ポケマル炊き出し支援プロジェクト」を通して合計165kgの玉ねぎを被災地に提供した。今後は、発災時の食材提供を行うと同時に、平時でも地域の生活道路の環境維持、地盤状況などの情報を収集し、リスク軽減に努める。

◆ 自由テーマ
薄羽哲哉さん | 薄羽養鶏場(栃木県芳賀郡益子町)
https://poke-m.com/producers/39703
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/46526/200/46526-200-7a8427d9053e33961f15b9be08e525a6-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


鶏卵の”生産コストが上がっても、売価が上がらない”という現状から、同じ平飼いの鶏の卵を1年間定期購入すると、毎月卵と一緒に通信紙が届く「コッコ通信」を販売。本商品を通して、消費者に生産工程や課題などを知ってもらうきっかけをつくっている。食卓に上がる卵を産む鶏がどんなものを食べ、どんなところで生活しているのか、そして養鶏はどのように運営されているのかといった情報を発信することで、消費者の理解を深め、鶏卵の地位向上を目指す。

小川浩康さん | 渥美半島とまとランド(愛知県田原市)
https://poke-m.com/producers/48231
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/46526/200/46526-200-cae4b249387f22c79f868f5aeaec8bb9-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


物流の2024年問題に対して、全国のトラックドライバーに感謝の言葉を届ける取り組みを行う。SNSを使って全国の方々からドライバーの皆さんへのメッセージを募集し、国内大手の運送会社7社に感謝の言葉を届けた。生産者と消費者を繋ぐパイプラインでもある運送業に従事する方々に仕事への誇り、やりがいを感じてもらうことを目指している。また消費者にも普段お世話になっているドライバーの皆さんに感謝の気持ちを届ける機会を提供した。

富永邦彦さん | 株式会社邦美丸(岡山県玉野市)
https://poke-m.com/producers/189458
[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/46526/200/46526-200-ae16fc3f78f0dd07d3d44fe6971d7987-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


持続可能な漁業を目指して、必要以上に魚を獲らない完全受注制の漁「受注漁」を確立。本取り組みを町単位で行うために、先輩漁師や漁協も巻き込んで、受注量の仕組みを構築した。さらに、観光協会、飲食店などに協力を仰ぎ、低・未利用魚の黒鯛を飲食店で提供することで地域おこし、漁師の収入安定を目指す「黒鯛プロジェクト」の立ち上げを行う。町全体が協力した成功例を作り、他の自治体にも「玉野モデル」を発信し、日本の地方創生に寄与することを目標とする。

松下幸平さん | Wealthy Time(岩手県久慈市)
https://poke-m.com/producers/605579
[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/46526/200/46526-200-0d9f60ceac522b077d7eab35b81fb8aa-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


これまで廃棄されていた菌床しいたけの軸を活用した「椎茸ガリリン」の販売を開始。しいたけの軸をスライス、乾燥させたものをペッパーミルに入れた商品で、これまでになかったしいたけの新たな価値を提供している。道の駅「いわて北三陸」限定商品として販売して以降、好評の声を受け、ECサイトでの販売も開始。一次産業専門紙、テレビ局などのメディアからも取り上げられる。

【背景】
当社が2016年9月より運営している、生産者と消費者を直接つなぐ産直アプリ「ポケットマルシェ」には、現在約8,300名の生産者が登録しており、生産現場のリアルな情報が日々当社に集まっています。そのような中で、「生産者が直面する課題」や「課題解決に向けた生産者の挑戦」は、まだ世の中において広くは知られていないという現状があります。それらを伝えていくことで、消費者の方々が課題への理解をより深め、解決に向けた動きに「自分ごと」として関わるきっかけを生み出したい、という考えから、2022年より本アワードを開始しました。

「都市と地方をかきまぜる」をミッションに掲げる当社では、自然災害や環境の変化などが原因で生産活動に影響を受けた生産者と、応援したい消費者のマッチングを促進すべく、2022年7月より生産者支援金を設立したほか、2023年6月に企業や個人からの支援を、気候変動や自然災害、社会情勢の変化など有事の際に支援金として活用する「ポケマル生産者支援プロジェクト」を開始しました。また、2024年1月に発生した能登半島地震に対しては、全国の生産者からの食材提供と、ユーザーからの送料支援金をいただき実施した、現地での食事提供をサポートする「ポケマル炊き出しプロジェクト」のほか、石川県食材の送料無料施策などを実施しています。

災害は私達の日常にある”食”の安定供給を脅かします。そこでこの度、発災時の備えとして、日頃私達に何ができるのかを考えるべく、地域経済圏におけるコレクティブ・インパクトの創発のために新たな広域ネットワークの構築を支援する“地域経済創発プロジェクト”「POTLUCK YAESU」と当社の共催で、「災害大国日本の“食と防災” 食べ物の安定供給、災害にどう備える?」を7月5日(金)に開催しました。

そして、各地の生産現場で実施されている、防災・災害支援の取り組みに触れながら、この度の能登半島地震で起きたことや復旧復興の状況・今後の見通し、そして、災害大国の日本において我々はどのような意識をもって生きていけばよいかを参加者とともに考えを深めるために、年度テーマを「食と防災」として、生産者を表彰しました。

【ポケットマルシェについて】
ポケットマルシェ( https://poke-m.com/ )は、全国の農家・漁師から、直接やりとりをしながら旬の食べ物を買うことができるプラットフォーム。提供は2016年9月。現在、約8,300名(2024年6月時点)の農家・漁師が登録し、約15,000品の食べ物の出品と、その裏側にあるストーリーが提供されている。新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに食への関心が高まり、ユーザ数は約14.9倍、注文数はピーク時に約20倍となり、約77万人の消費者が「生産者とつながる食」を楽しむ。

ポケマル公式X(旧Twitter):https://x.com/pocket_marche
ポケマル公式Instagram:https://www.instagram.com/pocket.marche/
ポケマル公式note:https://note.com/pocket_marche

【代表プロフィール】
株式会社雨風太陽 代表取締役 高橋博之

1974年、岩手県花巻市出身。2006年から岩手県議会議員を2期務め、 2011年に岩手県知事選に出馬するも次点で落選。2013年に、NPO法人「東北開墾」を立ち上げ、食べもの付き情報誌「東北食べる通信」編集長に就任。2014年には、一般社団法人「日本食べる通信リーグ」 を創設し、代表理事に就任して食べる通信のモデルを全国に展開。2015年12月に、株式会社雨風太陽(旧 株式会社ポケットマルシェ)を設立。翌年、全国の生産者と消費者を直接繋げるCtoCプラットフォーム「ポケットマルシェ」をリリース。著書に『都市と地方をかきまぜる』(光文社新書)など。
高橋博之X(旧Twitter):https://x.com/hirobou0731
高橋博之Instagram:https://www.instagram.com/hiroyuki_8707/


[画像12: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/46526/200/46526-200-465b724c0935b716b36fdcf7870f5cc7-853x1280.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



【会社概要】
会社名: 株式会社雨風太陽
代表者名: 高橋博之
所在地: 岩手県花巻市大通一丁目1番43-2 花巻駅構内
東京オフィス: 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-26-5 金子ビル3F
事業内容:
・個人向け食品関連サービス
CtoCプラットフォーム「ポケットマルシェ」、サブスクリプションサービス、食材付き情報誌「食べる通信」、ふるさと納税プラットフォーム「ポケマルふるさと納税」の企画・開発・運営
・個人向け旅行関連サービス
ポケマルおやこ地方留学の企画・実施
・企業・自治体向けサービス
自治体支援サービス、法人向け食材販売等の企画・実施
URL:https://ame-kaze-taiyo.jp/




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