【プレスリリース】地雷の危険に晒されるカチンの子どもたちにも保護と平和を

PR TIMES / 2014年4月23日 18時46分



※本信は ユニセフ本部の発信を日本ユニセフ協会 広報室が翻訳、独自に編集したものです
※原文は http://www.unicef.org/media/media_73154.html でご覧いただけます

【2014年4月22日 ヤンゴン(ミャンマー)発】

カチン州南部のマンウィンジ( Man Win Gyi)と モーマウ(Momauk)近郊で起きている
ミャンマー国軍とカチン独立軍(KIA)の衝突で、推定子ども1,000人を含む何千人もの
人々が、仮住居を退去しなければならない状況に置かれています。今回の退去は、多くの
人々にとって、1年で2回目か3回目となります。衝突はここ数日で小康状態に向かいつつも、
依然として緊迫した状況が続いています。

ユニセフ・ミャンマー事務所代表のベルトランド・バインヴェルは「衝突とその影響を
受けて避難している家庭では、安全な水やトイレへのアクセスが制限されることを含めて、
子どもたちの健康リスクが増しています」と述べました。

加えて、カチン州とシャン州北部には、ミャンマー国内で最も地雷が多く埋まっています。
地雷は、子どもを含む弱い立場にある住民を痛めつけるために、意図的に残されるまたは
設置されています。また、地雷により、人道支援の実施も阻まれます。両陣営の敵対が
深まるにつれ、新たに地雷が埋められ、ユニセフは子どもたちをさらに危険にさらす状況
になることを懸念しています。

「衝突が収まったとしても、これまで広く使用されていた地雷の被害者になったり、
武装勢力に徴用される恐れがあるといった危険から遠のくことはないのが事実なのです」
とバインヴェル代表は続けました。

ユニセフは、他の国連機関や国際的なNGOと共に、子どもやその家族のために最前線で
活動する現地のNGOを支援しています。ユニセフのパートナーの多くは、カチン州・
シャン州北部での人道支援合同戦略チームのメンバーです。現在、合同戦略チームは、
カチン州南部で起きている新しい衝突に巻き込まれた子どものニーズを調査しています。

支援活動は行われているものの、紛争に巻き込まれている人々、特に子どもへのアクセス
の改善が必要です。

バインヴェル代表は「直ちに支援を行わねばなりません。命を救うだけでは十分ではない
のです。子どもたちが求めているのは、平和と安定の中で成長していくことなのです」
と述べ、「ミャンマーの子どもたちのために、すべての勢力は、戦闘を終わらせる
あらゆる努力をし、地雷や武装勢力への徴用といった危険から子どもたちを守り、平和を
実現せねばなりません。最近の改革の成果としてミャンマーのほかの多くの子どもたちが
享受しているのと同じく、カチンの子どもたちも、平和やよりよい未来を享受する必要が
あるのです」と結びました。

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