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日本唯一にして世界有数の古代湖琵琶湖のシンボル“ビワコオオナマズ ”破損した大型水槽復活へ クラウドファンディング第2弾を8月28日(水)より開始

PR TIMES / 2024年8月28日 10時0分

 滋賀県立琵琶湖博物館(滋賀県草津市下物町1091)は、8月28日(水)9時00分より、2023年2月に破損した水槽である「ビワコオオナマズ水槽」と、破損水槽と同じ形状をしていた「コアユ水槽」の再生をするためのクラウドファンディング第2弾を開始したことをお知らせします。



[画像1: https://prtimes.jp/i/58617/202/resize/d58617-202-2a9e3ed339d3365123ba-4.png ]


実施概要


実施名:新ビワコオオナマズ水槽誕生にご支援を!|琵琶湖博物館【第2弾】
実施期間:2024年8月28日(水)9:00~2024年11月25日(月)23:00
目標金額:2,000万円
実施形式:ふるさと納税型 / All-in
プロジェクトサイトURL:https://readyfor.jp/projects/biwahaku2024

リターンについて


皆様に琵琶湖の魅力を感じていただけるような様々なリターンをご用意しております。
・新水槽完成お披露目内覧会 学芸員の解説付き
 寄付額:50,000円
 個数:20口(1口2名まで)

・クラウドファンディング特別感謝状(日本のナマズ全4種)
 寄付額:10,000円
 個数:無制限

・【一組限定のスペシャルな観察会・講座・体験会・ツアー】
 寄付額:100,000円
 琵琶湖博物館の学芸員が提案した観察会などを用意しました。種類が非常に多いため、詳細はプロジェクトサイ
 トをご確認ください。
※詳細はプロジェクトサイトをご確認ください。

クラウドファンディング実施の経緯と背景


[画像2: https://prtimes.jp/i/58617/202/resize/d58617-202-7cb9ef602c11984964cc-5.jpg ]

<ビワコオオナマズ水槽の破損>
 2023年2月10日(金)、ビワコオオナマズを展示していた高さ約3m、直径約5mの巨大水槽が突然大破する事故が発生しました。幸い人的被害はなく水槽の中のビワコオオナマズも無事でしたが、水槽破損後に行ったアクリル点検で、トンネル水槽の小窓をはじめとした10個の水槽に小さなクラック(ひび)が見つかり、安全確認のため、長期間水槽を閉鎖することとなりました。


<クラウドファンディング第1弾>
[画像3: https://prtimes.jp/i/58617/202/resize/d58617-202-d74bcf27bf024bf08689-2.jpg ]

 破損したビワコオオナマズ水槽の新設は、一から設計する必要があり、かなりの時間を要することがわかりました。そのため、小さなひびの入った水槽をいち早く修復し、まずは水族展示室を再開することが求められていました。そんな中、多くの方から応援や協力したいという暖かいお言葉をいただいたため、2023年11月15日から2024年1月31日にかけて、小さなひびの入った水槽のアクリル交換についてのクラウドファンディング第1弾を実施しました。その結果、のべ796人の方から、当初目標金額の500万円を大きく上回る11,593,000円のご寄付をいただきました。10個の水槽は無事アクリル交換が終わり、レイアウト変更などのリニューアルを施した上で、展示を再開することができました。

今回のクラウドファンディングで実現する事


<クラウドファンディング第2弾>
 今回、第三者委員会を設置しての水槽破損の原因調査も踏まえ、従来と同じような円柱型の水槽を作ることはできないと結論づけました。そのため、壊れたビワコオオナマズ水槽と同じ形状をしていたコアユ水槽の2つの新しい水槽を一から作り直すことになりました。大型水槽を2つも作るためには、多額の費用がかかります。そのすべてを自己資金だけで捻出するのは大変難しいため、今回のクラウドファンディングでは、設計から実施したビワコオオナマズ水槽とコアユ水槽の新設費用の一部となる2,000万円を目指します。

・新ビワコオオナマズ・琵琶湖の主水槽
 かつて行われたビワコオオナマズ調査でのワンシーンの再現をコンセプトに設計。琵琶湖の水深15mほどの大きな岩場に潜む主の臨場感の再現を目指します。
 また、ビワコオオナマズは、普段は沖合で暮らしていますが、6-7月の産卵期になると湖岸にやってきます。湖岸は、ビワコオオナマズにとって産卵場であり、子どもが育つ成育場でもあるのです。この時期は、他に、ビワコオオナマズと同じく琵琶湖固有種のイワトコナマズも湖岸にやってきます。さらに、ナマズも近くの田んぼなどの浅瀬で産卵しています。梅雨の増水する季節は、琵琶湖のナマズ3種が揃い踏みする珍しい季節でもあるのです。
 このような琵琶湖に生息する3種のナマズが湖岸に集う様を、これまでにはなかった形で、新しい水槽で表現したいと考えています。
[画像4: https://prtimes.jp/i/58617/202/resize/d58617-202-17e655603eef6ce99bfa-4.png ]


・新コアユ水槽
 新しい水槽では、琵琶湖の伝統漁法「エリ」で使用されるエリツボで、コアユが群れとなって泳ぐ姿を再現する予定です。
 河川に遡上せず琵琶湖に残留し、群れで生活する琵琶湖のコアユは、生息量が多く、ビワマスの餌になるなど、琵琶湖生態系の重要な役割を担っています。それだけでなく、コアユは琵琶湖の漁の主要魚種の一つです。琵琶湖では、多くの人が昔から魚を獲り、調理し、食べてきました。魚とそれを獲るための漁法は、人と琵琶湖をつなぐ存在でもあります。その重要なつなぎ目の一つが、エリです。
 湖岸から沖に張り出すエリは、琵琶湖の魚を獲るのにとても合理的な仕組みとなっています。一方で、待ちの漁法と言われ、獲りすぎることも防いでくれる漁法でもあります。現在、このエリの主たる漁獲物は「コアユ」です。琵琶湖の漁師さんになって「琵琶湖の沖合でエリ漁をしているのだ」という気分を味わえるような展示を目指したいと思っています。
[画像5: https://prtimes.jp/i/58617/202/resize/d58617-202-fd624dff66e73d4ae3d5-5.png ]


滋賀県立琵琶湖博物館とは


 琵琶湖博物館は、湖をテーマにした博物館としては日本最大規模の琵琶湖畔に建つ博物館です。「湖と人間」をテーマに、琵琶湖の生い立ちや人と自然との関わりについて家族で楽しみ体感しながら学べる展示が特徴です。
[画像6: https://prtimes.jp/i/58617/202/resize/d58617-202-5a2fedfc5d7129654e76-8.jpg ]


開館時間:9:30 - 17:00(最終入館 16:00)
休 館 日 :毎週月曜日(休日の場合は開館)、
     その他臨時休館あり。
観 覧 料 :一般800円、高校生・大学生450円、
     小学生・中学生無料(常設展示)

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