業界初 「ラテラルハイブリッド型」三波長半導体レーザを開発

PR TIMES / 2012年5月22日 9時26分



パナソニック株式会社デバイス社は、業界で初めて※2青紫色・赤色・赤外三波長のレーザ発光点が横一列に並ぶことで、光ピックアップの光学系簡素化が可能な「ラテラルハイブリッド型」三波長半導体レーザ(品番:LNCS01MR)を開発し、2012年9月より量産出荷を開始します。


【効 果】
本製品を使用することにより、ブルーレイディスクTM※1ドライブやプレイヤー向け光ピックアップの小型化かつ高品質化を実現できます。

【特 長】
本製品は以下の特長を有しております。

1.ラテラルハイブリッド型構造の採用で、青紫色レーザと赤色・赤外の二波長レーザの発光点を横一列かつ等間隔に集積することにより、光ピックアップの光学系簡素化が可能

ジャンクションダウン組立技術と、高精度組立技術の両立により発光点が横方向に一列に並ぶラテラルハイブリッド型構造を実現しました。発光点が一次元配置のため、光ピックアップ光学系の大幅な簡素化が可能となります。また従来構造に比較して本構造では青紫色レーザチップの更なる小型化が可能です。


2.青紫色レーザ優先の光学設計による赤色・赤外の二波長レーザの光利用効率低下を二波長レーザの高出力化で補い、光ピックアップの高性能化を実現可能

三波長半導体レーザを搭載したブルーレイディスクTM用光ピックアップでは、光利用効率が低い青紫色レーザの光学系を用いるため、二波長レーザの光利用効率が低下します。本製品は光利用効率低下を補い、十分な設計マージンを確保するために必要なレーザ再生光出力を実現しました。
 青紫色レーザ:20mW、 赤色レーザ:15mW、 赤外レーザ15mW


3.5ピンタイプの高放熱化DカットCANパッケージ(5.6mmφ)の採用により、光ピックアップの薄型化に対応可能

通常用いられる丸型5.6mmφCANパッケージを5ピンとし、かつ、その一部をD形にカットした、DカットCANパッケージ(5.6mmφ)を採用することにより、丸型に比べ光ピックアップの薄型化が可能です。



【内 容】
本製品は以下の技術によって実現しました。
1.ラテラルハイブリッド構造実現のための、青紫色レーザのジャンクションダウン組立技術と、青紫色レーザと二波長レーザの発光点を横一列に等間隔で高精度に実装できる高精度組立技術(発光点間隔精度:±10µm、当社従来比約2分の1)

ラテラルハイブリッド構造の実現には、青紫色レーザを赤色・赤外二波長レーザと同じジャンクションダウン組立することにより発光点を横一列に集積する必要があります。今回、青紫色レーザの高耐熱電極を新たに開発し、ジャンクションダウン組立技術を確立するとともに、当社独自の高精度組立技術により、光学系簡素化に最も重要な発光点間隔の高精度化を実現しました。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
PR TIMES

トピックスRSS

ランキング