JCB、スリランカの銀行間ネットワークLankaClearと、JCBカードの発行および取扱い開始について基本合意書を締結

日本発唯一の国際カードブランド運営会社である株式会社ジェーシービー(本社：東京都港区、代表取締役兼執行役員社長：浜川 一郎)の海外業務を行う子会社、株式会社ジェーシービー・インターナショナル（本社：東京都港区、代表取締役社長：今田 公久）(以下、総称して「JCB」)は、スリランカの銀行間ネットワークLankaClear (Private) Limited(以下、LankaClear)と、2017年6月20日(火)に「LankaPay-JCBカード」の発行およびLankaClearネットワーク傘下のATM・カード加盟店におけるJCBカードの取り扱い開始について基本合意書を締結しました。2018年前半を目途に、同ネットワーク加盟金融機関よりスリランカ初のJCBカードが発行開始となるほか、2018年内を目途に同国内のほぼ全てのATM・カード加盟店でJCBカードが利用可能となる予定です。



LankaClearは、スリランカ中央銀行が2002年に設立した銀行間ネットワーク運営主体で、同国のほぼすべてのATMが同社のネットワークに接続しています。現在はカード決済スキーム「LankaPay」の構築を目指しており、JCBは国際ブランドとして唯一の提携パートナーとなります。

南アジアに位置するスリランカは、一人当たりのGDPがインドネシアやフィリピンを超えるなど経済発展の水準が高く、今後さらなる経済発展が見込まれます。また、周辺国のインドや中国を中心に、同国への外国人観光客数は順調に伸びています。(※)

今回の提携は、アジアにおけるJCBカードの利便性向上および会員基盤を拡大したいJCBと、国際ブランドとの提携によりLankaPayカードに国際標準の決済技術と国際通用性を持たせたいLankaClearの狙いが合致し、実現したものです。

JCBは、「おもてなしの心」「きめ細やかな心づかい」でお客様一人ひとりのご期待に応えていきます。そして「便利だ」「頼れる」「持っていてよかった」と思っていただける、お客様にとっての世界にひとつを目指し続けます。

※参照先　GDP: IMF, World Economic Outlook Database, April 2016より
外国人観光客数：Sri Lanka Tourism Development Authorityより

＜基本合意書締結セレモニーの様子＞
[画像: https://prtimes.jp/i/11361/204/resize/d11361-204-745265-0.jpg ]


写真左より（敬称略）１.LankaClear Chairman / Anil Amarasuriya ２.LankaClear General Manager and CEO / Channa de Silva　３.JCB International Senior Vice President / 門脇　裕一郎４.JCB International Assistant Vice President / 佐藤 陽　５.Indrajit Coomaraswamy スリランカ中央銀行総裁 ６.在スリランカ日本国大使館参事官/八木 浩治


＜LankaClear (Private) Limitedについて＞
スリランカ中央銀行が2002年に設立した銀行間ネットワーク運営主体で、現在はスリランカ中央銀行および全商業銀行が株主となっている。スリランカ中央銀行が推進するペーパーレス・エコノミーの実現に向け、国内銀行・金融機関同士の決済や精算業務のシステム化、スリランカ国民の金融サービスへのアクセス拡大施策を担う。カード決済分野においては、2013年より国内決済インフラの構築プロジェクトを開始し、現在ほぼ全ての国内ATMが同社のネットワークに接続している。今後は、LankaPayカードの発行およびカード取扱加盟店の整備を推進するほか、様々な分野における決済の電子化を推進する計画が中央銀行により承認されている。

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