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画像処理アプリケーション開発支援ツール「RobustFinder Source-Code Generator 1.0」を販売開始

PR TIMES / 2014年9月26日 10時28分

キヤノンMJ ITグループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:浅田 和則、以下キヤノンITS)は、画像処理アプリケーションの開発を支援するツール「RobustFinder Source-Code Generator 1.0(ロバストファインダー ソースコード ジェネレーター)」を2014年9月26日より販売開始します。




「RobustFineder Source-Code Generator」は、工場の生産設備や検査設備など、さまざまな産業用装置に組み込まれる、位置決め制御や表面検査・異物検査・個数検査などを目的とする画像処理アプリケーションを、簡単に作成するためのツールです。
近年、画像処理アプリケーションは、処理内容や開発環境の多様化・複雑化に伴い、開発工数の短縮・効率化が課題となっています。その課題を解決するために、キヤノンITSが1998年から開発・販売をしている産業用画像処理ライブラリ「RobustFinder」の機能や性能を、効率よく最大限に生かすことができる画像処理アプリケーション開発支援ツールを開発しました。


■画像処理アプリケーションを迅速かつ容易に構築
「RobustFinder Source-Code Generator」は、「RobustFinder」および、Matrox社の画像処理ライブラリ「MatroxImagingLibrary」から、「位置決め」や「解析」などの画像処理モジュールをマウス操作で選択することにより、簡単にアルゴリズムを構築し、ソースコードを自動生成します。「RobustFineder Source-Code Generator」を活用することにより、産業用のさまざまな装置で使用される画像処理アプリケーションを短期間で作成することできます。販売目標は、初年度100本を計画しています。


■販売価格

製品名:RobustFinder Source-Code Generator
型式:RFSCG10-DEV-U
価格:オープン価格

製品名:RobustFinder Source-Code Generator ランタイム(※1)(※2)
型式:RFSCG10-LIC/S-U
価格:オープン価格

※1 作成した画像処理アプリケーションを動作させる環境にインストールします。
※2 別途、ソース作成に使用した画像処理ライブラリのランタイムライセンスが必要です。


■画像処理システム構築技術セミナー2014で講演
画像処理システム構築技術セミナー2014(大阪:10月1日(水)13:00~17:00/東京:10月3日(金)13:00~17:00)において、RobustFinder Source-Code Generator 1.0を紹介します。
タイトル:画像処理システム構築技術セミナー2014
URL:http://www.canon-its.co.jp/seminar/20141001es.html


<キヤノンITSが提供する画像処理ソリューションについて>
キヤノンITSは、先進のマシンビジョン製品を中心に、産業・医療・セキュリティ業界に向けた画像処理ソリューションを提供しています。提供したソリューションは、高精度・高速処理が必要とされる各種検査機器、医療機器・印刷機器などに採用され、お客さまの製品品質の向上・コストの大幅な削減に役立っています。
キヤノンITSは、今後も顧客からのニーズに幅広く対応した画像処理ソリューションを提供し、システム開発の品質向上・開発期間の短縮・トータルコストの削減を支援します。


<RobustFinder Source-Code Generatorの概要>

1.主な特長
●産業用画像処理に特化した、高速・高精度のアプリケーション開発を支援するツール
●画像処理ライブラリからマウス操作で処理を選択しアルゴリズムを構築
●作成したアルゴリズムからソースを自動生成し、システム開発工数を大幅に削減可能
●キヤノンITSオリジナルの画像処理ライブラリ「RobustFinder」と、全世界で実績のあるMatrox社の画像処理ライブラリ「MatroxImagingLibrary」が利用可能
●錠剤検査業務に特化した画像処理テンプレートを準備
●ユーザーの独自システムに画像処理機能を組込むことで、オリジナルなシステムが構築可能


2.対応関数一覧

■MatroxImagingLibrary 10
【カラー変換】
カラー・ビット変換
【輝度変換】
二値化・ビットシフト・クリップ・ヒストグラムの平滑化
【幾何変換】
ミラー・極座標変換・直交座標変換・リサイズ・回転・移動・ワーピング・直行座標変換
【局所フィルタ】
空間フィルタ・ランクフィルタ・モフォロジーエッジ抽出・メディアン・細線化・連結マッピング・距離変換・太線化・分離処理・デインターレース・粒子の勢力範囲検出
【位置決め】
パターンマッチング・幾何学マッチング
【認識】
コード認識・ストリングリーダー
【解析】
粒子解析・ラベリング・エッジファインダー・カラー解析
【測長】
計測
【画像解析】
統計量・フーリエ変換
【画素間演算】
画素間演算

■RobustFinder 10
【カラー変換】
カラー・ビット変換・擬似カラー変換・LABカラー変換
【輝度変換】
輝度反転・ガンマ補正・線形変換・輝度自動調整・二値化・ビットシフト・クリップ・シェーディング補正・値セット・凸包・ヒストグラムの平滑化
【幾何変換】
ミラー・極座標変換・直交座標変換・リサイズ・回転・サンプリング・移動・ワーピング・キャリブレーション・遠近歪
【局所フィルタ】
空間フィルタ・ランクフィルタ・モフォロジー・高速フィルター・エッジ抽出・メディアン・細線化・線除去・副線除去・連結マッピング・距離変換
【位置決め】
パターンマッチング・パターン検出
【認識】
コード認識・文字認識
【解析】
粒子解析・カラー解析・色度・輝度検査・ラベリング・簡易色検査・欠陥検査
【測長】
エッジ計測、直線計測、プロジェクション計測・円周計測(幅・角度)・ボール検査・リード検査、円検出・形状計測・ピーク計測
【画像解析】
統計量
【画素間演算】
画素間演算・複数画素間演算・エッジ評価型差分
【画像解析】
統計量・フォーカス・ヒストグラム・プロファイル・プロジェクション


3.動作環境

■ハードウェア環境
【PC】
PCAT互換機
【CPU】
Intel Core2 Duo 2.6GHz 以上
【メモリ】
4GB以上推奨。カメラ機器構成や検査処理内容によって推奨メモリが変化する場合があります
【ディスプレイ】
解像度:1024x768 以上
【拡張スロット】
PCI-express(x4) 1スロット以上(MatroxSoliosを使用する場合)
【ネットワーク】
JumboFrameに対応したNIC(GigEカメラを使用する場合)
【キャプチャーカード】
SOL2MEVCLB、SOL2MEVCLF ※MIL/MIL-LITEが必要です


■ソフトウェア環境
【OS】
Microsoft Windows 7 32ビット/64ビット
【コンパイラ】
Visual Studio C#
【画像処理ライブラリ】
MatroxImagingLibrary 10
RobustFinder 10


※Windows は、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
※Matroxは、カナダMatrox社の登録商標です。
※仕様は、予告なく変更する場合があります。


● 本件についてのお問い合せ先
キヤノンITソリューションズ株式会社
プロダクトソリューション事業本部 エンジニアリングソリューション事業部
TEL:03-6701-3450
http://im.canon-its.jp/

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