木原造林が、4県の森林からJ-クレジットを創出。J-クレジットとしては同社初のプロジェクト登録が完了。
PR TIMES / 2024年11月25日 13時15分
三重県、和歌山県、岡山県、山口県に保有する約8,300haの森林からバイウィルが手続きを受託・代行し、J-クレジット創出を開始
日本全国47都道府県のカーボンニュートラル実現を目指す株式会社バイウィル(本社:東京都中央区、代表取締役社長:下村 雄一郎、以下「バイウィル」)は、運営管理業務を受託・代行するJ-クレジット創出プロジェクトが、第62回J-クレジット制度認証委員会において登録されたことをお知らせします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13100/205/13100-205-bed1ef5e9f1963fddb6d12387ed6bdc4-3520x1555.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
当該プロジェクトは、木原造林株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:中松 裕、以下「木原造林」)が適切な森林管理を行うことによる二酸化炭素の吸収量を、J-クレジットに換えるものです。
【J-クレジット制度とは】
J-クレジット制度とは、省エネルギー・再生可能エネルギー設備の導入等による温室効果ガス排出削減量や、適切な森林管理等による温室効果ガスの吸収量を、日本政府が「J-クレジット」として認証する仕組みです。発行されたJ-クレジットは、他の企業との間で取引することができ、購入者は自身の温室効果ガス削減目標の達成等に活用が可能です。
【プロジェクトの概要】
今回、J-クレジット創出のプロジェクトとして登録されたのは、木原造林の森林管理による<木原造林株式会社 持続可能な森林経営プロジェクト>です。
「森林管理」とは、森林の中まで光を届けるため、間伐等を継続的に行うことです。森林管理を適切に行うことで、明るくなった森林では二酸化炭素の吸収量が増加します。そして、増加した吸収量はJ-クレジットに換えることが可能です。
本プロジェクトでは、木原造林の森林管理によって増加した二酸化炭素吸収量を、バイウィルが手続きを受託・代行してJ-クレジットに換えます。その売却による収益はさらなる森林管理・保全の向上のため、施業面積の拡大などに活用されます。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/13100/table/205_1_45c28f5bb535bf83c9d5c1206be26384.jpg ]
【木原造林の取り組み】
木原造林は、創業100年を迎える企業で、林業から公共工事、造園・緑化事業など幅広く営んでいます。林業においては2府20県に約18,000haもの広大な社有林を保有し、植林から素材の生産まで独自の一貫体制をもつことで、森林整備を進めています。
サステナビリティへの取り組みも活発で、土木事業での環境に配慮した施工や、地域行事への貢献などを進めていますが、特に林業を通したカーボンニュートラルへの貢献に力を入れています。J-クレジットの前身制度であるJ-VERでもクレジット創出に取り組んでおり、2011年6月に認証されてから、これまで2,000t-CO2以上のクレジットを創出してきました。
また、環境に対する世の中の動きに応えるべく、持続的な森林管理を推進するために「SGEC森林認証(*1)」も取得しています。
今回、バイウィルが運営を支援する形で、J-クレジット制度となってからは初めてJ-クレジット創出に取り組むこととなりました。このように、取り組みを第三者によって可視化することにより、今後も森林保全を推進します。
*1:SGEC森林認証とは、日本の森林の自然的・社会的立地に即して持続可能な森林経営を実現するための国際性を持った基準のこと。森林管理に関する環境、社会および経済の分野を網羅している。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13100/205/13100-205-134947d52297091215c445275a7580d7-837x580.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
木原造林による間伐材の搬出の様子
【木原造林 取締役 山川正浩様 コメント】
木原造林は、森林の育成とその多面的機能の発揮により、新たな森林の価値を創造することで持続可能な森林整備に取り組んでおります。
以前は、J-クレジット制度の前身であるJ-VERの森林クレジットについて、自社で申請から創出までおこなってきました。今回、三井住友銀行様のご紹介によりバイウィル様と御縁をいただき、昨年12月に委託契約を締結し、今回新たなプロジェクトとして登録される運びとなりました。
バイウィル様に申請から販売を委託することにより、弊社は森林管理と施業に専念することができ、シナジー効果を発揮することができたのではないかと考察しております。
今後見込まれるこの収益を森林整備に還元すべく、価値ある持続可能な森林整備に取り組んでまいります。
【バイウィルが森林由来のJ-クレジット創出代行に取り組む背景】
日本は国土の約3分の2を森林が占めますが、手入れにかかる費用が賄えず放置されている森林も多く、環境問題に繋がっています。そのため、森林由来のJ-クレジットは、カーボンニュートラル実現のためだけでなく、永続的に森林を管理・保全していくための財源確保としても大きな意味を持ちます。
そこでバイウィルは、創出手続きや費用を代行することで森林所有者の負担を最小限にしながらJ-クレジットを創出し、流通を促進することで、脱炭素化の推進および森林保全に貢献しようと取り組みを進めています。
【バイウィルが進めるJ-クレジット創出】
バイウィルは日本各地でのJ-クレジット創出・流通、ひいては「カーボンクレジットの地産地消」を目指し、全国の金融機関や自治体との提携を進めています。その提携数は73件に及び(2024年11月25日時点)、全国各地で地域の産業構造や特性に合わせたJ-クレジット創出を支援しています。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13100/205/13100-205-52ca566bd6a89a4d71b5ecfe64e2329c-2831x2530.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
提携先から紹介を受けたお客様は1,450件に上り、紹介件数、契約件数のいずれにおいても、森林からのJ-クレジット創出に関するご相談は半数を超えています。今後、森林クレジットの創出支援はますます増加する見込みです。
バイウィルはJ-クレジットをはじめとするカーボンクレジットを軸に、日本のカーボンニュートラル実現に貢献します。
【J-クレジット創出に関するお問い合わせ】
J-クレジット創出に関するご質問や要件のお問い合わせは、以下のフォームより承っております。お問い合わせ項目にて「環境価値創出支援(クレジット創出支援)について」を選択し、ご連絡ください。
お問い合わせフォームはこちら
【木原造林 会社概要】
■社名:木原造林株式会社
■本店:東京都新宿区市谷砂土原町二丁目2番地
■公式サイト:https://www.kiharazourin.co.jp/
■代表者:代表取締役 中松 裕
■設立:1924年11月
■事業内容:林業、土木、建築、リフォーム、造園・緑化、不動産・土地建物
【バイウィル 会社概要】
■社名:株式会社バイウィル
■本社:東京都中央区日本橋2-3-21 群馬ビル6階
■公式サイト:https://www.bywill.co.jp/
■代表者:代表取締役社長 下村 雄一郎
■設立:2013年11月
※2023年4月より、株式会社フォワードから株式会社バイウィルに社名変更
■事業内容:
・環境価値創出支援事業(クレジット創出)
・環境価値売買事業(クレジット調達・仲介)
・脱炭素コンサルティング事業
・ブランドコンサルティング事業
■パーパス:
『ずっと愛される日本を。意志の力で。』
常に変わりつづける世界の中、価値は多様化し、正しさも不確実なこの時代。
だからこそ、バイウィルは意志の力を信じ、あらゆるサステナブルな変革を後押しすることで、次世代にも誇れる日本を創ることに貢献します。
【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社バイウィル 広報担当
e-mail:info@bywill.co.jp
TEL:03‐6262-3584(代表)
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