トレイルランの第一人者・鏑木毅による『日常をポジティブに変える 究極の持久力』、発売です。
PR TIMES / 2018年2月26日 14時1分
株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン(取締役社長:干場弓子、本社:東京都千代田区)は、『日常をポジティブに変える 究極の持久力』(鏑木毅・著)を発売しました。
[画像: https://prtimes.jp/i/18193/205/resize/d18193-205-605354-0.jpg ]
本書は、「やり方を工夫すれば、何歳からでもどのタイミングでも、新たなことにチャレンジすることができる」というメッセージを感じる内容になっています。
著者の鏑木さんは、トレイルランという起伏の激しい山中を一昼夜走り続ける競技で、トップアスリートとして活躍されています。
そして、トレイルランの世界最高峰の戦いであるUTMB(ウルトラトレイル・デュ・モンブラン)という大会で日本最高位(3位)の記録を持っています。
この経歴だけ見ると、華やかな結果を残しているアスリートですが、
実は鏑木さんは、28歳から競技を始めた”遅咲き”、そして50歳を迎える現在も現役で活躍されているという選手なのです。
そんな方だからこそ、先ほどのメッセージがより明確に伝わる内容になっています。
長く活躍できる選手でいられる秘訣
なぜ28歳というアスリートとしてはかなり遅い年齢から始めても活躍できたのか?
そして、なぜ50歳になる今でもトップアスリートでいられるのか?
書籍の中では、著者が実践している疲れない身体の作り方とメンタルや睡眠のコントロール方法が具体的に紹介されています。
競技に大切な持久力は、「抗酸化」と「低糖化」で伸ばしていける
トレイルランの競技パフォーマンスは、基本的に脚力の筋力と持久力に依存します。
筋力量は、トレーニングによって増やすことは出来ても、加齢によるパフォーマンスの低下は避けられません。
持久力に関しても、トレーニングを続けるだけではパフォーマンスの低下は避けられません。
しかし、いくつかの取り組みを行うことによって、年齢を重ねてもなお伸ばしていくことができる、というのが鏑木さんの主張です。
そのため、持久力をいかに向上させるかが重要なポイントとなります。
そして持久力を向上させるためには、「抗酸化」と「低糖化」が大切です。
抗酸化によって老いを防ぎ、低糖化によって脂肪燃焼効率をよくすることによって持久力を上げていくのです。
具体的には、
・アスタキサンチンと呼ばれる海洋系の食材に多く含まれる成分を摂取すること、
・食事改善によって脂肪の燃焼効率を向上させること
などが挙げられています。
持久力アップには、身体のエネルギーを生み出すミトコンドリアの質をいかに高めるかがポイントとなっていきます。
臨床実験において、運動を行っている人がアスタキサンチンを摂取することによって、ミトコンドリアの活動を活性化し、脂肪の燃焼や筋力の向上を促進することが知られております。
しかし、100-200キロというウルトラディスタンスにおける持久力の解明は現在でも完全に解明されておりません。
鏑木さんは自身の競技人生の中で試行錯誤を行い、以上のことを実践され、結果を出しているのです。
パフォーマンスのために大切な”見えないポイント”
鏑木さんは、持久力や筋力と共に、睡眠やメンタルコントロールの大切さも説いています。
寝る前にスマホ等を見ず、デジタルストレスを遠ざけることや、
多くの脳内シミュレーションを行う等のメンタルトレーニングなどが紹介されており、
多くの人に直接役立つ内容となっています。
長く活躍するために本当に大切なこと
書籍では上記で紹介した内容に関するtipsが多く紹介されています。
しかし、鏑木さんが長く活躍できている本質的な理由は、
その手法にあるわけではなく、
海外の活躍する選手を研究し、自身の持久力を上げるための研究を続ける姿勢(チャレンジ精神)にあると感じました。
それは、書籍の随所に出てくる選手の情報や過去の体験談、また「NEVER」という50歳でUTMBに挑戦するプロジェクトにも表れています。
活躍はあくまで目に見えた結果でしかありません。
本当に大切なのは、チャレンジする姿勢と、チャレンジに対する飽くなき探求心であり、これこそ多くの人が学ぶべきことなのではないでしょうか。
【もくじ】
プロローグ
第 1 章 疲れない身体のつくり方
第 2 章 体質を変える食事法
第 3 章 “持久脳〞のつくり方
第 4 章 本番力をつける
第 5 章 戦い続けるためのリカバリー
第 6 章 楽しく年齢を重ねるために
対談:青井渉氏(医学博士・京都府立大学生命環境科学)
エピローグ
【著者情報】
鏑木 毅(かぶらぎ つよし)
1968年、群馬県生まれ。プロトレイルランナー。
2009年、世界最高峰のウルトラトレイルレース「ウルトラトレイル・デュ・モンブラン(通称UTMB、3カ国周回、走距離166km)」にて世界3位。また、同年、全米最高峰のトレイルレース「ウエスタンステイツ100マイルズ」で準優勝など、49歳となる現在(刊行当時)も世界レベルのトレイルランニングレースで常に上位入賞を果たしている。
トレイルランニングを始めたのは28歳。地元群馬で開催されたレースに面白半分で出場したのがきっかけ。群馬県庁で働きながらその後、アマチュア選手として数々の大会に出場し優勝。40歳でプロ選手となる異色の経歴を持つ。
現在は競技者の傍ら、講演会、講習会、レースディレクターなど国内でのトレイルランニングの普及に力を注ぐ。アジア初の本格的100マイルトレイルレースであり、UTMBの世界初の姉妹レースであるウルトラトレイル・マウントフジ(UTMF)の大会実行委員長を務める。自らがプロデュースしたトレイルレース「神流マウンテンラン&ウォーク」は2012年に過疎地域自立活性化優良事例として総務大臣賞を受賞。疲弊した山村地域の振興、地域に埋もれた古道の再生など地域を盛り上げるモデルケースとなっている。
2019年に50歳で再びUTMBに挑戦することを表明。NEVERプロジェクトとしてその挑戦を伝えていく。
http://never.trailrunningworld.jp/
【書籍情報】
タイトル:日常をポジティブに変える 究極の持久力
定価:1500円(税別)
発売日:2017.2.25
ISBN: 978-4799322284
判型:四六判・ソフトカバー/ 248ページ
発行:ディスカヴァー・トゥエンティワン
ディスカヴァーサイト:http://www.d21.co.jp/shop/isbn9784799322284
【販売サイト】
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4799322281
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/15345120/
セブンネットショッピング:https://7net.omni7.jp/detail_isbn/9784799322284
ディスカヴァーサイト:http://www.d21.co.jp/shop/isbn9784799322284
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