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水族トピック展示「7年ぶりの繁殖成功!天然記念物・アユモドキ」の展示を行います

PR TIMES / 2024年9月12日 10時0分



概要


[画像: https://prtimes.jp/i/58617/206/resize/d58617-206-d807936513619f13ef1d-0.jpg ]

・9月14日(土)から、琵琶湖博物館水族展示室「よみがえれ!
 日本の淡水魚コーナー」の保護増殖センター前にて、開催する。
・アユモドキは国指定の天然記念物で保護されている魚で、
 幼魚の展示園館は珍しい。
・当館ではアユモドキの人工繁殖に長年取り組んできたが、
 今回7年ぶりに人工繁殖に成功した。
 その際に生まれた生体(幼魚)を展示する。
・捕獲などが原則禁止されているアユモドキの保護について、
 琵琶湖で最後に獲れたアユモドキの標本と、パネルを使って紹介する。

詳細について


 アユモドキは、日本で最も絶滅のおそれが高い淡水魚のひとつで、現在は京都府亀岡市の一部と岡山県の一部にしか生息していません。環境省のレッドリストカテゴリーで絶滅危惧IAに指定されています。また、環境省の国内希少野生動植物、国指定の天然記念物にも指定されています。当館では、水族展示室の前身の琵琶湖文化館の時代から40年以上にわたって、京都府南丹市(旧八木町。現地では絶滅)の個体を系統保存してきました。しかしながら、2017年を最後に繁殖できず、その後、雌個体がいなくなる事態になりました。今年、淀川水系アユモドキ生息域外保全検討委員会と環境省との協議の上で亀岡市から雌個体を採集し、当館の雄個体を掛け合わせることを試みたところ、7年ぶりに人工繁殖に成功することができました。
 今回のトピック展示では、保護増殖には、環境省や琵琶湖博物館をはじめとする水族館施設や研究施設などが関わって行われていることを知っていただくために、保護しているアユモドキと、繁殖に成功した幼魚の展示をします。さらに、かつてアユモドキが琵琶湖にもいたことを伝えるために、琵琶湖で獲れた最後のアユモドキの標本の展示をします。

・会期:2024年9月14日(土)~12月24日(火)
(月曜日休館、ただし9/16、9/23、10/14、11/4、12/23は開館。12/25~1/3は年末年始休館)
(展示個体、標本の状態によって、展示を休止・変更する場合があります)
・開催時間:9:30~17:00(最終入館16:00)
・開催場所:琵琶湖博物館 水族展示室 よみがえれ!日本の淡水魚コーナー 保護増殖センター前
・入場料:常設展示観覧料でご観覧いただけます。

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