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“デジタル近居”サービス「ちかく」に徳島県東みよし町が購入費用を一部補助

PR TIMES / 2024年8月13日 12時15分

町村では全国初。1人暮らしの高齢者でも住み慣れた場所で安心して暮らせる地域に



[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/15422/209/15422-209-0b8afa0a07915b2b995a5501a070bb39-1440x756.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


株式会社チカク(以下「チカク」)が開発し、株式会社NTTドコモ(以下「ドコモ」)が販売している“デジタル近居”サービス「ちかく」(以下、本サービス)が、徳島県東みよし町(以下「東みよし町」)の「東みよし町繋がり実装化事業」の対象機器に指定されました。
これにより本サービスを購入した対象世帯に、上限1万6,500円の範囲内で、購入費用に2分の1を乗じて得た額(100円未満の端数は切捨て)が、東みよし町より交付されることになりました。
自治体からの本サービスへの補助は兵庫県たつの市に次ぐ2例目で、町村では全国初の事例となります。

わが国は超高齢社会に入り、2040年には、1人暮らしの高齢者世帯は約900万世帯にも上るとされています(※1)。一方で、全国的に民生委員などの地域の見守りの担い手の高齢化や人員不足、高齢者と地域とのつながりの希薄化が指摘されており、今後ますます1人暮らしの高齢者の孤独・孤立対策が大きな社会課題になるものと予想されます。

こうした中、東みよし町は、離れて暮らす家族による見守りの強化や相互のコミュニケーションの向上を図り、高齢者が住み慣れた地域で安心して生活できる環境を確保することを目的に、「東みよし町繋がり実装化事業」として、高齢者向けテクノロジー(エイジテック)を活用した見守り機器を指定し、その購入補助を2024年4月より行っています。

本サービスは、テレビに繋ぐ家型の専用端末とスマートフォンアプリを利用し、離れて暮らす1人暮らしの親の在室状況を家族が確認でき、部屋にいればそのまま話しかける感覚で、テレビ電話ですぐに会話ができるサービスです(※2)。まるで近くに暮らしているかのように、お互いをより身近に感じながらも、ほどよい距離感を保つことができるのが特長です。
また、アプリ上で「あんしんモード」(※3)をオンにすると、親の起床・就寝、在室履歴など生活リズムの変化がわかる生活ログ機能(※4)や、事前に設定した時刻を過ぎても親の起床が確認できない場合、アプリに通知が届く起床未確認通知機能、異変を感じたときに、親が端末を操作することなく、テレビを設置している部屋の様子を確認することができる安否確認電話機能もご利用いただけ、より安心感を持ちたい子ども世代のニーズにもお応えしています。

こうした本サービスの特長が評価され、この度の対象機器に指定されました。
なお、東みよし町においては、こうしたエイジテックを活用することで、離れて暮らす家族間のコミュニケーションの活性化や自助意識を強化する一方で、万一の際に安否確認要請をすれば、現地の東みよし町社会福祉協議会がかけつけるといった、家族と地域が連携した見守り体制の構築を進めています。

今後もチカクは、超高齢社会におけるさまざまな社会的課題の解決に向け、革新的なサービスを開発・提供してまいります。

(※1)「令和5年版高齢社会白書」(内閣府)より。
(※2)子側は専用の「ちかく」アプリをダウンロードする必要があります。親側のテレビはHDMIを接続できる必要があります。
(※3)「あんしんモード」を使用するには、親の承諾を取ったうえで、スマートフォンの「ちかく」アプリで「あんしんモード」を有効にしてください。
(※4)起床時刻、就寝時刻、睡眠時間、在室履歴はあくまで推定値になります。

「東みよし町繋がり実装化事業」の概要
見守りICT機器とは
「見守りICT機器」とは、情報通信技術を活用した見守りやコミュニケーション等を行うことができる据置型の機器であって、次の各号のいずれにも該当する補助対象機器であり、町長が指定したものとする。
(1) 写真、動画等の情報を受信できる機能を有するもの
(2) 補助対象世帯の室内環境が確認できる見守り機能を有するもの
※必ず購入前にこちらの「補助対象機器」をご確認ください。
補助対象者
次の要件を全て満たす必要があります。
(1) 見守りICT機器を設置する住宅に居住している世帯員若しくはその2親等以内の親族。
(2) 暴力団等(東みよし町暴力団排除条例(平成24年東みよし町条例第1号)第2条第1号及び第2号に規定する暴力団及び暴力団員をいう。)に該当しないこと。
補助の対象となる経費
(1) 補助金の交付の対象となる経費(以下「補助対象経費」という。)は、本町に居住し、かつ、本町の住民基本台帳に記録されている満65歳以上の高齢者のみの世帯に設置する見守りICT機器に係る購入費(設置に係る費用を除く。)とする。
(2) 補助の対象となる見守りICT機器は、1世帯につき1台に限るものとする。
交付申請等
東みよし町繋がり実装化事業補助金交付申請書兼請求書(様式第1号)に次に掲げる書類を添えて、申請してください。
(1) 見守りICT機器の購入に要した費用に係る領収書(購入日=令和6年4月1日以降、購入金額及び品名が確認できるもの)の写し
(2) 見守りICT機器の設置状況が分かる写真
(3) 補助金の振込先口座に係る通帳の写し
(4) 補助金による購入機器の取り扱いに関する誓約書
(5) その他町長が必要と認める書類
交付額
上限1万6,500円の範囲内で、補助対象経費に2分の1を乗じて得た額(100円未満の端数は切捨て)を、補助金交付決定後に交付します。
「東みよし町繋がり実装化事業」のお問合せ先
東みよし町産業課:0883-79-5345
※本事業の詳細はこちらをご覧ください。

徳島県東みよし町

東みよし町は、徳島県の西部、四国のほぼ真ん中に位置し、人口は1.4万人。町の中央部を吉野川が雄大に流れ、北には阿讃山脈、南には四国山地の急しゅんな山々を抱き、豊かな水と緑に恵まれた地域です。徳島自動車道吉野川ハイウェイオアシスが町の中心にあり、テレワークオフィス、温浴、カフェ、物産、キャンプ村、宿泊施設等を備えた交流拠点及び中四国圏域や近畿圏域との交通交流連携の拠点となっています。

株式会社チカク

チカクは“シニア・ファースト”を掲げ、「高齢者も使える」ではなく、「高齢者が使える」プロダクトを追求しているエイジテック(高齢者向けテクノロジー)スタートアップです。
スマートフォンアプリで撮影した動画や写真を実家のテレビに直接送信し、インターネット環境やスマートフォンがない高齢者でもテレビで視聴できる「まごチャンネル」を開発・販売。
また、NTTドコモとの協業で、離れて暮らす親の在室状況をスマートフォンアプリから確認でき、そのまま手軽にテレビ電話で話すことができる“デジタル近居”サービス「ちかく」を開発しています。(2024年5月より全国のドコモショップで販売中)
・代表取締役:梶原健司
・所 在 地:東京都渋谷区東2-14-7
・設   立:2014年3月12日

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