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全国展開の寿司チェーンとして初の取組み!岩手県洋野町の「増殖溝を活用した藻場の創出・保全活動」へ出資 事業活動によって排出したCO²(二酸化炭素) 10[t-CO2]分をカーボン・オフセット

PR TIMES / 2024年8月22日 14時40分



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20379/209/20379-209-11f6990665cd649b5993e451c58b12eb-1912x787.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


株式会社ライドオンエクスプレスホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役社長:江見 朗)のグループ企業である株式会社ライドオンエクスプレス(以下:当社)は、当社の事業活動によって排出したCO²の一部をカーボン・オフセットする目的で、岩手県洋野町が実施するブルーカーボン(※1)に関する取組み「増殖溝(ぞうしょくこう)を活用した藻場の創出・保全活動」に対する「Jブルークレジット(R)」(※2)10[t-CO2]分を購入し、2024年7月31日(水)に認証されました。
■全国の寿司チェーンでは初!ブルーカーボン事業出資への想い
宅配寿司「銀のさら」を運営する当社では、日頃より海から多くの天然資源を頂き、お客様へお届けしています。
そのため、水産資源へのサポート・環境保全への取組みの参画を通じての「生物多様性の維持」が重要な課題と認識し、継続的な取組みを進めています。

現在、日本では、ウニそのものが地球温暖化の影響によって漁獲しにくい状況が続いています。
そんな中、岩手県洋野町では、“ウニの安定供給を目的とした増殖溝※”を使った、ブルーカーボン事業という視点においても、意義のある活動をされていると知りました。水産資源をデリバリーでお客様へお届けする企業としてサポートできることが無いかと考え、今回の出資を決定いたしました。日本全国の寿司チェーン運営会社での参画は初の試みとなります。
当社では、商品・事業ありきではなく、本事業の理念に共感し、食文化を育むサポートをしていきたいという想いから、食を扱う企業として、継続的な支援を続けて行きたいと考えております。

※増殖溝とは:海水とウニのエサとなる海藻類が安定的に流れ込みやすくなるよう人工的に海岸の岩盤に掘った溝のことです。

■先人たちの知恵が詰まった「ウニの増殖溝」の新たな価値
岩手県洋野町は、全国第2位のウニの水揚げを誇る地域です。
洋野町にある「ウニの増殖溝」は、約8500万年前に形成された種市層と呼ばれる地層の岩場を利用して作られました。
もともとこの岩場は、干潮時には海水が無くなるため海藻が生えない平らな岩場でしたが、約50年前にこの場所に溝を掘って昆布を育て、その昆布でウニを育てる増殖溝に変わりました。
干潮時でも波力により新鮮な海水が流れ込む構造にすることで、ワカメや昆布などの大型の海藻が乾燥に耐え、ウニを生育しやすい環境を創出しています。


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20379/209/20379-209-d95795da4c010372d314f99acf6b19a6-928x702.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


その増殖溝が、現在ブルーカーボンの取組みとして改めて注目されています。
ウニの増殖溝で醸成された「藻場」が、光合成によりCO²を吸収することで炭素を貯留し、深海に流されることで脱炭素に繋がります。これまでに3,753[t-CO2]の脱炭素が認証されています。これは国内最大級のブルーカーボン認証量となっています。

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■洋野町の天然資源を守るサポートを継続
同ブルーカーボン事業において、2024年7月31日、洋野町でこれまで認証を受けた合計3,753[t-CO2]の「Jブルークレジット(R)」のうち、当社の10[t-CO2]分のクレジットの購入が認証されました。
当社では、2024年7月17日に担当者が現地を訪問し、洋野町町長 岡本正善氏、同副町長 林剛敏氏から、ウニの増殖溝の歴史や、両氏の想い、洋野町のウニの魅力などについてお話を伺いました。


[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20379/209/20379-209-50802411665f317235ec8ab7e7525e5b-640x426.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
洋野町町長 岡本正善氏(右)と当社担当者(左)

洋野町のウニは、色・身入り・味どれをとっても素晴らしく、先人の知恵による増殖溝が育んできた大切な天然資源です。この天然資源を守るサポートが出来るよう、今後も積極的に同市に関わってまいります。

洋野町町長 岡本正善氏コメント:
50年以上前に先人の知恵から生まれた洋野町のウニの増殖溝は、世界的にも珍しいものです。ウニや海産物の安定供給のために作られたこの増殖溝が、現在、ブルーカーボン事業として改めて魅力を見出され、今回のような支援をいただけることにとても感謝しています。

当社では、今後もこのような「海を豊かにすることで環境を改善できる」事業への出資など、環境問題への取組みを積極的に行い、全国のお客様へ取組みの意義・大切さを広めてまいります。


【プロジェクト概要】
■名称:岩手県洋野町における増殖溝を活用した藻場の創出・保全活動
■実施場所:岩手県洋野町沿岸の増殖溝(およびその周辺)
■申請者:岩手県洋野町長 岡本正善氏
■実施者:洋野町、種市漁業組合、洋野町漁業協同組合、小内浜漁業協同組合
■当社出資量:「Jブルークレジット(R)」10[t-CO2]分
■出資認証日:2024年7月31日(水)



※1)ブルーカーボンとは
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20379/209/20379-209-f8b2361fcd0fde74ec6bf994129d252b-2980x1757.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


沿岸・海洋生態系に取り込まれ、そのバイオマスやその下の土壌に蓄積される炭素のことを、「ブルーカーボン」と呼びます。2009年に公表された国連環境計画(UNEP)の報告書「Blue Carbon」において定義され、吸収源対策の新しい選択肢として世界的に注目が集まるようになりました。ブルーカーボンの主要な吸収源としては、藻場(海草・海藻)や干潟等の塩性湿地、マングローブ林があげられ、これらは「ブルーカーボン生態系」と呼ばれています。
ブルーカーボン生態系には、CO²吸収源としての機能以外にも様々な価値があります。たとえば、水質浄化機能や水産資源の活性化、教育及びレジャーの場の提供など、私たちの生活に多くの恩恵をもたらします。ブルーカーボン生態系の保全活動を推進することが、地球温暖化の防止のみならず、生物多様性に富んだ豊かな海を醸成し、ひいてはわたしたちの豊かな生活に繋がります。
出典:環境省『ブルーカーボンに関する取組み』


※2)Jブルークレジット(R)とは

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「Jブルークレジット(R)」とは、ブルーカーボンを定量化し、取引可能なクレジットとして活用する手法で、ジャパンブルーエコノミー技術研究組合[JBE]が、独立した第三者委員会による審査・意見を経て、認証・発行・管理する独自のクレジットです。
その対象は「天然」「養殖」「人工構造物」と幅広く、また、クレジット活用で得た資金によってCO²排出量削減の事業維持や発展につながることが重要となります。
出典:国立研究開発法人『ブルーカーボン・クレジット制度(Jブルークレジット)の状況』



【「銀のさら」について】
宅配寿司市場においてシェア No.1※ブランド。
本格的なお寿司をご自宅で楽しんでいただけるよう、厳選をかさねた自慢のネタを、ふんわり炊いたすし飯とと
もに、一貫一貫、ご注文をいただいてからお作りしています。
お子様からご年配の方まで、「おいしいお寿司をもっと身近に」をコンセプトに、商品力・サービス力に徹底的に
こだわっています。
※株式会社富士経済(外食産業マーケティング便覧 2023No.1<宅配ずしチェーン・2022 年実績>)
「銀のさら」公式 WEB サイト:https://www.ginsara.jp/


【株式会社ライドオンエクスプレスホールディングス 概要】
法人名:株式会社ライドオンエクスプレスホールディングス
代表:代表取締役社長 江見 朗
所在地:〒108-6317東京都港区三田3-5-27 住友不動産三田ツインビル西館17階
電話:03-5444-3611
設立:2001年7月31日
事業内容:フードデリバリーチェーンの経営管理業務
ホームページ:http://www.rideonexpresshd.co.jp/

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