滋賀県立琵琶湖博物館と(地独)大阪府立環境農林水産総合研究所との連携協定締結に際して連携協定締結式および連携展示を開催します
PR TIMES / 2024年10月6日 23時40分
琵琶湖・淀川流域における生物多様性の調査研究・保全や普及等に関して、長く業務上のつながりのある地方独立行政法人 大阪府立環境農林水産総合研究所(以下、環農水研)と、業務に関し連携協定を締結します。10月8日には、連携協定締結式を開催し、同日より当館アトリウムおよび水族企画展示室にて連携展示を開始します。
概要
これまでに環農水研と当館は、イタセンパラの系統保存、ツチフキやヨドゼゼラなどの淀川の淡水魚に関する共同研究などで協力してきました。今後、これら調査研究、教育普及、情報発信などの連携をよりスムーズにし、両機関の発展や社会貢献に寄与することを目的として、協定を締結します。
連携協定締結式について
日時:2024年10月8日(火)13:30~
開催場所:琵琶湖博物館セミナー室
参加予定者:
(地独)大阪府立環境農林水産総合研究所 理事長 他
滋賀県立琵琶湖博物館 館長 他
1.開会
2.出席者紹介
3.あいさつ
4.協定書署名
5.イタセンパラ・イチモンジタナゴの交換
6.記念撮影
7.連携・協力内容について
8.閉会
※ 締結式取材ご希望の場合、前日までに琵琶湖博物館までご連絡くださいますようお願い致します。
琵琶湖博物館での連携展示について
テーマ:淀川の魚たち
開催期間:2024年10月8日(火)~2024年12月24日(火)まで
開催場所:琵琶湖博物館水族展示室内 水族企画展示室
料金:常設展示料金で観覧可能
<概要>
琵琶湖と淀川は、水の流れがつながっており、魚類相も深い関係があります。基本的には似た魚類が生息していますが、まったく同じというわけでなく、淀川には河川性の氾濫原環境を好む天然記念物のイタセンパラや、ヨドゼゼラといった魚類が生息し、淀川独自の特徴を持っています。
本展示では、琵琶湖にはほとんど生息しないが、淀川には生息している魚類を中心に展示し、琵琶湖と淀川の類似性と相違性を知ってもらうことを狙いとしています。また、近年、淀川でも魚類は激減しています。そのため、近年の生息状況の変遷も知ってもらい、保全を考えるきっかけにしてもらいたいと思っています。
[画像: https://prtimes.jp/i/58617/210/resize/d58617-210-144b552f08687bdd6ff3-0.jpg ]
・展示する魚類の例
イタセンパラ、ヨドゼゼラ、コウライモロコ、シマヒレヨシノボリなど
※ 展示する魚は変更になることがあります。
<除幕式について>
10月8日(火)連携協定締結式の後、連携展示を記念して、イタセンパラ水槽の除幕式を行います。この除幕を持ってすべての水槽が観覧可能となり、連携展示が完成します。
(地独)大阪府立環境農林水産総合研究所生物多様性センターでの連携展示について
開催期間:2024年10月9日(水)~2024年12月26日(木)まで
開館時間:平日 午前9時30分から午後5時(12月から3月は午後4時まで)
開催場所:地方独立行政法人 大阪府立環境農林水産総合研究所生物多様性センター 展示室
料金:無料
<概要>
琵琶湖博物館との連携協定締結を記念して、連携展示を環農水研生物多様性センターでも実施します。こちらでは、連携展示を記念するパネルや琵琶湖博物館から分譲するイチモンジタナゴなどを展示します。※ 展示する魚は変更になることがあります。
本資料提供は、(地独)大阪府立環境農林水産総合研究所との同時プレスです
問い合わせ先:
滋賀県立琵琶湖博物館 研究部担当学芸員 川瀬、企画・広報営業課 鈴木
Tel 077-568-4811 E-mail info@biwahaku.jp
(地独)大阪府立環境農林水産総合研究所 生物多様性センター 山本
Tel 072-833-2770
(配信先)本件は各機関から、滋賀県政記者クラブ、南部記者クラブ、府政記者会(大阪)、大阪科学・大学記者クラブ、枚方記者クラブにも配信しています。
※ご取材いただける場合は、問い合わせ先までご連絡ください。
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