TOKYO FM『Panasonic Melodious Library』 6周年記念

PR TIMES / 2013年7月4日 16時49分

子どもの本を特集～小川洋子、東京子ども図書館で松岡享子理事長と語る

TOKYO FMをはじめとするJFN38局ネットで、作家の小川洋子が未来に残したい文学遺産を紹介している番組『Panasonic Melodious Library』が、2013年7月に、放送開始から6周年を迎えます。幅広いジャンルの本を紹介してきましたが、児童文学は毎回リスナーからの反響も多くいただいてきました。
そこで、7月7日（日）、7月14日（日）は、東京都中野区の『公益財団法人　東京子ども図書館』を訪ね、「うさこちゃん」シリーズや、「パディントン」シリーズの翻訳者、作家としても知られる松岡享子理事長と小川洋子が子どもの本について対話します。

内容
■ 7月7日：
小川洋子が、子どもと本に関わる人のための図書館、『東京子ども図書館』に松岡享子理事長を訪ねます。石井桃子、松岡らの家庭文庫からはじまった図書館の成り立ちや活動について、さらに、松岡が翻訳した「うさこちゃんとふえ」（ディック・ブルーナ文・絵）をとりあげ、日本でも長く親しまれている「うさこちゃん」シリーズの作者や魅力について語ります。

■ 7月14日：
東京子ども図書館からお送りする2週目は松岡享子の童話や絵本作家としての活動について。
とりあげるのは、最新の童話「じゃんけんのすきな女の子」。この本に込めた想いや東日本大震災の復興支援プロジェクトの一環として刊行された絵本「うれしいさん　かなしいさん」を紹介します。

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「Panasonic Melodious Library」番組概要
■ 放送日時：毎週日曜午前10:00～10:30（JFN全国38局ネット）
■ ハ゜ーソナリティ：小川洋子、藤丸由華（アシスタント）
■ 番組HP　： http://www.tfm.co.jp/ml/
■ 内容：毎週、「文学遺産」と考えられる作品の中から一冊を選び出し、小川洋子の解説により、名作の新たな楽しみを伝えています。
■ 今後の紹介作品：
・7月7日「うさこちゃんとふえ」ディック・ブルーナ文・絵　松岡享子訳（福音館書店）
・7月14日「じゃんけんのすきな女の子」松岡享子（学研）
・7月21日「鳴るは風鈴」木山捷平（講談社文芸文庫）
・7月28日「チャイコフスキーコンクール～ピアニストが聴く現代」中村紘子（新潮文庫）

小川洋子氏プロフィール
1962年岡山市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸科卒業。88年「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞、91年「妊娠カレンダー」で第104回芥川賞、04年「博士の愛した数式」で第1回本屋大賞、04年「ブラフマンの埋葬」で泉鏡花文学賞を受賞。07年7月より芥川賞選考委員就任。2012年『ことり』芸術選奨文部科学大臣賞。

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