1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

インフレ補償だけでは防げない従業員の離職を回避するヒントはワークライフバランス、公平性、リスキリングの機会提供

PR TIMES / 2024年5月31日 12時45分

働き手が雇用主に対して求める魅力・価値に関する世界的調査「エンプロイヤーブランドリサーチ日本版」を公開。転職動向やAIの影響の課題など、働き手から選ばれる組織となるためのポイントを考察

総合人材サービスを提供するランスタッド株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 猿谷哲)は、5月30日より、現代の働き手が雇用主に対して求める魅力・価値を検証した「エンプロイヤーブランドリサーチ2024 日本版」をホームページ上で公開いたします。世界約17万3千人の回答者と6,084社の企業を対象にした独自調査の日本における結果をまとめたもので、日本では約5800人が回答しました。雇用主としての魅力の判断基準や転職の動き、公平性やAIの影響における課題など、働き手から選ばれる組織となるために参考となるデータを提供しています。



転職の理由 インフレ補償の不十分さ33%、ワークライフバランスの改善が30% 定着率を高めるには?
過去6か月以内に転職した人は10%と昨年を4ポイント上回っており、慢性的な人材不足のなか、どのように人材を定着させるのかが課題となっています。転職理由は昨年に続きインフレ補償の不十分さが1位となっていますが、補償を受けていない人の方が転職を考える傾向にあるわけではなく、従業員の定着率を高めるには、インフレ補償だけでは不十分であると本レポートは指摘しています。とくにミレニアル世代はワークライフバランスの改善を求めて転職する傾向にあるため、30代を引き留めるには、ワークライフバランスの改善を真剣に考慮する必要があります。

5人に1人が自身をマイノリティと自認、 全体の3分の2は公平に扱われていると感じていない
[画像1: https://prtimes.jp/i/4185/213/resize/d4185-213-93107f23796270570a2d-0.png ]

日本の働き手のうち、雇用主がすべての公平性基準で期待を満たしていると感じている人は、3人に1人に届かないという結果となっています。また、日本の働き手の5人に1人が性自認、宗教、障がい、または民族性などの要因により、マイノリティと自認しており、そのうち40パーセントはそのことに起因する思われるキャリアアップの妨げに直面したことがあると回答しています。雇用主は公平性(エクイティ)の実現に向けて対策を講じる必要があります。



AIが仕事の満足度に与えると思われる影響について 肯定的34% 否定的7%
AIが自身の仕事の満足度に及ぼす影響について否定的にとらえている人は7%にとどまっており、大半が仕事の満足度に影響は与えないと思われると答えています。世代別ではZ世代が最も肯定的な見方を示しているものの、AIの影響について現時点では無関心な人が圧倒的多数でもあり、雇用主は、AIの導入が好意的に受け止められるよう、これらの従業員のモニタリングを行うことも推奨されます。

マーケティング&ブランドコミュニケーション本部長 中山悟朗のコメント
[画像2: https://prtimes.jp/i/4185/213/resize/d4185-213-1595bb8eb40d75f0ea72-2.jpg ]

日本の働き手が求めるニーズは、過去2年で大きな変化がなく、快適な職場環境とワークライフバランスが、給与・福利厚生の次に僅差でランクインしています。変化がないということは、逆に快適な職場環境とワークライフバランスが一時的なニーズではないことがわかります。快適な職場環境とは、オフィスや設備のハード面だけではなく、上司や横との関係性、透明性、また有休の取りやすさなどのソフト面も含んでおり、給与・福利厚生以外にもいかにこの情報を伝えていくかが、今後ますます重要になってくると思われます。また、AIが仕事に与える影響をほとんどの人が肯定的にとらえられていることも注目です。

「ランスタッド・エンプロイヤー・ブランド・リサーチ2024国別レポート(日本版)」は 下記から日本語版、 英語版(オリジナル)ともに無料でダウンロードできます。           
https://services.randstad.co.jp/download/ebr/countryreport/


■ ランスタッドの会社概要
[社  名] ランスタッド・エヌ・ヴィー
[設  立] 1960年10月
[代  表] サンダー・ヴァント・ノールデンデ、ホルヘ・バスケス
[所 在 地] オランダ
[従業員数] 46,000人
[売  上] 3兆9,949億円(254億2,600万ユーロ) 2023年度実績(12
月決算)※)(人材サービス業として世界最大*¹)
[資 本 金]  7,384億6400万円(47億ユーロ) 2023年12月末時点
[事 業 所] 世界39の国と地域
[事業内容] 総合人材サービス
[URL] https://www.randstad.com/
(1ユーロ157.12円換算/ 2023年12月末時点)
*¹Staffing Industry Analysts 2022、人材サービス企業売上ランキングより


■ ランスタッドについて
ランスタッドは、世界で最も公平で専門性を備えた人材サービス会社になるというビジョンを掲げる人材業界のグローバルリーダーです。人材不足の世の中にあっても、人材に寄り添う真のパートナー(Partner for talent)として、4つの専門分野(オペレーショナル/ プロフェッショナル/ デジタル/ エンタープライズ)を通じクライアント企業が成功するために必要な、高品質で多様性に富んだ柔軟な労働力の実現を支援します。また人々が有意義な仕事につき、それぞれが適切なスキルを身につけ、職場に目的と居場所を見出す手助けをします。ランスタッドが創造する価値を通じて、誰もにとってより良い、より持続可能な未来の実現に貢献します。

オランダに本社を置くランスタッドは、39の国と地域(市場)で事業を展開しており、約40,000人の社員が働いています。2023年には、200万人の人々の就職を支援し、254億ユーロの収益を上げています。ランスタッドN.V.はユーロネクスト・アムステルダムに上場しています。詳細は、ウェブサイトをご参照ください。 www.randstad.com

■ Award/表彰ほか
Great Place to Work(R) Institute Japanより「働きがいのある会社」に2年連続認定(2023年9月)

LGBTQ+に関する取組み評価指数「PRIDE指標」の最高位「ゴールド」を3年連続受賞

ランスタッドNVとしてダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・ワールド・インデックス(DJSI)
 プロフェッショナルサービス部門 9年連続選出(人材サービス企業として唯一)

「D&Iアワード2023」より最高評価のベストワークプレイスに2年連続認定 (2023年12月)



■ ランスタッドのホワイトペーパーとコンテンツ
ランスタット゛・エンフ゜ロイヤーフ゛ラント゛2023 https://services.randstad.co.jp/ebr

ランスタット゛ワークモニターレホ゜ート (下記のリンクよりダウンロードいただけます)
https://services.randstad.co.jp/download/workmonitor/2023-form

ランスタット゛法人向けフ゛ロク゛「WorkforceBiz」https://services.randstad.co.jp/blog

ランスタット゛個人向けコンテンツサイト「キャリアHUB」https://www.randstad.co.jp/careerhub/




企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください